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実証実験モデル、YAMAHA E01に思うこと

こんにちは、乗って参りました。

すでに販売できるレベルでありながら、あくまで実証実験モデルであるというのが渋いところですが、結論で言うと、楽しいです。

YAMAHA E01は何がしたいの?

これは1955年から車体開発をやってきて、1991年からEVの開発をしてきたヤマハが、「NMAX125をEVにしたならば」そして「とことんEVの良さを引き出す」というテーマで開発したものです。

メーカーとして、ガソリンと電気の割合はどう考える?

全てを電気にしたいとは思っていない、ガソリン車と電動をそれぞれ提供し続けたい、そうです。

楽しかったので電動だけでいいような気もしますが、そう言いながらも、例えば最後のガソリンYZF-R1を買っておきたい気持ちがありますが、ここは「最後のガラケーを買っておこう」なんて言うのと似ているのかもしれません。

まだまだインフラの整備が必要な段階なので、それでノスタルジーでガソリンにしがみつこうとする自分なのか、やっぱり別腹で両方欲しいのか、正直まだわかりません。

メーカーとしても、ユーザーにとっての最適な航続距離と最適な充電方法の組み合わせは分かっていない、と言います。まだ探り探りの中で生まれてきた、いわば電動のNMAX125がこのE01。

その段階のものとしては、素晴らしい仕上がりでした。

ちなみに、航続距離は104km。これはコミューターなので十分ですが、ツアラーならば200kmは欲しいところ。ただ、圧倒的静粛性はクセになります。普段と同じ景色と風が100倍は美味しい。

プレス向け資料を共有します。


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どういう内容かは動画で説明しますが、ここでは全スライドをお見せします。


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