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「モチベーション革命」今の世代はどんな時にやる気を感じているのか❗️

皆さんこんにちわ!以前モチベーションを題材にし記事を作成しましたが、今日はこの「モチベーション革命」の記事を作成します。というのも私自身がそうですが、このモチベーションの源が年々変化していることに気づきます。10年前は寝る間を惜しまず夜中まで働き、飲みに出てエンジョイすることが楽しかったですが、今は少しその行動にも変化を感じます。又、今の20代はどんな時にやる気を感じているのか考えてみたかったこともあり今日はこの話題を記載することにしました。ぜひ最後まで読んでくださいね。

若い世代のモチベーションが変化している

現在、若い世代が何のために頑張るのかという「働くためのモチベーション」が大きく変化していると言われています。具体的に言うとモチベーションが今の30代以下と団塊世代以上では全く異なるということです。団塊世代以上の人々は、

「無いものをいかに埋めるか」

それが最大のモチベーションだったと言われており、自分が働けばエアコン・テレビ・洗濯機あらゆる生活を豊かにしてくれるものが手に入る。そういう時代でした。達成しても達成しても枯れることのない欲望に支えられていたのです。欲望を持ち続けることが成功への条件だったのです。

その根本にはモノがなかった。豊かではなかったことへのコンプレックスがあると言われています。そのコンプレックスをバネにして輝くのが上の世代の美学ということです。

一方で30代以下というのは生まれた頃から既に何もかもが揃っている状態でした。あらゆる電化製品が一家に一台揃っていて、インターネットやパソコンなど生活を豊かにするものが生まれた時から既にあるわけです。だからモノや地位などを干して頑張ることがないのです。埋めるべき空白がそもそもないとうことです。

このように何もなかった世代と既に何でもある世代、これらの間にモチベーションの決定的な違いが見られるのです。30代以下の若者にとって最も犠牲にしたくないものは【自分の時間】です。

出世のために飲み会に無理やり連れて行かれるぐらいなら出世なんてしなくていいから

”家に帰って家族と過ごしたい”

”友達と楽しく過ごしたい”

なぜ大事なものを犠牲にしてやりたくない仕事を優先させなければならないのかがわからないということです。

一方、団塊世代以上の人々は、自己成長と社会貢献が繋がっていた世代です。世の中の空白を埋めるように仕事をしてきた世代なのです。国や社会を動かして支えていくという大きな枠のために彼らは働いていたのです。

それに対して若い世代のモチベーションは家族や友人や自分という小さな身近な枠で作られています。なぜなら上の世代がある程度社会をすでに作ってしまったので若い世代はすでに作られた社会の上に立たされており、大きな枠組みはもはや変えることができないのです。

それならば小さな身近な枠を大事にしたいという欲求が高まり、そのように生きていくわけです。何かを達成することにそれほど心を動かされない若い人たちです。それは社会に出たらあらゆる業界であらゆることが既になされていて、

”今から何かの分野でパイオニアに何てなれるわけがない”

だから達成することというのを重視していないのでです。そんなことよりも

”自分が頑張る意味が持てるもの”や、

”自分が好きな人たち”と、

”とことんハマることを重要視”する。

”金銭や物理的な報酬”とは関係なく、

”自分の好きなことを追求する”

出世のためには残業する気にはなれませんが、好きな友達とお気に入りのアイドルのライブを助けるボランティアスタッフとしてならば朝まで喜んで働いていられる。

そういうモチベーションで今の若い世代っていうのは動いているのです。今の若い世代がどういうモチベーションを持っていて何を大事にしているかということを理解することはこれからの世の中で人を動かしたり協力したりする上で極めて重要です。

”お金あげる””地位を上げる”と言って餌を撒いてももう若い人はくいつかないのです。”やりがいをあげますよ”という会社にみんな行きたがるのです。

幸せには5の軸がある

長年心理学においては人の幸せというのはひとつの軸しかないと言われてきましたが、ここ数年で一つの軸にはまとめられないということが分かってきています。幸せの形は多様であるという考え方が今では一般的になっているのです。そこでアメリカ人の心理学者が唱えた人の幸せは5種類に分けられるという話を深掘りしたいと思います。

幸せには次の5種類の軸があると言われています。

①達成:上の世代の幸せの源とされていたのがこの達成です。与えられた課題をクリアしたり、誰もできなかったことを成し遂げたりする時に感じる幸せのことを指します。

②快楽:これは単純に言うとドーパミンを感じることす。ハンバーガーを食べたら幸せな気持ちになれるとか、好きな人と抱き合うことで得られるといった幸福感のことです。もちろん個人差はあるかと思いますが、昔の人たちは仕事で目標を達成し、ワインとか美女を侍らせるといった快楽を求めてのです。この達成と快楽という二つが団塊世代以上の人々が求めるものだったと言われています。

一方若い世代はこの後説明する3つの幸せを重視すると言われています。

③良好な人間関係:別に何も達成しなくてもいいから好きな人と笑顔で生きていければいいという幸せ。

④意味あい:自分がやっている仕事が大きな文脈の中で誰かに貢献できている、さらに言えば自分の大切な人のためになっていること。これを実感できることが若い世代の幸せなのです。

⑤没頭:自分が行う全ての作業に基準を設けてその中で成長し続けるというのが没頭です。若い世代はやりがいのある仕事に没頭することによって幸福を感じるのです。

まとめ

この本で紹介されているのはモチベーションの源です。間違えてはいけないのは源を見失わず、その人を目指す方向に導いてあげることかと思います。やる気は大切ですが、そればかりを考えていては成長はありません。

その人のやる気の源ををエンジンに例えるならば、そのエンジンを大きくしてあげることが年長者の仕事です。

時として意味のないことや理不尽なことにぶつかることもありますが、その時にどう感じどう行動できるか、そして何よりもその人がどうなりたいのかを察することが重要ですね。...それが一番難しい...ということを結論にし、本日の記事を終了いたします。ありがとうございました。





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