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金のためにワインを学ぶ!

日経平均4万円台突破し、1ビットコイン1000万円に到達。
失われた30年が遂に終わろうとしています。

デフレからインフレへの変革。
貯蓄から投資へ。国も新NISAを推奨しています。
インフレ時代は投資が必須。
そこで僕は「ワイン」に投資します。

僕は40歳、料理人歴20年、ごく平凡なサラリーマン料理人です。
コロナで収入が減った事に危機感を覚え、お金の勉強をして、FP3級の資格を取りました。
なので金についてもプロの端くれ・・・
投資、円安、インフレなど基本的なことは理解しています。(超ざっくりですが・・・)

ぶっちゃけ、金がないと全てただのきれいごとです!
そしてきれいごと言っているだけの人はウザイので、誰も相手にされなくなります。

そうなりたくない!でも僕はそうなりかけています!

だから僕は金を増やすために「ワイン」を学習しようと決めました。
今回は「投資」という目線から今後の目標を話していきたいと思います。

凡人コックの戯言ですが、将来に何となく不安なアラフォー世代の方には、何か考えを改めるきっかけになれるかもしれません。

新NISAに積極的にはなれない理由


ざっくりとNISAは毎月決まった金額を積み立てて、長い目で見た時に、ほぼほぼ100%の確率でリターンが得られるもの。
投資資金による利回りでゆっくりと時間をかけ、複利の力で大きくしていくという事です。

なので考えるべきことは、毎月ある程度額を入れ続けられるのか?
という事。

僕の若干生々しい話をしますと、
現在の給料から生活費を抜くと、雀の涙ほどの金額しか投資に回せません。

教育面については、2人の子供(11歳と7歳)がいます。
今はさほど子供にお金はかかっていませんが、大学に進学するあたりの7年後には一気にお金がかかってきます。
さらにその4年後にはもう一人その段階に突入。

子供が大学に行くのかはわかりませんし、教育制度が変わり、もう少しマシになることはあるかもしれませんが、どちらにせよ莫大なお金を用意しておく必要があるのが現状。

さらには住宅面について、現在は妻の実家にお世話になっています。
ずっとこのままという訳にもいかないような感じです。

そこに向けて何もしていない訳ではありませんが、まあ全然足りません。
なので僕の場合は、自分の老後の心配などしている前に、来るべき7年後までにどうにかして今よりも収入を上げる必要がある。

少額の積み立てNISAを7年やってもそこの解決にはならない。
まずすべき投資は積み立てNISAではなく、もっと短期的で直接的にリターンが期待できるものにすべきだと思っている訳です。

ワインの資産性について

ワインとは、富を象徴する飲み物です。
そして当たり前ですが、昔のワインはもう作ることが出来ません。
つまり資産性があるもの。

日本や中国が高級ワインの消費大国になったのも、味というよりは「成功者の証」が欲しかったという理由です。

今後最大の人口の国、インドや、アフリカが豊かになっていけば、高級ワインを飲みたいとなる。
ワインの需要は爆発的に伸びることはないかもですが、落ちることはないし、これからも求められ続けるものだと思います。

飲食店におけるワイン


僕は日々料理を作っていますが、料理には資産性がありません。
ひとつの料理を作るにも想像以上の手間がかかり、やっと出来たものは、お客さんの皿の上で一瞬で消えてなくなります。
(それが良いんです・・・これは料理人としては本音です!)

しかし、飲食店はより多くのお金を落としてもらう事を考えないといけない。
そういった点からもドリンクが重要になってきます。
店によって違いますが、ざっくりワインの原価率は50%ほど。
現場でやることは開けて注ぐだけ。
しかも価値あるビンテージワインはしっかり管理すれば、価値は年々上がったりもします。
金の観点から、飲食店においてドリンクの知識は必須です。
ワインは魔法がかかった飲み物なんて言われたりもしますが、そういう意味でまさに魔法の飲み物かもしれません。

つまり、飲食の仕事を20年やってきた僕にワインの知識があるのならば、それ以外の業種の人よりも、圧倒的に意味のある事なのです。

料理人としての延命


19歳から本格的に料理の世界に入り、がむしゃらに働いてきました。
仕事の覚えが悪く、手先も不器用で人より劣っているところばかりで本当によく怒られていました。

だけど、自分でも、これは人より確実に優っているなと感じているところが体力でした。

20代、30代壮絶な激務でしたが、なんとかやって来れたのは、なんだかんだ体力があったからというだけの事なのかもしれないと思っています。

しかし、今年40歳になりました。
僕の唯一のストロングポイント、体力はゆっくりと失われてきています。(キープするための努力はしているぞ!)
それに家族の為にも、無茶苦茶な働き方は出来ない。

僕はこれからも、料理人としてやっていきたいと思っています。
しかしその価値は、体力の低下とともにどんどん下がる。
今までになかった新たな知識も仕入れていかないといけないと思っています。
価値が下がって、収入が上がる訳ありませんからね。

最大の問題点


最大の懸念点はぶっちゃけ、ワインがそんなに好きじゃないってことです。
アルコールも激よわ体質です。
幼少時代を振り返っても、父親はお酒が大好きで、よく飲んでいましたが、ワインを飲んでいるところは全く思い浮かびません。(500mlの発泡酒と焼酎しか思い出せない!)

それに完全な偏見ですが、「ワインについて語る会」みたいなのは、まあ全然魅力的には思えないし、全く行きたくありません。
(行ったこともないのにすみません!)

ーーー

しかし今は、ワインについて少し良い印象になってきています。
それは19年間勤めた中国料理からビストロに転職した事です。

中国料理とワインって「味」という観点からすると、やっぱり合わないと僕は思っています。
中には合うものもあるとは思いますが、それはワイン通の上級者がやることであって、そもそも好きじゃない僕からしたらやっぱりビールか紹興酒です。

が、今勤めているビストロの料理は純粋に「味」という観点で、ワインもありだなって…ちょっと思います。

自分の経験からもそうですが、最初は何でもおもしろくないものです。
でも出来るようになったり、わかってきたりするとおもしろくなってくるものです。

世界中に愛好家がいるワインの世界は絶対に奥が深い。
その入り口までいければ、多分自然とのめり込んでいくんじゃないかなと自分自身に期待しています。

今はワインが好きでもなければ何も詳しくない。
そして何も楽しくありません!

変に好きそうな振る舞いをするのではなく、正直に。
今はそれでいいと思っています。

僕は投資として、金のためにワインを勉強します!

ーワインを学ぶ3つの理由まとめー
①ワインの需要は今後も落ちない(むしろ上がると思う)
②飲食業に20年勤めている事で、その価値にブーストがかかる。
③料理人として成長し、延命する。

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