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ありがとう!コロナウイルス!そしてさようなら!

約3年3ヶ月猛威を振るったこのウイルスに僕は感謝をしています。

何故か?
それは僕を大きく変えてくれたからです。
それがいいか悪いかはわかりません。
しかし間違いなく39年の人生に大きなインパクトを与えました。

「コロナで命を落とした人もいるのに何言ってんだ!」
「経営が傾き、店や会社が潰れてしまって、苦しんでるのに何がありがとうだ!」

このタイトルを見てそんな声が聞こえてきそうです。
あなたもそう思ったでしょうか?

2023年5月8日、コロナウイルスが5類になり、いわいる風邪と同じ扱いになりました。コロナウイルスは終わりました。

コロナウイルスが僕に教えてくれたもの2つの教訓
①世の中いつ、どうなるかわからない!変化しろ!
②複数の収入を持つことの重要性

私は19年間、飲食業で働いている会社員です。
とりわけ腕がいいわけでもない、それなりのサラリーマンコック。
毎日の長時間労働に疲弊していました。

平凡であるが故、現状にしがみつくしかなかった僕。
何も踏み出せない僕。
しかし2023年の現在、転職を決断しました。
約5ヶ月経った今、この決断ができて本当に良かったと思っています。

その最初のきっかけを僕に与えたコロナウイルス。
今回はそこから得た学びを、実体験から書き残したいと思います。

これからの人生を大切にしていきたい!
多くの同じような境遇の方にも、何か感じてもらえることがあるのではないか?
そんなふうに思っています。
最後まで読んでくれたら今の自分を振り返るきっかけになってくれたら嬉しいです。

人生初めての副業経験

コロナ第1波が襲来した2020年7月・・・
僕はAmazonで4000円の買い物をしました。
買ったものは料理を運ぶためのデリバリーバッグです。

僕はウーバーイーツの配達員に登録しました。
何故か?
それは生活費が足りなかったからです。
幸い、自転車を会社通勤で使っていたのでバック代だけではじめられました。

本業のレストランで営業の制限を受け、自宅待機を余儀なくされ、収入が6割ほどになってしまっていました。

一時のことならいいけど、これは果たしていつまで続くのだろうか?
妻はいつも不安そうな顔をしていました。

どうしたらいいだろう・・・スキルなんて何も無い・・・
でも本気でまずいな!と思ったらすぐにできることがあるな!と気付きました。

よし!やってみよう!というよりは、そうするしかなかった・・・
という気持ちでとりあえず人生初めての副業をスタートさせました。


ウーバーイーツスタート

初めてみると意外と楽しかった。
配達するとその都度スマホに報酬が表示され、なんだかドラゴンクエストのレベルあげをしているような感覚でした。

また、注文が集中する場所に魚群探知機のように色が変わり、その中で配達すると報酬が加算される。(ブースト機能)
特定のノルマをクリアすることで発生する追加報酬が得られ、(クエスト機能)ゲーム要素満載!

時間帯、曜日、天候を意識し、どううまく立ち回るか?
気づけばこのゲームにのめり込んでいました。
ランチ時の2時間で5000円くらい稼げたこともありました。

そんなこんなしてるうちに東京の地理にも詳しくなってきました。
「日本橋と上野ってこんなに近かったのか・・・」
「湯島の坂ってきついな!」
地下鉄でよく見る駅名の場所と場所の関係性が見えてきて、それも僕は楽しさの一つでした。

2020年の夏、僕はとにかく自転車をこぎまくり、東京中をかけ回っていました。


2020年夏の稼働記録
1週間ごとに報酬が振り込まれることも嬉しかった。

副業がもたらした気持ちの変化

本業を制限され、4割ほど減ってしまった給料をウーバーの配達によって補填することができました。(むしろ少しだけ上回った)

自分としては何も変わっていません。
増えた休みを使って、別の仕事をする。
そして同じくらいの給料を稼ぐ。

しかし気持ちの面ではとても大きな変化がありました。

「最悪このコロナがずっと続いたとして職を失ったとしても、とりあえずウーバーやっとけば、しばらくは食いつないでいけるな。」

もちろんウーバーだけでやっていけるとは思いませんでした。
「しかし、延命できる手段が自分にはある」
ということが、これほどまでに気持ちを楽にさせ、自分のメンタルに影響することなのかと改めて実感したのです。

初めてウーバーの報酬を妻に渡した時、安堵の表情は忘れられません。
ギスギスした空気が温和になりました。

精神の健康を保つために必要なもの、家族円満に生活するために必要なもの
「お金」
改めてこの現実をパンデミックによって突きつけられました。

誰もが予想しないようなことが起こる。
今までの常識があっという間に崩れる。
何かに依存せず、複数の選択肢を持てるようになることが重要だ。

これがコロナから学んだ教訓でした。


転職をした今思うこと

そこから僕は少しずつ行動を積み重ね、転職する決断をすることができました。

(そこからの行動の記事はこちらです。併せて読んでもらえたら嬉しいです。)

転職して間も無く5ヶ月が経過する今、私は一言でいえば転職に成功したと心から思います。
仲間にも恵まれ、自分の時間も増えました。何より子供たちと過ごす時間も増えたことに大きな喜びを感じています。

だからと言って、これがいつまでも続くとは思いません。
時代は変化します。
心地の良いところに定住することは、少しずつ後々苦しくなってきます。

今は転職先に貢献できるように、力を注ぐことが第一だと思っています。
しかしそれと同時に、今後より複数の選択肢を持てるようにする為に、すべき事は何か?

何を頑張るべきか?
そして何を頑張らないようにしないといけないのか?

この辺りをぼんやりと考えながらを日常を大切に過ごしていきたいと思います。








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