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note勉強会にいってみた

広報担当として会社の公式noteをはじめたばかりの頃、いったいどんな記事を書けばよいのかと迷走していると、運営会社である株式会社ピースオブケイク主催の勉強会を見つけたのでさっそく参加してきました。講師はディレクターの平野太一氏です。

クリエイター想いのnote

冒頭ではnoteがどのような仕組みで、いかにクリエイターに寄り添ったプラットフォームであるかを次のようにご説明くださいました。

● noteはクリエイターのための場である。
● ”書くこと”に集中できるよう極力シンプルなインターフェースにしている。
● 広告やランキングはなくそれら以外の形でクリエイターが収入を得られる仕組みをつくっている。
● 出版社でいう編集者のように、プラットフォーム上でクリエイターに向けてお題を提案している。
● 外部連携を拡充し、クリエイターの活躍の出口を増やしている。

オススメ記事は一日一万本も公開される記事の中からスタッフの方が片っ端から記事を読んで選んでいるとのこと!頭が下がります。

そしていよいよnoteの書き方、『創作で大事なこと』のお話です。

テーマを明確にしておく

読まれるためには「誰に向けて/何を書くのか」を意識し、発信を通じて信用を蓄積することが重要。

何を書きたいか、どんな人と繋がりたいか、どんな人に読まれたいか。はじめにしっかり旗を立ててテーマを決めておくと、筆者も読者も迷わない。

タイトルの重要性

タイトル次第で読まれるか決まる。
とにかくタイトルは具体的に。そして15~25文字以内におさめること。広告のキャッチコピーのようなタイトルよりも、具体的で先に答えを見せている記事の方が中身を読んでもらえる。

25字以内というのはSNSでシェアされたとき表示できる文字数だから。
冒頭部分とセットになるタイトルだとなお良い。

冒頭は大切に。

なぜ書いたのか?筆者はどんな人物か?何が書かれているのか?を丁寧に説明すること。
あなたが誰なのか知らない読み手にもわかるように書くことが大切。

冒頭で読み応えがあると思わせられると読了率が高い傾向にあるそう。

1記事1テーマ

日記のようにあれこれ書いてある記事よりも、一つのテーマに絞って純度を上げた記事のほうが読まれやすい。言うまでもないがタイトルに沿わない内容は書かない。

書く側として、何(テーマ)が書きたいのか。
読む側に対し、なぜ読むか。読むとどうなるか。を明確にしておくとよい。

改行、ひらがなはこまめに

noteユーザーの読み手はほとんどがスマホからのアクセスです。
2019年夏時点でのユーザーのスマホ:PC比率は8:2とのこと。

PC画面では見やすいと感じても、スマホ画面で見てみるとPC表示の倍になってしまうため、ちょっと多すぎるかなと思っても、3~4行で改行するとよい。これは繰り返しおっしゃってました。

またひらがなを多くする、キャッチ―な一文を入れる、太字を効果的に使う、などの点を気をつけるとよい。
ボリュームの多い記事も余白が多いと文字数が少なくみえるため読みやすくなります。

見出し画像も忘れずにいれる

画像があるかないかでタイトルから想像される印象がかわる。
またSNSでシェアされた時、目に留まる画像は読まれる記事となりやすい。みんなのフォトギャラリー機能を活用するのもよい。

アレンジ機能

スキ/フォロー/サポートしてもらったとき、画面に表示されるリアクションは設定から自分でアレンジができる。
読者に向けたお礼ができるクリエイターの個性の見せどころ。スキを押す読者がちょっと楽しくなる機能です。

ハッシュタグについて

インスタグラムではハッシュタグの重要性は高いですが、noteではそこまでタグ検索がされないようで、1記事に4~5個つければよい。タグよりもタイトルと冒頭を重視する。

いちばん大事なこと

さまざまなTipsを教えていただいた最後に一番大切なことはこの二つだと教わりました。なかなか難しいことですね!

●創作を楽しむこと
●発表し続けること

セミナー後もたくさんの質問に答えてくださり、参考にするとよい記事やクリエイターさんたちをご紹介してくださいました。

ピースオブケイクさんのnoteにかける熱い想いがひしひしと伝わってくる、大変有意義な1時間でした。もしもこの記事を読んくださったあなたがnote勉強会への参加を迷っているとすれば、ぜひぜひオススメです!

最後まで読んでくださりありがとうございます。 サポートいただきましたら、ますます精進いたします!