見出し画像

【主婦勉!】JRAのCMでもやもやしたくない~G1レース@阪神競馬場①~

さぁさぁやって参りました関西。
阪神と京都。

どっちを先にやろうか悩んだんだが、
なんとなく京都の方が
大きいレースが多い気がするのと、
去年から改装中ということを知ったので、

いろいろとややこしくなさそうな
阪神の方から先に調べようと思う。

という訳で、阪神競馬場。

阪神ときいて、私みたいなど素人は
ははーん、大阪。と素直に思うわけですが、
ところがどっこい、
あるのは兵庫県でございます。
しょっぱなからやられました。

阪神は”大阪神戸”なんだから、
兵庫も指していてしかるべきなんですけど、
やっぱこの辺の感覚は
実際住んでないとボヤけますね。

ちなみに競馬場があるのは宝塚市です。

宝塚、すごいね。
歌劇団あって、競馬場があって、
手塚治虫記念館もそうでしょ?
ここも行かなきゃなぁ…
ああ、行かなきゃいけないとこが
たくさんありすぎて困っちゃうよ…
コロナでしばらくまだ行けなそうだけど…

とここまで書いたところで、
「まさか…」と思って調べたら、
うっそ!阪神タイガースの本拠地って
兵庫県西宮市なの!?大阪じゃないの!?
てかそうか!甲子園って西宮か!兵庫だ!
ひゃー!大阪だと思ってたずっと!
だって阪神優勝したら、
みんな道頓堀に飛び込むじゃん!
えー!あぶなっ、調べて良かったー!
まさか阪神競馬場に
こんないろんなこと教わると思わなかった笑
これから”阪神”って聞いたら気を付けよう!


という訳で、競馬場の方は、
2006年に大改修が行われて、
国内最大級のスケールになったんだそうだ。

芝コースには外回り・内回りがあるそうで、
外回りの直線は約470mなのに対し、
内回りの直線は約360mと大きく異なる。

この外回りの直線約470mは、
新潟、東京に次ぐ長さで、
右回りの競馬場の中では
日本で一番長いんだそうだ。

また芝外回りの1周の距離が
2089mというのも、日本最大。

そして施設としては、
パドックという、走る前の馬を見る場所に
屋根がついているのが特徴的で、
これは日本で唯一なんだそうだ。

桜花賞の時期には、
文字通りコース沿いに桜が咲き乱れるようで
馬と桜ってなんでこんな親和性があるんだろう?
すごくしっくりくるよね…と思ったけど、
そういや馬肉のこと
「桜肉」っていうんだった。

何でだろう?と思って調べたら、
桜の季節が一番脂が乗ってておいしいとか、
獣肉禁止の時代に隠語として使われていたとか
肉の色が似てる…とかいろいろあるらしい。
まぁそれはいいか。

阪急今津線 仁川駅から徒歩5分。
専用地下道、専用通路があるらしい。
専用地下道...  競馬場の本気…
雨でも行ける...

ちなみに阪神淡路大震災の時には
阪神競馬場も
コースに亀裂が走ったり、
パドックの屋根が傾いたりと、
大きな被害を受けたそうで、
再開できたのは
震災から11か月も経ってからだったそうだ。
それぞれの場所に震災の記憶があるんだなぁ。

そんな阪神競馬場でのレースを
調べていこう。

【4月】大阪杯

コース:芝
距離:2000m
年齢:4歳以上
1等賞金:1億3500万
2021年開催日:4月4日(日)15:40

1957年に「大阪盃競争」として創設。
その後「サンケイ大阪杯」→「産経大阪杯」と
名称が変更になったり、
距離や時期などの変更も経て、
2017年に今の「大阪杯」となった。

G1で4歳以上のレースは5つ。
★高松宮記念→1200m(短距離)
★フェブラリーS、ヴィクトリアマイル(牝)
 →1600m(マイル)
★大阪杯→2000m(中距離)
★天皇賞(春)→3200m(長距離 )

これらを見ても、
実質的に4歳以上の馬の
中距離最強馬決定戦、
という理解で良いのではないかと思う。

ちなみに、
大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念の
3連戦を「春古馬三冠」として(全部関西)
3連勝した陣営には特別ボーナス、という
制度が設けられているそうだ。

これは、春競馬の盛り上げや、
強い馬が海外遠征に行ってしまって、
日本のレースが劣化することを防ぐため
などの理由があるそうなんだが、
実際今までこの三冠に輝いた馬はいないらしく
有名無実化してんじゃないかしらなんて
素人は安易に想像しちゃう訳で。

ちなみに
天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念で
(全部関東)
「秋古馬三冠」というのもあるらしく、
これも2004年を最後にその後
達成している馬はいないみたいで、

これらの三冠を達成すると
日本の馬だと2億とかの特別ボーナスを
もらえるらしいから
それはそれで魅力だろうけど、
無理による怪我とかなんとかいろいろと
天秤にかけた時に、
果たして目先のボーナスなのかどうなのか
的な判断はあるんだろうね、たぶん。

というかそもそも両方とも、
達成できてる馬がほぼほぼいない時点で
制度としてどうなんだという気もする。
(外野の人間がペラペラとすみません。)

【4月】桜花賞

コース:芝
距離:1600m
年齢:3歳・牝
1等賞金:1億500万
2021年開催日:4月11日(日)15:40

3歳牝馬による、人生一度きりのレース。
「牝馬三冠」と呼ばれている
桜花賞、オークス、秋華賞の中の1つで、
その最初となるレースなので、
その栄誉を手にするためには、
まずこれに勝つことがマストである。

ちなみに、このレース5着以内に入ると
オークスの優先出走権が与えられる。

1939年に創設された時は中山競馬場で1800m、
戦後に京都に移り1600m、
1950年に今の阪神での開催となり、
「桜の女王決定戦」として、
乙女達のマイル戦が定着した。

3歳春先の牝馬というのは、
人間でいうと高校生くらいらしく、
まぁ多感だわね。
そんな乙女たちが桜の中を駆け抜けていくって
なんかいいね。青春!って感じ。

でも多感だからこそ
"バチバチ!!"ってこともあり得るわけで、
それなりに波乱などもあるんでしょう。
なんかわかるよ、おばさんには。
若い頃思い出しちゃうな、とか言って
ついつい応援しちゃいそう笑

しかし昨今
桜の開花がどんどん早まっているから、
桜花をやってる4月2週目あたりは
もうほぼほぼ散ってんじゃないかと思って
ここ4~5年の桜花賞をyoutubeで見てみたけど
2018年は少し散り気味だけど
基本的に毎年結構綺麗に咲いている。
これ、すごいね。

寒い時はヒーターなんかで暖めて
開花を促すとかもあるかもしれないけど、
暖かい時に芽吹く蕾の開花を遅らせるとか
そんなこと出来るんだろうか。
いずれにせよたぶん造園の方々の
血のにじむような努力が
あるんだろうと想像する。

んー。ほんと何ていうか競馬に限らず
何事においても、
感動というものは、
いろんな立場のたくさんの人の努力があって
生まれ得るものなんだなとつくづく思う。

ちなみに、スタート地点から
しばらく続く直線沿いに桜並木がありますんで、
スタートからコーナー曲がるまでしばらく、
桜が楽しめます。
って、競馬好きの人はそれどころじゃないか笑