使える文化財コンテンツ 事例1 上杉謙信像

所蔵施設への申請なしに、無償で使える文化財のコンテンツが「JAPAN SEARCH」というサイトから検索可能であることをお伝えしましたが、ではいったいどんなコンテンツがあるのか、具体例を紹介していきましょう。

歴史のなかで人気が高いのは、やっぱり戦国時代。
そこで戦国武将で使える文化財コンテンツを紹介します。
今回は「上杉謙信」をみていきましょう。


画像図本拾遺 巻2「越後国林泉寺蔵謙信像」国立国会デジタルコレクション

上杉謙信の肖像画といえば上図のような法服を着たものが著名ではないでしょうか。あくまでこれはオリジナルの写しですが、この画像をグッズにして売ることは可能です。


芳年武者无類 弾正少弼上杉謙信入道輝虎  国立国会デジタルコレクション

大蘇芳年による謙信像。やはり戦場姿の謙信はカッコいいですよね。とても色鮮やかです。これも使っていいんです。


荒川吉五郎編『信州川中島烈戦記 下』の内 国立国会図書館デジタルコレクション

やっぱり謙信といえば川中島での武田信玄との一騎討ちの場面が絵になります。上図は明治13年(1880年)の本の中におさめられた挿絵ですが、一騎討ちの場面が見事に描かれています。これも使っていいんです。


秀雅百人一首「越後謙信」国文学研究資料館

ややキリリとした謙信像。頭巾がおしゃれです。個人的にはこの謙信像が好きで、自身のホームページのトップページのスライド2枚目に掲載しております。


『英雄三十六歌仙』「上杉弾正大弼景虎朝臣」 国文学研究資料館

頭巾で顔を隠し、尾のはえた鬼?の兜を着用した謙信像。手には竹をもっています。謙信は戦場での保存食として笹団子を考案したとか。笹団子の包装紙に使ってみてはと思う画像です。この画もなかなかカッコよくかけているのではないでしょうか。

いかがだったでしょうか。今回紹介した謙信像は自由に使えます。グッズや記事の挿絵、パッケージなど、さまざまな用途が進めば幸いです。

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