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日常生活で「意志のある小さな選択」=「投票」をしよう

突然だけれど、わたしは「もっと良い社会になったらなあ」ということを、普段からのんびり考えている。もっと良い社会というのはソフト面でも、ハード面でも、今困っている人が困らなくてのびのび暮らせる社会のこと。

だけれど、「もっと良い社会になったらなあ」と思っていたところで、社会は変わらないし、多分、ずっとこのままになってしまう。だけれども、自分のできることは限られているので、全ての物事について能動的に動いたりリーダーシップを取れるわけじゃない。

そんな時に思うのが、「すごくすごく小さくても良いから、意志を持った選択」をすること。


サステイナブルな商品を選ぶ、意志のある消費という投票

たとえば、ゴミを減らしたいなと思っていたら、出来るだけ包装のない商品を選んだり、「包装はいらないですよ」と声をかけたり、生産の段階で自然に出来るだけ付加をかけずに作っている商品を選んだり。

包装していない野菜を売っているところで買い物したりなどなど、買い物というのは、「いち消費者はこうゆう商品が嬉しいんですよ」という意思表示になるのだ。これは小さい一歩だけれど、小さな投票のように思える。お金を使った、資本主義社会の投票。


素敵だと思える経営者の元で働く、労働力の投票

また、労働力も、同じように考えられる。「労働力を提供する」というのは、その会社の利益をあげる、しいては社会における影響力を高めるのに協力しているわけです。

なのに、たとえば「パワハラな上司がいる」とか「経営者が性差別的な発言をしていた」というまま、そのままでいるのは、間違った方向に社会が流れていくのに協力してしまっていることになります。

なので、個人的には、「これはだめだ」と思った人や組織があった場合には、すぐさまそこから撤退する、というのはとても大切な「投票」のひとつであると思うのです。素晴らしい撤退です。

そんなふうにして、間違った人・組織の元には人が集まらなくなってくると、彼らは自然に方向転換をしたり、淘汰されたりしていきます。それは、社会を少しよくしていくことにつながっているのではないでしょうか。

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「小さな行動」も「ひとつの投票」と意識してみよう

そんなふうに、「小さいけれど、自分が良かれと思う方に行動する」人が増えてくると、わずかではあるけれど自然と社会ももっと暮らしやすい世界になっていくのではないでしょうか。


おわり

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