体の「冷え」を体感した昨年の冬。

こんにちは^^
最近、寒くなってよく体が冷えるようになったのですが、それで昨年の冬は苦労したことを思い出したため、記事にします。

ちなみに前回の記事はこちらです。

菜食生活に関する記事を書き始めたのが今年の夏頃で、すっかり忘れていましたが、昨年冬の11~2月は、手足がとても冷えていて、部屋に暖房を入れても手足がなかなか暖まらず、よく毛布に包まって過ごしていました。(※菜食を始めたのは昨年9月頃)

「手足が冷える」という感覚は、以前はあまり感じなかったもので、どちらかといえば、寒い秋冬でも薄着で過ごすことが多く、暑がりでした。ですが、菜食をするようになってからは、たくさん着こまないとベッドから出られないくらい、寒がりになっていました。

逆に、今年の夏は、以前は汗が止まらないほどの汗かきでしたが、高温になっても汗はそれほどかかず、「暑いけど、きつくないなー」と思うようになりました。ただ、クーラーが苦手になったため、クーラーが直に体に当たるときには上着を着るようにしていました。温度に対する体の感覚が見事に逆転していました。

寒がりになった理由としては、わたしが急激に体重が減ったので、その体の変化に慣れていないのもあると思います。ですが、それだけではないと思っております。

なぜかというと、当時食べていたものが、体を冷やすもの(陰性)を食べることが多かった、というのもあったからです。食べるものには、体を暖める陽性の食品と、体を冷やす陰性の食品があり、菜食生活に切り替えてから全体的に体を冷やす陰性の食品を食べがちになっていました。陽性の食品、陰性の食品の例は以下の通りです。(他にも色々とありますが)

陽性の食品
・牛肉/豚肉/鶏肉
・卵
・魚
・ゴボウ
・ニンジン
・醤油/味噌
・塩

陰性の食品
・ナス
・トマト
・ジャガイモ
・バナナ
・豆乳、豆腐
・白砂糖

菜食生活を始める以前は肉・卵・塩分を多く含むもの等、陽性の食品をたくさん食べていましたが、菜食生活に切り替えてからは、陽性の食品を食べなくなりました。一方で、肉を食べなくなった分、タンパク質を摂ろうとして、豆乳や豆腐など豆をよく食べるようになったり、時々、甘いものなどお菓子も食べるようになりました。そのため、「体が冷える食べ方」になりがちでした。

しかし、そのことに気づいたのは今年の夏です。夏にマクロビオティックに関する本を読んだことがきっかけで、単なる栄養だけでなく、体を暖める・冷やすなどの効果・効能もあるということに気づくことができました。(きっかけとなった本については以前に以下の記事で書きましたので、興味があればご覧ください。)

昨年の冬は、「急激に体重が落ちて脂肪も減って、体がまだ慣れていないのかな?」と考えていましたので、「冷え」に対しては、単に毛布に包まったり、たくさん食べて体温を上げようとしていましたが、今にして思えば、「体を暖める食べ方」をすれば、もう少し楽に過ごせたかもしれません。

というわけで、今年の秋冬は「体を暖める食べ方」をしていこうと思います。具体的には以下の通りです。

①水分の多い野菜は避ける(きゅうりやトマトなど)。
②暖かい土地で育ったもの(例:
ナス、ジャガイモ、バナナ)より、寒い土地で育ったもの(例:かぼちゃ、ごぼう、にんじん)を食べていく。
③豆は醤油や味噌など、発酵させたものから摂っていく。
(※豆は発酵させると陰性から陽性になる)
④白砂糖を使っているものなど、甘いものをなるべく避ける。甘いものを食べていくならば、サツマイモやかぼちゃなど、自然な甘みのあるものをできるだけ選んでいく。
⑤筋トレを行い、筋肉をつけて体温を上げておく。

※④については、白砂糖の代わりに甜菜糖を選んでもよさそうです。甜菜糖は寒い北海道から摂れる砂糖大根からできていて、その大根にはオリゴ糖が含まれており、体を暖める効果があるようです。なお、黒砂糖は白砂糖よりは陽性ではありますが、原料が暖かい沖縄から摂れるサトウキビからできていて、体をある程度冷やす効果があり、白砂糖よりはマシという程度です。

最近は上記のように①~⑤を心掛けるようになったので、寒さを感じることが少なくなったような気がします。体が徐々に慣れてきただけかもしれませんし、寒さはまだまだこれからだと思いますが、少なくとも昨年の冬よりは楽に過ごせるかな、と手ごたえは多少感じております。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
また何かあれば、記事にします。

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