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YOASOBI原作小説②「あの夢をなぞって」

YOASOBI楽曲の「あの夢をなぞって」の原作小説である
いしき蒼太さん著書の「夢の雫と星の花」を紹介します。
これは、YOASOBI小説集に収録されています。


⚠️ネタバレ含みます。

「夢の雫と星の花」のあらすじ

これは約100ページにわたる長編小説になります。
主人公は高校生の双見楓、そして一宮亮。
最初は女子目線(双見楓)側のストーリー。
双見家は代々未来を予知できる能力を持っている。
未来と言っても壮大なものではなく、自分の身の回りに起こる出来事。
自分が夢で見た出来事が実際に起こる事、即ち、予知夢の能力である。
ただ、実際に見た夢が実現しなかったら予知能力を失うと言われている。
7/27に突然、「好きだよ」と誰かから言われる。
誰なのか分からない。
しかし、昔から幼馴染である一宮亮の事は好きだった。
もしかして言われたのは一宮亮…!?
同じ高校のため双見楓はいつもドキドキしている。

今度は男子目線(一宮亮)側のストーリーに変わる。
同じく7/27に「好き」と隣りから聞こえる。
一宮家も同じく予知能力が出来るらしい。
双見家と同じように…
実現しなければ予知能力を失う。

同じ高校で2人はどういう展開になるのでしょうか。
7/27のとある花火大会の日、2人で花火を見ているが、お互いに好きなのは知っている。
夢でも実際に言っている。
しかし、相手が本当にどう思っているのか。
花火大会の前には予期せぬ出来事が起こり、夢ではなくなるかもしれない。
予知能力が失うかもしれない。
7/27当日、2人はどうなったでしょうか…

「あの夢をなぞって」歌詞全文

あの夢をなぞって

考察

この物語は長いストーリーで高校生の胸キュン青春ラブストーリーです。
ただ普通と違うのはこの男女とも自分の身の回りの予知能力が出来るという事。
それ以外は普通の高校生。
読んでて途中どうなるのかドキドキですね。
予知夢というのは実際に見た人、起こった人は居るのだろうか。
つまり正夢になるという事。
あまりそういう体験は無いですが居るんですかね~…
この主人公は幼馴染でどちらもお互い好きになっている。
しかし、なかなか想いを伝えられない。
こういう事は誰しもあるでしょう。
夢では実際に「好き」と言われていて現実もそうなるはずなのだが、夢と反する事をすると予知能力まで失ってしまう。
この2つが交錯してなかなか前に進めない2人。
7/27当日も色々と予期せぬ出来事が起こるが、どうなったんでしょうかね。
ドラマみたいですね。

ところで、予知夢を信じるか否かは人それぞれですが、あなたはこれからの未来は分かった方が良いですか。
これも人それぞれ意見は違うと思います。
私は、未来は分からない方が良いです。
未来は分かってたらこれから起こることが予測出来るから良いのですが、本当にそれが起こるのか起こらないのか、余計にそれを心配しないといけない。
あと、これから起こる未来が分からない方がこれからが面白くもありドキドキやワクワクの期待があります。
ただ、不安の方が多いとは思いますが。

この主人公2人はどうなったのか読んでみて下さい。
漫画にもなってます。↓

夢の雫と星の花

漫画の方が良いという人はこちらを。


因みに、「星の花」という花が出てきますが、
「星の花」とは和名で「ルリトウワタ(瑠璃唐綿)」。
ブルースターの花です。

ブルースター(星の花)
花言葉

最後に、「あの夢をなぞって」のMVを載せますので、聴いてみて下さい。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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