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【ロック糸の解き方】基本を知れば解くのも楽しい!

【基礎知識シリーズ】


ここでは、パタンナーが実践で学んだ、
縫製に関する、決して難しくない基本の内容をあえてもう一度まとめ直してシェアしたいと思います。


専門的に学んだ方はご存知の内容かと思いますが、趣味でハンドメイドを楽しんでいる方などに、少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。


今回は、ロックミシンの解き方を簡単にお伝えしようと思います。


ロックミシンをお持ちの方で、何らかのミスで解いた経験はありますでしょうか?


ミスをした際、どこの糸を切っていますか?


ロックミシンは、3本(又は4本)の糸から出来ていますよね。
(今回は一般的な綿だったので3本にしました。)


ロックは表と裏があります。




ぱっと見、表から見た時の振り糸(上ルーパー糸)にハサミが行きがちではないでしょうか?


ここを切ってしまうのはNG!
この糸を切ってしまうと、糸がバラバラになってしまい、取り除くのも大変で時間がかかります…。

では、どこを切るかと言うと…

短い距離であれば、切らない方法がベスト


その解き方を簡単にご説明します。
ご存知の方は聞き流して下さい。


【ロック糸の解き方】

⚫︎表から見て、1番左端にある糸をまず抜く作業をします。



⚫︎縫い終わりから3cmぐらいの所で目打ちなどを使い右側を引き抜きます。




⚫︎その糸を引っ張り、残りの左側の部分も全て引き抜きます。




距離が長い場合は一気に抜けないので、その時は途中で切り、引き抜く作業を繰り返して下さい。


これが全て抜けた状態。


ここまでうまくいけば後は簡単!

⚫︎残った糸を、同じく縫い終わりの方から引っ張るだけ。



糸がスルスルと抜けていき、あっという間に終了!



もしこの方法をご存知のない方は、覚えておくと良いと思ったので今回シャアしました。


ロックミシンは解き方を間違えると、糸が細かく切れてしまいとても時間がかかってしまいます。


この糸を抜く方法で解けば、逆に気持ちが良いくらいスルスルと解けます。

ロックミシンを扱う方は、是非、この方法をマスターして下さいね。

こちらの内容は、過去に無断盗用され、削除せざるを得なかった自身のブログらかの引用です。

※この記事の文章、画像は全て、無断転載をお断りいたします。
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