★【詩】ひまわり

Words written by kentaro fujita c(2009)

すれ違った夏の夕暮れ、あなたを追いかけて
ごめんなさいって謝って、ぎゅっと抱き寄せていれば
今でも、となりに居てくれたのですか?

夏に咲くひまわりが羨望するように
あなたはいつも元気でした
あなたは誰にも見せない 寂しい気持ちや、甘えたい本音を
強く見せなきゃと、笑顔の中に隠してた
もう、裏切られたくないからなんだよね?

強がっているあなたを理解していたから
なおさら、もっと苦しめて
心の闇を解き明かしておけば
あなたと、離れなくてもよかったのですか?
嫌われるのを覚悟して、あなたの心を開けばよかった

そう、夏に咲くひまわりも嫉妬するくらい
あなたはいつも笑顔でした
これは、僕の勝手な妄想だけど
きっと、あなたを理解してくれる人が、そばにいて
安心してるから 心配すること ないんだよね?

好きの大きさなら 誰にも負けないのに
今なら、きっと心に抱えた想いを受け入れられるのに
どこで間違ってしまったのだろう
 
最後に会った日、駅のホームであなたを追いかけて
二度と心を開かない、あなたを抱きしめていたら
あなたは、夢にならなかったのですか?

あなたの街には、今年もひまわりは咲いていますか?
I Miss You. See You Again.

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