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かな書道を学び始めたきっかけ

私は現在、かなを専門に書を学んでいます。
私がかな書道を始めたのは、20歳の終わり頃でちょうど21歳になる時でした。
熊本県立美術館本館で展示されていた「かな書」に魅了されたのがきっかけでした。
書道というと私の今までのイメージは漢字のイメージが強く、書道の中に仮名というジャンルがあるということをその時に知りました。
かな書道を始めた頃は何が何だか分からない状態でしたが、その頃から「かな」が面白いと思い、かなのお手本や古筆の印刷物を集めて書いていました。
当時、だいたい朝から仕事前に書道をし、夜は仕事終わって22時~夜中の2時、3時まで書道をするのが通例でした。
ほとんど寝ないで書道をして仕事へ行くことも多々ありました。
段位を取得したあたりから、自分で創作するようになりました。
題材を何にするか、どういうふうに書こうかと考える時間が楽しくてのめり込みました。
書を研究していくことは難しいと考えたりしてましたが、とにかく書くだけは書いてました。
今も、書の研究は難しいと感じてます。
書くことを続けられたのは私が、会派(正筆会)の仮名が好きだったからだからだろうなと単純に思いました。
私が好きだなと思う書風に出逢えてまた学べる環境にいることが幸運な出来事だなと日々、実感してます。




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