アダムとエバを見ながら「私だったら善悪の知識の木の実を絶対に食べなかったのに！」と思ったことはありませんか？私はあります。

しかし本当に私がアダムだったら善悪の知識の木の実を食べなかったでしょうか？

悪魔は私を騙してきます。「完全にならないと」「今は礼拝よりも勉強が優先じゃない？」「美しさも必要でしょ？」「老後どうするの？」「今は副業でもしてお金を貯めないと」「趣味生活も充実させないと」これらはエゼキエル28章に出てくる、悪魔が御使いであった時の姿です。これらの祝福を受けていたので高ぶって神のようになろうとして、悪魔になったのです。

一つでも騙されていたとしたら、私がアダムであっても善悪の知識の木の実を食べていたのです。

神様は私に『契約のみことば』を下さっています(これが私にとって善悪の知識の木の実です)。しかし悪魔に騙されると、神様の契約のみことばを忘れてしまって、悪魔のささやきの言葉に捕らわれてしまうのです。

私に与えられている『契約のみことば』は何でしょうか？今日は契約のみことばを整理される時となりますように。もしまだ『契約のみことば』がなかったら、神様にくださいとお祈りしてみてください。心に響いてくる、ずっと心に残っているみことばが与えられます。

❊契約のみことばのヒント
私がこうなって欲しいと思うみことばや、好きなみことばではありません。神様が下さっている契約のみことばは『あなたは生ける神の御子キリストです』マタ16:16、『完了した』ヨハ19:30です。

この契約のみことばを握った私に、更に契約のみことばをくださいます。それがビジョンになっていきます。アブラハムの場合は『あなたによってすべての民族が祝福される』パウロの場合は『行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です』使徒9:15です。このように、神様はすべての人が救われて真理を知るのを願っておられるので(Ⅰテモ2:4)、救いと関連している『契約のみことば』をくださいます。