アフリカ縦断記(15) キリマンジャロの町、モシを遊びつくす。
こんにちは、10月が始まろうとしていますね。私の大学生活も後半年を切りそうです。1日1日を大切に生きて生きたい。アフリカにいることに慢心せずに日々精進します。
今日はチップについて少し話したいと思ったのですが、その前に帰って来てからの私について少しだけ語らせてくささい。
前回の記事はこちら、キリマンジャロに素人の私が登ってきた話です。
登頂後の宴
登頂を終え、14時ごろに宿に到着。
宿で日本人と乾杯をしました。一週間ぶりのシャワーを浴び、現地で有名なラガービールであるキリマンジャロをゴクリ。
なんだこの爽快感は!ビールはラガービール派で、すっきりとした喉越しが好きなのですが、このビールは日本で飲む好きなお酒とまさに合致、そこに一週間分の疲労が相まって格別に美味しかったです。
お酒は普段はあまり飲まないのですが、疲れている時や何かを頑張った時にだけ飲みます。不思議と美味しく感じやすいのと、努力を讃えてくれる気がするからです。
一緒に食べたムシカキ(焼肉のようなもの)も格別に美味しかったです。精神的に解放された状態で口にするものはなんでも美味しく感じます。
さて翌日は一週間分の整理のためにこのブログを書いたり、オンラインの内定式の準備などをしていました。モシでは本場のキリマンジャロコーヒーを飲むと決めていましたので、宿の人におすすめのコーヒーを教えてもらいました。(頂上で飲んだものはあまり味がしなかったです笑)
やってきたのはunion cafe。1930年代からの、歴史あるコーヒ屋さんです。
落ち着いた雰囲気の店で、外国人が占めていました。久しぶりに作業が捗るかなと期待していましたが、依然回線は悪かったです笑
その日はキリマンジャロコーヒーをお土産に買い、1日を終えました。
ケムカ温泉へ
翌日も疲労は繰り越されましたが、ホテルの受付の人におすすめされたケムカ温泉に向かうことに。非常に透明度が高い温泉と言われており、疲れた私の体を癒すには最適だと思い即決。
現地に行くために、サイクリングをお薦めされました。値段は15ドルで、ツアーガイドもつけると合計30ドルとのこと。お金を節約したかったので、ガイと必要ないとお応えましたが、ショートカットを知っていると何度も主張するので、仕方なく彼を受け入れることにしました。
さぁサイクリングスタート!
あまり英語が得意なガイドではありませんでしたが、溌剌としており、楽しくコミュニケーションを取りながら進みます。
自転車の爽快さはたまりません。登山に慣れていた僕は歩行以外の手段が全て快適に感じます。
道中の道は険しく、気がつけば2時間近くも走っていました。まだ、目的地につかないのか、、、膝がパンパンになり2日前のキリマンジャロが彷彿してきたあたりで、なんとかゴール!
入場料10000シリング(=600円)を支払い、たくさんの人がいる前で平気で脱ぎ出したガイドに続き、僕も服に着替えます。
目の前に広がる光景に驚愕しました。
楽園という言葉が似合う天然の温泉。ぬるま湯くらいでしたが、モシの暑い夏には最高です。
ガイドの人は浮き輪をつけて泳ごうとするのですが、全く進んでいませんでした笑
彼は泳いだことが一度もないそうです。サイクリングの時の敏に動いていた彼からは想像つかないギャップに萌えました笑
結局2時間くらい泳いで遊び、帰りも同じ道を辿って帰りました。
足がパンパンになりましたが、キリマンジャロと比べれば容易いものです。
おまけ
モシの最終日はホテルの受付の人(本当にこの人と仲良くなりました)と一緒にナイトクラブに行きました。(Red stone)
モシで一番盛り上がっていると聞き、ワクワクしながら向かったのですが、なんと22時時点でクラブの中にいる人は0人。セキュリティに女の子がすぐたくさん来ていっぱいになると言われ、なぜか無料でVIP席に連れていかれたものの、30分待って誰も来客なし。
どうやら近くで有名なDJのイベントがあるらしく客が全員そっちに流れていた模様でした。クラブにいたDJも今日が初日らしい。消化試合に付き合わされたんだけど!笑
結局翌日の朝5時のバスに乗って首都ダルエスサラームに行く予定だったので、早めに切り上げ、2人で渋々ムシカキを食べて帰りました。なんだったんでしょう一体笑。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は少し、経済的な話について語らせてください。
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