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目標は3つくらいあるといい

2018年の目標は「迷ったらやる」「やりたくないことをなるべくやらない」「どうなるかわからない方を選ぶ」の3つだった.2018年の目標をこの3つにした理由はよく覚えていないけれど,たぶん何もなく無難に終わりそうな大学生・大学院生生活に物足りなさを感じていたのかもしれない.

迷ったらやる」はここ数年継続した目標で,子供の頃はお菓子を選ぶのに30分以上かける優柔不断っぷりだったがこの目標のおかげか年々改善されていた.今年はそこに拍車がかかり迷ったらやりすぎた結果,異常に行動力のあるやつとして友人の間で一定の地位を確保するにまで至った.5日間1人で台湾に行ったり,講座に通ってフリーペーパーを作成したり,5日間石巻でボランティアしたり.振り返ってみればあまり大したことないようにも思う.多分慣れてしまったんだろう.「迷ったらやる」を継続してみると,やらなかった後悔がほとんどないというのが精神衛生上とてもいい.やって後悔することもあまりない.まれに失敗することもあるが,別に大して大事にはならない.おすすめである.

やりたくないことはなるべくやらない」は良いことが多かったがちょっとやりすぎた部分もある.良いこととしては,やらなくてもいいやりたくないことが割とあったと気づけたこと.例えば,飲み会やイベント事への参加.行ったほうが仲良くなれるとか,行かなきゃいけない雰囲気があるとかなにかと理由をつけて参加していたが,行かないところで特に何も変わらなかった.自分で勝手に思い込んでいただけだった.やりたくないことをやらないと気持ちが晴れやかになる.「あ~やりたくね~」と思うことが減るから.やりたいことをやる時間も生まれる.割と効果的だった.一方,卒業のための修士研究があまり進んでいない.後悔はあまりないけれど,「なるべく」の線引きをちょっと間違えたかもしれない.そのあたりは注意するべきかも.

どうなるかわからない方を選ぶ」はちょっと分かりづらいかもしれないけど,「これすれば,きっと終わるころにはこうなってる」とかそういうことがわからない方を選ぶということ.例えば「大学のTOEIC講座を受ければ点数が650点になる」これはあまり面白くないということに6月ごろに気づき,目標に追加した.650点を取ったところで「まあ想像通り」止まりだし,経験則で大学の講座で友達も増えないことはわかってる.それより「色んな年代の人が集まるフリーペーパー講座」の方が経験がなさすぎてイメージができない.そっちの方が新しい発見があって面白い.フリーペーパー講座に参加した結果,台湾のイベントに自分のフリーペーパーを出品したし,蔦屋書店で近いうちに売り出してもらえるらしい.本を作る大変さを知れて,より本に関わる人へのリスペクト心を持つようになった.書くことにも興味が出て本に関するライターの募集にも応募した.2月から本屋でのインターンも決まった.講座を応募する前は全く想像してなかった.「面白そうだし,イメージできないからやってみよ」ただそれだけ.

書いたものを改めて見ると,3つの目標が相乗効果を生んでいるように思う.2019年の目標も1つじゃなく3つくらいあったほうがいいかもしれない.




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