いつか、色々悩んで友達に相談した時に、「自分の中に神を作れ」と言われた。
何を言ってるんだろう、この人は、意外とスピリチュアル的な？

話を聞くと、神＝なりたい自分
神がいつも自分のことを見てるから、なりたい自分であるのか、そうでないのか、道標となってくれると。

、、、
ほう、いいじゃないですかそれ。

そんなこんなで神のような神でないようなものを自分の中で立ててのらりくらりと生きてたんですけど、先日読んだ本が遠藤周作の「沈黙」。
名作って聞きますよね、名作は死ぬまでに読んでおいて損はない派の俺。
(名作はいくらでもあるから、多分全然まだ死にたくない。)

まあ江戸時代のキリシタンの弾圧の話なんですけど、色んな解釈ありつつ、神の解釈も色々あるよね的なノリだったと思うんですよね。
神はずっと何も言わず沈黙してたけど、最後神が話しかけてくれた。それって、俺はきっと、
「主人公の中の」神が沈黙を破ったんだよと思うんですよね。(ぼちぼち各所から怒られそー)

キリスト教て言っても、色んな宗派があって、それも2000年前のキリストの弟子から繋いできたものが、完全に同じ形で繋がってきたとは思えない。

ただ、わかりやすく、人から神を提示してもらえるのはありがたいっすよね。
自分のなりたい姿とかじゃなくて、とりまこれやっとけて言ってもらえるのだから。

まあつまり、キリスト教を一つとってもそれぞれの神をみんな持っていて、それは暗黙の了解なのかなて思う。(もしかしたら明言されてるかもだけど。)

日本は無宗教で、宗教とか怖ていう人多いけど、それで戦争起こってるしなあて思うタイプで、バカにできんよなて思うタイプ。
だし、無宗教でも、自分の中に神があればそれはそれで自分なりの宗教じゃね？て。

神という言葉の意味はこちら

うーんこの言葉に惑わされるな！
人知を超えるな。人知の中でもいいから神を作れと。そう思います。
それがより良い生き方を生むんじゃないかなと。
でも、確かにそれは尊いかもね。
個人の意見なので、僕の所属する会社と友達と遠藤周作を責めないでください。

あー救世主メシア、かっこいいですよ、
じゃあまたね。