どうも、テロに巻き込まれる悪夢を見て夜中の3時に目が覚めた私です

病んでるの？？？って思うくらいグロッキーな気分

妙にリアルで超怖かったし、超気持ちが悪かった・・・前日にはラップを聞いてＡＳＭＲを聞きながら眠ったのになぜ・・・

さて、本題

よく、Instagramなどでカロリー制限をしている女性で「総摂取カロリーが1,200㎉以下」の方々を多く見ます

これってどうなの？

痩せるよ、たぶんね

でも、それって痩せてるっていうより「やつれている」

大学で栄養学の参考書を集めていた時、もっとも苦労したのが「超低カロリー献立」の書籍、ないんですよ、きちんとした献立が載っている書籍

一冊だけありましたが、毎日パターン化しないとかなり厳しい内容です

例として、栄養バランスを考えながら摂取カロリーを考えると・・・

朝食　300㎉、昼食　300㎉、夕食　400㎉、そして残りの200㎉で栄養バランスを調整すること

朝昼用で「主菜である肉・魚・豆製品・乳製品は重ならないこと」「一汁三菜または一汁二菜を心掛けること」

「1,200㎉を下回らないこと」

できますか？個人で

管理栄養士の資格を持っている私からしても、「よほど食に興味がなく、パターン化した食事が苦ではない」または「専門家の指導の下」でないと、かなり難しい制限です

そして、ここに流行りの「ゆる糖質制限」を入れてしまったら？

完全に栄養バランスが崩れます

総摂取カロリー1,200㎉のカロリー制限食というのは、それほど難しく素人が長期にわたって行うと「栄養失調」などを引き起こしかねないもので、原則「2か月くらいの短期決戦型」のダイエット方法です

もちろん、専門家の指導の下であればその限りではありませんが、素人が行うにはあまりにも現実的ではない、危険な方法です

低カロリーと低カロリーを組み合わせればいいんじゃないの？

簡単そうに言いますが、人間の体はただそこに生きているだけでエネルギー（カロリー）を消費します、呼吸だってエネルギーがないとできません

これが、基礎代謝です、生きているだけで消費されるカロリー

では、これを下回る生活を続けたら？

生命を維持するためのエネルギーを確保しない状態

ガス欠の車状態です

でも

人間の体には「体脂肪」というエネルギー貯蔵庫があるので、それが燃焼されていきますが・・・それが枯渇したら？

体は自然とエネルギーを使わないようになっていきます

低栄養、低エネルギー状態が長期間続くことで、「飢餓状態」になります

ずっと飢餓状態でいることが、本当に可能でしょうか

飢餓状態は正常な状態でしょうか

私自身がその状態を経験したことがありますが、その時は「精神的なダメージによる拒食」の状態だったからです

2か月で10キロ近くやつれましたが、妙に大学の購買で売っているフライドポテトや唐揚げを欲していました

思えば、足りないカロリーを高脂質・高糖質の揚げ物で補おうとした生存本能だったのだと思います

この時の私の食事は、「小さなおにぎり一つと野菜ジュース」だけ

食欲もなく、それだけ食べるのに精一杯だったのに揚げ物だけは空き時間に食べるという謎の状態（脳が麻痺してハイな状態だったのでしょう）

で、痩せればOK？いいえ、この時の私は「BMI　18.5未満」なのに「隠れ肥満」で体脂肪が妙に多かったのです（講義で体組成計を使ったときに知りました）

痩せていても、中身は脂肪だらけ

そんな状態が健康だとは、言いたくないの本音です

でも、「痩せてる」「外見だけでもスリム」にあこがれるのは、女性だし、年齢関係なくわかります

ただ、最近になってま～た無茶な素人ダイエットを試して苦しんだ身としては、「ちょっとやり方を変えてみませんか？」ってご提案したいのです

たまにはコンビニ飯を食べてもいいし、ジャンクなものを食べてもいい、たま～に1食ジャンクなものを食べても急激に太るなんでことはありません

ストレスを感じずに、今の自分の食事が10年後の自分の体に影響を与えていることを考えて、未来の自分を労わりながら、少しずつ健康的にダイエットを生活を

焦っているときは正常な判断ができないものです

怒る前に5秒考える、というのと同じように、「行う前にちょっと時間を置きましょう」、その時のテンションと考えなしの即決をしても大体はうまくいきませんし、「どうしてあの時やっちゃったんだろう・・・」と後悔します（そう、一時的なテンションと好奇心で素人のダイエット指導に申し込んだ私のことです）

内心では、10年前の自分を殴りたい気分です

あの時、あなたが変な食生活をしたから、もっと早く病院に行かなかったから、今、私は病気で苦しい思いをしている

皆様は、どうか10年後に後悔されませんように・・・