こんばんは。RENです。

私は見た目が完全に陽キャらしく、不思議な印象はあっても、不幸なんて背負ってなさそうな印象を持たれることが多いです。

プライベートで周りから「RENさんはこうあってほしい」と言われることが多く
外野からの私のイメージはありがたいことに「かっこいい」です。

周りは私がグジグジしたところに生えたキノコみたいなメンタルだって知らない。
知らなくていいのだけれど「かっこよくあってほしい」「こうあってほしい」と言われると「無理だよ」って即回答してしまう。

私も「人間なんだから」

そりゃ嫌なことがあれば落ち込むし、嬉しいことがあれば子供みたいに喜ぶこともあるし、悲しいことがあれば泣くし、好きな人に嫉妬する時もあります。

人間なんです。どんな風に思い描かれていても。

そのイメージが重いわけではないんです。そう思ってもらえるのって本当にありがたい。

だけどそうはなれないんだろうなって。きっと有名になった自分を思い描いてみても、全然そんなことない自分しか想像つかない。

私は多くの人と近しい存在であり続けたいのだと思います。
だってそれが本当の私だから。

どんなにかっこよく見えたって、ただの人間だから。

同じ気持ちを感じるし、同じように苦しむこともあるし、同じようにキャッキャと騒ぎたくなる時もある。

何も変わらないんです。

でも周りは私をどこか遠くに置いて「かっこいい」と言ってくれる。
そばに置いて「かっこいい」と言われるのが私の理想かもしれません。

遠い存在ではないということを知ってもらえたら嬉しいなあ。
でもやっぱりファンサでみんなで旅行みたいなことは一生できそうにはありません。
そもそもやっぱり人間臭く、きのこなので、ファンであろうが職場の人であろうが、一定の距離感は大事にしている人間だからなのだと思います。

だから、そんなに怖がらないでください。
だから、そんなに崇めなくて大丈夫。

私はただの人間だから大丈夫。

なんだか自信がなくなったり、力不足に感じると
「神様に遣わされている自覚を持ちなさーい」

って高次元からのニュアンスが突如降りてきて

「そうかもしれんけど、でもみんなそうじゃん」
って私は返しちゃう。

「そりゃそうだけど、まだまだ気づいていない人たちに伝えていくことこそがお前のお仕事なんだろーが」

そんなニュアンスが降りてくる。

「わかってるけどなんか偉そうで、性に合ってないんだよな」
って、ため息をつく。

「そんなお前だから、任せていることがあるんだろうが」

って言われて「はーい」って納得しているようなしていないような自信のない返事をする。

ラジオでお話しした通り、音楽作りも進めています。できる方にお願いしつつ、色々と自分なりに歌いたいことってなんだろうなって考えています。

歌詞を書いていて

「うわ、やっちゃってるよ尖すぎ」

そう思ってまた消すんですけど、また尖った歌詞書いてて「ダメダメ、人を傷つけちゃうよ」と消し始めて。

何回も書いた結果尖ってしまったから、多分本当に尖ったことしか伝えられないんだなって理解しました。

けどそれは、誰かを傷つけたくて書いているわけじゃなくて、幸せになってもらいたくて書いていることなのは確かなんです。

それって、今のリーディングと何一つ変わらないなって気づいて。

そういう性分みたいなんです。
かっこつけられないところとか、みんなと同じ視点でずっといたいとか、偉そうにしたくないのに重要なこと伝えたいって思ったら尖ったこと口にしてて。

どんな場所でも多分私がみんなに伝えたいこととか、人のことを思えばそういう形になる。
受け入れるしかないんですよね。

ただ、人の気持ちに立つって感覚は、絶対忘れたくないなって思いました。

誰かの人生に、あれこれ口出すのって本当に嫌だ。
なんでこんなこと私ごときがやってんだかって気持ちにもなる。
けど、誰かが人生で躓いてるのに、こんな力持たされて
何もできないまま、ただ平然と生きてるって方が嫌で。

昔はよく相談されるたびに、失敗を重ねてきました。
RENみたいには生きられない
RENみたいには考えられない
RENみたいに強くない
RENは私の気持ちわかってくれない

そうやって助けたかった人を何人も見送って、その間ずっと自分の無力さを呪いながら、自分を嫌いました。

だからもうそんなことはしないんだって決めていたのに、能力持たされて、今になっていろんな人の背中を押すお仕事させてもらえてて。

人生って本当に意味わかんないです。
時々、自分の人生が怖くなる瞬間すらあって。

何者になろうとしてるの？って自分に聞いちゃうことがあります。
何者でもなく私になりたくて生きてるんだろうなって、それが最終的な答えでした。

だからまた小難しいリーディング再来でごめんなさい。
でもめちゃくちゃ動画気持ちよく撮ってます。

これでいいんだよね。
これやりたくて今まで試行錯誤してきたよね。
とりあえず一旦の最終形態が今なんじゃないかなって、納得してます。

REN