ノート

noteで集客する方法について

って言って、私が、いきなり今はやりの、

有料noteで稼ぐ話とか、

今月いくら稼げましたひゃっはー!とか、

書くと思いました?(思わないか。)(;´Д`)

note始めて1週間、

ありがたいことに、ずいぶんたくさんの方に、

マガジンもノートも読んでいただき、

フォローしていただき、

自分自身も古い記事の棚卸しができ、

急にいままたブログ書く気が盛り上がりまくってんですけど。(笑

そんな中、よそ様のnote見に行くと、

どうも花盛りは、

noteで集客、とか。

有料noteで稼ぐ、とか。とか。

そんなんばっかで。

新参者ですが、何かなーと思ったので、

そのことについて、私は無料で。書きます。(爆)

だってさ。有料noteで情報商材よろしく、

「こうすれば人が呼べるブログが書ける!」

「こんな情報なら、あなたも有料noteを買ってもらえる!」

みたいな文字が躍るんですが。

私ここ1週間やってみて思ったのは、

note、たぶん、もともとブログやっててどこかに本拠地がある人とか、

twitterフォロワーが多いとか、

いわゆるインフルエンサーとか、

そういう人じゃないと、多分無理だと思うんだ。マジで。

それは、別に、筆力の問題とか、テーマの問題とか、

そんなんじゃ全然なくて。

あのね、大事なこと言いますよ。


そもそもの「導線」の問題なんです。


私も普段は、企業様のWEBプロモーションのコミュニケーション設計とかを

仕事にさせてもらってんですが、

そこでもつねに頭が痛いのは、導線設計です。

要は、素敵なコンテンツをつくったとして、

それをどうやって知ってもらうかってこと。

たとえば企業が何百万かかけていいコンテンツ(動画とか、WEBアプリとか)つくったとしても、

導線張らなきゃ誰も来ません。

そのために、

SNSにアドを打つ、

PRリリースを撒いて、記事から導線を張る。

もしくは、インフルエンサーに金払って取り上げてもらう。

最悪、商品プレゼントなどのインセンティブで釣る。(その場合もアド)

ありとあらゆる方法で、

みんなの目に触れるように導線を設計しないといけない。

その導線に、えらい金がかかるんですわ。

企業のコミュニケーションの場合はね。


で、個人のコンテンツの場合。

そんな自分のブログにわざわざアドなんか打つ人はいません。

だから。知ってもらうために、つまり読んでもらうために、

ありとあらゆるコンタクトポイントを押さえて、

そこに情報が流れるようにしないといけない。

私も、個人ブログを始めたのは、2005年のことですが、

最初のブログは、友人に教えまくったけど、結局読むのは友人どまり。

まったく広がりませんでした。

そのあと、次のブログは、ジャンルを絞って、F1だけのブログにして。

同じようなジャンルのブログにコメント残したりすることで、なんとかファン同士交流し、

しかもランキングサイトに乗ることで、

若干の純粋読者を獲得しました。

その次に書いたのが、第1の恋愛ブログ。(爆)

確か、ブログタイトルは、

「35から恋はやり直せるか」!!!

なつかしい。

これは、実は自虐的なブログで、

恋愛ベタな自分をさらけ出し、

ホントにこのままでいいのかもやもやしたものを書くと言う内容でした。

これはそこそこ読者が付き、

それなりに楽しくやってたんだけど、

だんだん自虐スタイルが自分の書きたいこととずれ、

コメント欄が炎上したのをきっかけに、全部削除。

そこで得た読者は、いったん全員リセットで、

誰にも言わずに、次のブログを立ち上げ、それが、「恋はいばら道」というわけなんです。

「いばら道」も、最初は、特に読者がいたわけではなかったけど、

数人たどり着いてくれた読者の方の恋愛相談にコメント欄で乗ってた

のをきかっけに、あっという間に読者の方が増え、

ランキングにも乗るようになり、

さらには、当時の恋愛相談サイト王手の(えーっとどこだっけな??)(;´Д`)

に、紹介してもらったことをきっかけに、プチブレイク。

あれよあれよと読者の方も増え、

書籍化の話をもらい、…2冊の本を出しました。


ちなみに、いばら道は2008年に立ち上げたのかな。たぶん。

なので、実にもう8年もやってんだな。うわー・・・

そして、私の場合は、

仕事柄SNSの使い方をつねにマスターする必要があるので、

facebookページつくってみたり、

twitterアカウントつくってみたりもしました。

そこにも、ブログの読者の方が大勢集ってくださって、

いまでも、それぞれにたくさんの方と交流させていただいてます。

(fbが、650人くらい。twで3500人フォロー)

これ、別に自慢じゃないです。

何を言ってんのかって言うと、

個人のコンテンツは、

この、自分の名前に紐づいた導線が、命綱だってことです。


広告を打つわけでもない。

PR記事に取り上げられるわけでもない。

だとすれば、

自分がつねに発信しているSNSやブログプラットフォーム上での、

ソーシャルキャピタルが、すなわち、導線の太さになるわけです。

何か書いたよ、と言っても、

大概の人の記事は誰の目にも止まりません。

いっそfacebookのほうがマシです。友達は少なくとも

目にしてくれますから。

そうではなく、

まったくの他人の目に留まろうとしたら、

いまどき、どれほどの労力を賭ければ、注目されるでしょうか。

ここで、noteでも有名なはあちゅうとイケハヤさん。

このふたりが、noteで儲かるのは、

彼らがみんなに読まれる優良コンテンツを作り出しているから、

だけではありません。

彼らは、彼ら自身がメディアだから、

こんなに集客できるし、noteも売れるんです。

炎上商法だろうが、なんだろうが、有名になったもん勝ち。

個人に紐づく、フォロワーや、読者や、ファンがいれば、

導線が張れる。

ぶっちゃけ、どこのプラットフォームに行こうが、

自分でそれを告知すればいいだけだから、あまり差はない。

でも、一般の人はどうでしょう。

どんなに素晴らしい文章を書こうが、

どんなに見たこともない情報を持っていようが、

それが「ある」ことすら知ってもらえないのが、

このネットの世界なんです。

どんな風にタイトルをつければいいのか、とか。

どんな内容をコンテンツにすればいいのか、とか。

正直、そんな小手先のテクニックだけで

有料noteなんか売れっこない、と思いますよ。私。

別に自分が売れてて、それは私が有名人だからだって

言ってるわけじゃないよ。(爆)

私なんか、無名の零細ブロガーですし、

ただのサラリーマンだからね。

ただ、さすがに8年も書いてきて、ネット上には、私の書いた文章が

死ぬほど散らばってて、読もうと思えば、

1週間くらいかかるくらいの分量のブログ記事が無料で置いてあって、

私が何を書く人か、どんなタイプのブロガーかは、

簡単に知ることができます。

そして、ブログ記事を今まで何万、何十万の人が読んでくれたから、

そこから口コミが広がって、たくさんの温かい読者さんがいる。

(マジで、いばら道の読者さんはみんな、聡明でやさしく、

大人で素敵な女性ばっかりだと思う)


その皆さんとのつながりが今もあるから、

こうしてnoteに非公開記事乗っけたよ~って告知すれば、

わざわざアカウントつくってまで読みに来てくれる人がいる。

それを見るとまた心新たに。

普段のブログも続けなきゃな、と思うし、

そういうコアな読者の方向けに、もっと親密なコミュニケーション

取って行きたいなって思うし。

それが結果、noteっていうプラットフォーム上で、

うまいこと回って行くことにつながるんだと思う。

別に、金もうけとかじゃなくね。


だから。

noteでいきなり金儲け。

私の中になにか売れるコンテンツないかしら?とか

思っちゃってる人がもしいるんだとしたら、

「まずは導線張れるようになんな」と言いたい。

自分に紐づくソーシャルキャピタルをまずつくりあげなさいよ。

あなたの読者は、あなたの想定ファンは、どこにいるの?


それも、はあちゅうとかイケハヤさんのサロン経由の、

似たようなお仲間なんかじゃなく。

そもそも自分の力でSNSからnoteに人連れて来るようにしてほしい。

ていうのは、noteって、正直、

格納場所としては優れてるけど、

ここから何か関連コンテンツを探すにはまったく不向きのプラットフォームだから。

(ランキングもないし、ジャンル分けすらない。

アメブロとかは、一応、何のブログかのジャンル分けがあって、

そこに登録することでほかのブログも探せるよね)

せいぜい、読んでもいない有料ノートに「好き」とか押して、

自分のところにバックさせるというつまらないことする人がいるくらい?

(昔ブログにはトラックバックってのがあって、

これで地道に読者を増やそうとしたりしたもんだ)(;´Д`)


そんな、そもそも発掘場所にしては不親切なプラットフォームで、

いきなり、儲け目的で有料ノートやマガジン書いちゃうのって、

どうなんだい?って思う。

そもそもね、無料でも読んでもらえないし、

見つけてもらえないのが、ネット上のコンテンツなんすよー。

むしろ金払って見に来てもらうんですよー企業なんかー。

(;´Д`)

だから、まずは無料で読んでもらえるようにがんばって、

お客さんを集めに、よそに出向いてって、自分の記事を宣伝し、

そして個人のソーシャルキャピタルで、

どれだけここに導線が張れるのか、それを考えたほうがいいです。

「保育園落ちた日本死ね」の人みたいに、

奇跡的に駒崎さんが取上げて、PRに乗って爆発的に拡散、なんて、

宝くじに当たるようなもんですからね。

そこ狙っててもダメっすよ。


とまぁ、そんなことを、

仕事しながらnoteいじってて思いましたよー。


私の場合は、いろいろめんどくさい問題で、

嫌がらせや冷やかし防止の対策で

noteの有料プラットフォーム使ってますが、

そういう、「ここだけの話にしたい」って使い方が、

noteの一番ど真ん中な意味なのかなって思うな。

ネットって、ホント、

「嫌だったら読むな」っていう人にも簡単に読めて、

しかもクレーム食らったりするからさ。

テレビCMと同じっす。


というわけで、恋愛と関係ないコラムでした。

ではでは、また残業に戻ります・・・なむー。











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