renaibucho

恋愛ブログ「恋はいばら道」renaibucho.comを書いています。「恋愛部長の恋のムチ」「にっちもさっちもいかない恋がうまくいく本」(大和出版)  Ginzaにて恋愛コラム「大人の恋の歩き方」ハウコレにて小説「恋愛部長のダメな恋ほど愛おしい」連載中!

【恋愛小説】誰かと誰かと私のあなた

記念日は、嫌い。あなたの誕生日はとくに、嫌い。
あなたと一緒にいられないから、じゃない。
あなたが、誰かひとりといっしょにいるから。

まちぼうけ

今日も、彼は、来なかった。
来週は必ず行くから、と約束したのに。彼の職場の近くに借りたこの小さなアパートの一室に、彼は顔を見せることもなかった。

もしも、電話をくれたら、すぐにでも車で迎えに行って、彼の家でも、どこへでも、送って行くことだってできる

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【恋愛小説】片羽の恋人

若い頃の美しさとは、何も知らないがゆえの傲慢さの所産だ。

自分が他人から、中途半端にしか愛されないかもしれない、なんて、
絶対に思いつくはずもない。

自分は人生の主役であり、他人の人生でも同じように主役のように光り輝いているものだと、あの頃は、思っていた。何のてらいもなく、無邪気に。

うっかり開いてしまったSNS
真矢は、朝からため息をついていた。早朝から、担当役員が出かけるのに付き合わされ

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【恋愛小説】地雷な彼

元彼に何とかして復讐してやりたいなら、「今すごく幸せだ」って、見せつけてやることだって、どこかで読んだ。ホントにそうだと思う。この3年間それだけを心のよりどころにして生きてきたくらい。

そうよ、私、変わったわ。
すごくキレイになったって言われるし、いまは3人の男からアプローチされてるの。
どう? 私を振ったこと、きっと後悔するはずよ。

だから、これが、私のあなたへの復讐なの。

あなたを待つ私

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【短編小説】忘れられない男

はじめての男は忘れないって言うけど、それはちょっと不正確かもしれない。

正しくは、はじめて好きになって、振り向いてもらえて、寝た男、だと思う。

大山香織は、ため息をついた。

街中は、ハロウィンが終わった途端、手のひらを返したように、クリスマスイルミネーションに衣替えしている。一晩明けただけで、まるで違う街に来たように、キラキラまばゆい光が目に突き刺さる。

あれから1年もたっているのに、1ミ

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【短編小説】永すぎた春

彼は、もはや恋人と言う存在を超えていた。
何も言わずに気持ちが伝わって、別に何か特別なことをしなくても、一緒にいれば安らげた。これが、結婚というものなのかな、と真由は思っていた。だから、あえて、その一歩を踏み出すことに、必要性も感じなかったのだ。ずっと。

奏多と一緒に暮らしだして、もう5年経っていた。
付き合い出してすぐに、奏多のアパートの更新時期が来たので、お金がもったいない、という理由から、

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恋愛相談 受付休止のお知らせ

申し訳ありません、だいぶ前から恋愛相談の受付業務も滞っておりまして、

メッセージをいただいている方にはなるべく早くお返事しなくては!と思っているのですが、

まずは公式に、恋愛相談の受付を休止していることをお知らせいたします。

相談にお答えするのにはそれなりに時間もかかるので、

現状どうしても時間が取れず・・。すでに受付いただいて

お待ちいただいている方にお答えすることを最優先と考えており

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