見出し画像

敬愛なる手塚治虫様

本日11月3日は手塚先生のお誕生日。おめでとうございます。
その日がのちに【文化の日】に制定されたのも、何だか運命を感じずにはいられません。

そのお誕生日前日に手塚治虫 ブラック・ジャック展に行ってまいりました。


手塚治虫作品との出会い

『鉄腕アトム』や『ジャングル大帝レオ』などのアニメでお名前は知っていたものの、『ブラック・ジャック』を読むまで、手塚作品の漫画を読んだことはありませんでした。

20歳の頃、たまたま読んだ『ブラック・ジャック』をきっかけに漫画を買い集め、少年誌で連載されていたとは思えない、命をテーマにした壮大な物語の数々に傾倒していきました。

断捨離を兼ねて本は全て売り、Kindleに切り替えた現在も、唯一残してあるのが『ブラック・ジャック』と『火の鳥』です。

ブラック・ジャック展へ

まずは 展望台エントランスのフォトスポット

本来は、椅子に座ったり、手術台に寝て写真を撮れるはずなのですが、とにかくたくさんの人でごった返していたせいか、この時間帯(18時〜)は誰も座ったりする人はいませんでした。1人で行ったこともあり、写真を撮ってもらう勇気も出ず、BJ様との2ショットは叶わず、、、


通路には たくさんのパネル


手塚先生のデスクの再現も

いよいよ展示室へ

ここから先は撮影禁止のため、お写真はありませんが、当時の資料や関係者の証言映像、そして140話分の生原稿がビッシリと展示されています。

何十回も繰り返し読んだ作品なので、どのエピソードも、どのシーンも、どの名言もキャラクターも覚えています。「あぁ、この話好き」「このセリフ好き」が次から次とやってきます。

そして何より生原稿だからこそ伝わる熱、魂…そんな言い表せない感情に包まれて、ずっと涙をこらえていました。

今でこそデジタル全盛期ですが、手塚先生の原稿は背景から全て細やかに手描きで描かれていて、それでいてとても美しい。


混雑でなかなか思うように進めなかったこともありますが、想定していた時間が全然足りず、このあと予定もあったので、最後は泣く泣く駆け足で見て回りました。最低でも2時間は必要でしたね。

この連休でまた改めてブラック・ジャックを読み直してみようと思います。

次なる目標は、兵庫・宝塚市【手塚治虫記念館
いつか、必ず!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?