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Week9: グループワークは役割分担が肝〜社会人17年目のイギリス留学🇬🇧

写真は、イースター終盤にロンドンにチューリップのお花見に行った時の写真です。
写真だと春爛漫ですが、肌寒い日もまだあり、エジプト人のフラットメイトは、夏はどこ!??と叫んでいました。

さて、実はもう授業は残すところあと2週間。
その後、1ヶ月弱の怒涛の試験期間に突入します。
春学期は、グループワークが2つあり、ひとつ目のプレゼンが終わりました。
英語でタスクを進めていくことの難しさを感じつつも、メンバーが良い感じにまとまって少しお国柄なのか期限に対する厳しさの違いなどでヒヤリとした空気が流れつつも、なんかいい感じにまとまった気がします。

忘れないうちに工夫したことなどまとめておきたいと思います。

1. やっぱりインプット(授業の理解)が大事。

プレゼンにしても、エッセイにしても、アウトプットにあたっては、このモジュールの目的が何で、何を教わったのかを理解しておくことが最初の肝。
今回はエネルギー政策とサステナビリティの授業だったので、政策の種類や政策間の関係といった概観の理解と、グループに割り当てられたネガティブエミッションの開発動向をしっかりリサーチするところから始めました。

2. ゴールを共有する。

ただ、テーマに興味のある人もいればいない人もいるし、そもそも大学に対する期待や目指している点数のレンジも様々です。
なにも準備していないと集まってもみんなで雑談して終わってしまいます。
まぁそれはそれで楽しくて、日常会話の練習にもなるので良いのですが、期日は迫ってくるのでなんとか前に進めないといけません。

しっかり準備時間を取って個人ワークとして、どんなテーマでプレゼンを進めるべきか、パワーポイントのあらっぽいドラフトを作ってストーリーの流れを共有、何度かチーム内で時間をかけてディスカッションしました。

なにも資料がないと、話が雲散霧消してしまうので、とにかく授業で習ったこの点をここのアジェンダで組み込もう、とお互いに共有している"授業での学び“を中心に、パワーポイントの骨子を作ってゴールを共有しました。

この“自分の理解を会話で説明する"というのが、英語で議論する、という能力を伸ばしてくれたなぁと思います。

3. 役割分担は1タスク2人ずつ。

今回、秀逸だったのが、アジェンダに沿って役割分担を決めるときに、一つのアジェンダに対して2人ずつペアを組んで取り組むことにした点でした。

1.イントロダクション
2.ケーススタディ
3.政策動向
4.政策提言

というアジェンダに落ち着いたのですが、6人のチームで1人1つか2つのアジェンダを担当し、それぞれ2人ずつで担当することにしました。
目的は、1人で抱え込まないことと、全体の流れを見失わないようにすることでした。
具体的には、イントロ担当のAさんはケースも担当する、といった形で他のパーツも理解している人と組むことで議論を活性化させるようにしました。
各アジェンダ4〜6ページくらいになるので、ページの作成者や話者はペア内で分担しました。

英語でコミュニケーションするのはそもそも難しく、3人以上の会話になると置いてけぼりになる人もいたりする(主に私ですが。。)ので、2人でペアを組んで強制的に会話しまくるのは、これまたプレゼンの質だけでなく、英語力の向上と友達度の向上にめちゃくちゃ貢献しました。

また、意外かもしれませんが、リーダーは決めませんでした
リーダーという役割を決めると、他の人がフォロワーになってしまうのと、それぞれ履修しているモジュールが違ったり家庭環境も違うので、忙しい時期が違うためです。
誰かがリーダーシップを発揮する形ではなく、できるタイミングでできる人がやる!というアメーバな進め方の方が結果的にも良かったんじゃないかなと思います。

4. グループプレゼン前後で変わったこと

とにかく、英語力は伸びました
話すスピードが圧倒的に早くスムーズになって言いたいことが言えるようになったのと、相手の言っていることが前よりもわかるようになりました。
聞き返す時にもなにがわからなかったか、という聞き返し方ができるようになりました。
ただ、雑談になると集中力が消えることもあって、ぼーっとなにも聞いてないことも多かったです、、

会話量が圧倒的に増えて触れる機会に比例して伸びた感触があります。

また、グループメンバーとは、だいぶお近づきになれた感じがします。まだ、授業ベースの会話じゃないと単語がわからなかったりして会話が通じないことがあり、偏った会話しかできないので、相手の文化や歴史、エンタメなどを、スラングも織り交ぜつつ、もう少し話せるようになりたいなぁと思いました。

それでは今日はこの辺で。
みなさま、ごきげんよう。

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