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「うれしいことが、世界でいちばん多いお店」 #イケウチな人たち を読んで

更新をとっても楽しみにしている #イケウチな人たち  の最新号が発信されました!

「僕自身が、この会社に入った動機が次の世代に繋ぐためでしたから」

そう語ってくれたのは、全国各地にサロンとストアを展開する『uka』の代表取締役を務める渡邉弘幸さんです。広告代理店でマーケティングやブランディングの仕事に携わっていた渡邉さんは、43歳のときに奥様の祖父が創業した会社に入社。経営していた美容室『EXCeL』を、トータルビューティーサロン『uka』へとリブランディングする大役を担いました。

https://ikeuchinahito.com/interview/uka/

「うれしいことが、世界でいちばん多いお店」というビジョン

うれしいことが、世界でいちばん多いお店

素晴らしいビジョンですね。

どんなことが嬉しいのかを知るには、お客様に聞くのが1番なので、「ukaのサービスを受けて、どんなことがうれしかったですか?」というアンケートをとりました。この調査はもう10年以上続けているので、ものすごくたくさんのご意見をいただいています。

―10年以上アンケートを続けているなかで、お客様から届く「うれしいこと」って変化していますか?

渡邉:根本的なことは何も変わってないですね。やっぱり懇切丁寧にお客様の悩みを聞いて、想像していた以上のサービスを返せたときにはうれしいと言っていただけます。

「うれしいこと」って確かに根っこのところは変わらないものですよね。お客さんが嬉しい、良かったと感じてくれることが「価値」、そう感じます。

今まではお客様にとっての「うれしいこと」を追求してきましたが、これからは自分たちも、仲間や家族、地球にとっても「うれしいこと」を考えていこうと思って、去年から「ukaはサステナブルへ」というビジョンを新たに掲げました。そういう会社になっていくためには、うちで商品を使わせていただいているパートナーさんのもの作りについても知っておかなきゃいけないと思って。

この点もすごく大事なことが語られていると思います。「うれしいこと」は必ずしもお客さんだけを見ていない、ということ。お店のスタッフ、お店の運営を支えている人、お店の取引先、その周辺(商店街とか、街とか)、その延長線をずっとずっと伸ばしていくと地球にまで。でもそうした関係者みんなが「うれしいこと」を想像すること、追求すること。全ては無理かもしれないけれど何か一つでも二つでも実現できないか、と考えること。また、その考えを関係者と分け合うこと。
こうしたことを通じて「うれしいこと」が少しずつふえていったり、「うれしさ」がたかまったりするんだと思います。

いつもの方向にもっていっちゃいますが、、、

アクティブファンドもお店でしょ!

すみません、 #イケウチな人たち  を読むと、ついついアクティブファンドに思考が、想像が、妄想が広がってしまいます。

NVICの奥野さんは「モノづくり」と表現されていますね。

NVICは、長期資産形成をめざす受益者の皆様のために、真に長期投資に資する企業を一つ一つ丁寧に選択しています。それぞれの企業の経済性に関する仮説構築、検証を、あたかもモノづくりの職人が一つ一つネジを締めるかのような丹念さをもって行います。そうして構築した仮説を集めて、この「おおぶね」という「船」を組み上げています。受益者の皆様には、安心してこの船に乗ってもらいたいと思っています。もちろん、アフターケアも怠りません。

https://www.nvic.co.jp/philosophy/ownersmanual

今回登場されている渡邉さんのお店のこと、サービスについては、何も知らない、体験していないのですが、きっとそのサービスは奥野さんのこの姿勢と相通じる共通点がたくさんあるはずです。

そう考えると、アクティブファンドも「お店」だと言えます。「うれしいこと」を提供できるお店、アクティブファンドはきっと魅力的でしょう。

アクティブファンドに期待する「うれしいこと」

アクティブファンドに何を期待しますか?

市場平均やベンチマークを上回るパフォーマンス、運用成績ですか?
その種の結果が得られたら、うれしいですか?

ま、確かにそれも「うれしい」ことかもしれません。でも、それのみを期待するのであればアクティブファンドを選ばない方がむしろ良いのではないか、と僕は考えています。成績は「価格」(市場の評価)次第ですから。

アクティブファンドから僕が感じる「うれしいこと」。

それは、こんな会社の関係者(株主、オーナー)だったのか!という発見、出会いです。詳しくは知らなかった投資先の事業、その事業を運営する人、チームのことを、より深く知る機会、それをアクティブファンドから得ています。事業の内容やそれにかけた願いや想い、そのプロセスを知って、誇らしく感じたり、スゴい!その視点は無かった!と感嘆させられたり、そうした体験が「うれしいこと」です。

アクティブファンドに期待するのは、そんな「うれしいこと」の発掘、そして共有です。

#イケウチな人たち  との出会いも、元をたどれば、鎌倉投信さんからのつながりです。

こんなMeetupに参加できたことも、とても「うれしいこと」でした。

アクティブファンドに求める、期待している「うれしいこと」が僕と似通っている、近い人はまだまだ少ないものと想像しています。でも、知らなかった、全く気づかなかったスゴい事業、未来を感じる挑戦を発見する、出会う機会を、アクティブファンドは発掘、共有することができる大きな可能性を持っています。

渡邉さんの言葉に戻ります。

リサイクルやリノベーションという視点で、新しいものを生み出していくことができるんじゃないかなと思うんですよね。そういう視点が、次の世代の豊かさを作っていくような気がしています。

リサイクル、リノベーションの可能性

リサイクル、リノベーションが、次の世代の豊かさのヒントになるのでは、と。

ちょっと違うかもしれないのですが、こんなことを感じています。

ごめんなさい、またふたたび、株式投資方面のお話です。

投資しているアクティブファンドに新しい投資先が加わると、ワクワクさせられます。「どんな会社なの?どんな事業なんだろう?」って。これももちろん良いのですけれど、何か忘れていないか、と最近強く思うようになりました。

既に関係のある会社、これまでの投資先です。どうしても新しいモノ、コトに注意、関心が向きがちです。でも、これまでの投資先と築いてきた関係をもっと生かすことってできないか。その関係を基にして新しいモノ、コトに挑戦することも出来るんじゃないか。

この観点で、投資しているアクティブファンドの皆さんには、より深い、いっそう中身の濃い「対話」をお願いしたい。期待しています。それに役に立つかわからないですが、投資先の会社のことを自分なりに調べたり、理解しようと努めたりする、それを発信していきたいな、という考えが強くなっています。

今回の #イケウチな人たち  からも色んなコトを前向きに考えるきっかけを頂きました。

コンテンツづくりに関わられた関係者の皆さんに深く深く感謝です。
次回の更新が待ち遠しい!待ってます!

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