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インデックスとアクティブ「どっちでもいい」と思う。

こちらの30頁「ブロガーに聞く インデックスとアクティブ、どっちが良い?」で私のコメントが載っています。私は毎月投資信託を買い付けていますが、その全てがアクティブファンドとなっていますので「アクティブ派」です。

「インデックスとアクティブ、どっちが良い?」という設問そのものが、なんだかなあ、というのが正直なところです。どちらかを正解にしたいのかなあ、って。率直に言うと「どっちでもいい」です。要は、投資信託を保有すること、買い付けることで、自分が何をやりたいのか、に尽きます。「効率良く」とか「コスパ」とか、そういうことが大事なら答えは一択、インデックスファンドだと思いますよ。

私自身、長くインデックスファンドにお世話になってきたし、今でも保有しています。「アクティブ派」になれた?のもインデックスファンドのお陰です。一方で、自身のポートフォリオに占めるインデックスファンドの割合を漸減させたいとも考えています。

同じくコメントが載っている吉田さん(まろさん)は次のように「補足」されています。

まず資産形成の土台はインデックスファンドの積立投資で。
そして個々の社会的立場や関心、将来の目標に応じて、
アクティブファンドや個別株への投資に広げていく。

私も同じように思います。別に無理にアクティブな投資に取り組む必要なんて無いかもしれません。

大事なことは、インデックスファンドを保有することって資本市場において「自分はいったい何をやっているのか」とか、株式投資のリターンってどこからやってくるのか、それらについて自分なりの答えを持っておくことではないでしょうか。もちろん、そんなのいらないや!という考えもアリだと思いますけど。これらのことを自分で考えて自分なりの答えを持っておくことは、投資を長く続けるうえで大きな助けになると私は思います。

私も色々考えて、時間をかけて、自分なりの答え(もしかしたら一時的な答えなのかもしれませんが)を見つけました。その答えから導き出された行動が、インデックスファンドへの追加買付を止めて、新たに追加で投資するのはアクティブファンドに限定するということでした。

まろさんはこんな指摘もされています。

投資は未来に対して一票を投じるような行為とも言えるが、
その投票権はすべての人に平等に与えられているわけではない。
投資に回せる余裕がある時点で、何らかの社会的な責任があるのでは?

私の今の投資行動には、「責任」の観点での自分なりの考えが入っています。インデックスファンドを保有することでも、リスクマネーを市場に提供するという「責任」を立派に果たしていると思います。ただ、投資家として他に担える「責任」はあるのだろうか、そういうことを私は考えました。

その辺りについて、まろさん、m@さんと一緒に考えた過程が『本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~』です。

もし、週刊エコノミストのまろさん、私のコメントに関心をお持ちくださったのなら、『本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~』をご覧になってみてください。

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