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コムジェストさんの月次レポートを読む! #17 (2022年9月末)

コムジェスト・アセットマネジメントさんがファンド運営に携わっている3つの #アクティブファンド  の月次レポートを読んでみる

コムジェストさんの月次レポートを読む!

前回はこちら。

3つのファンドとは

ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】

ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド

ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド

3つのファンドの投資先の選別、投資判断を行なっているのが

コムジェスト・アセットマネジメント さんです。


ニッセイ/コムジェスト新興国成長株ファンド(資産成長型)【愛称:エマージング・セレクト(成長)】

2017年10月に設定されたファンドです。

主に新興国の会社に投資しています。

純資産総額、受益権総口数の推移です。

2022年9月は前月末比で受益権総口数が大きく減、ファンドへの資金純流出となりました。前年同月末比で口数は2%増です。

投資先の概況はこんな推移となっています。

投資先は前月末から2増、36社です。
業種別では金融がトップになりました。
1年前と比べると、中国と韓国が減っていますね。
増えたのは、ブラジル、インド。

2022年9月末、ファンドでの比率 上位10社です。

前月末との比較では2社が入れ替わりました。
パワー・グリッド・コーポレーション・オブ・インディア はこの定点観測では初登場のようです。ファンドのコメントです。

インド国内電力の約55%の送電と各州間の送電の約90%のシェアを持つインド最大級の電気公益事業会社。同国は恒常的な電力不足である ことから、今後の電力量の増加の恩恵を受けると考えられる。

https://www.nam.co.jp/report/monthly/m121728-221017.pdf

ファンドの保有期間は長く、マザーファンドの第9期(期末は2016年12月)以前からの投資先と推定されます。

1年前、2021年9月末との比較では5社が入れ替わっています。

パフォーマンス。3年リターンの推移。新興国株式のインデックスファンドと比較してみました。

ローリングリターン 3年

ここまで0勝24敗となっています。

ファンドの月次レポートです。

ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・日本株式ファンド

2021年3月に設定されたファンドです。

日本の会社が主な投資対象です。

純資産総額・受益権総口数です。

2022年9月は前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。6ヶ月連続です。

投資先の業種別推移です。

2022年9月末の投資先は前月末から1増、44社。
生活必需品とヘルスケアの順位が入れ替わりました。

2022年9月末の上位10社です。

前月末から1社入れ替わりました。コーセーさんがカムバック。
組入期はマザーファンドの決算期です。2021年12月の決算期が「6」です。

1年前、2021年8月末との比較では、5社入れ替わっています。

ESGフォーカス コムジェスト・クオリティグロース・世界株式ファンド

2021年3月に設定されたファンドです。

世界中(日本含む)の会社に投資するファンドです。

純資産総額・受益権総口数です。

こちらも前月末比で受益権総口数が増加、ファンドへの資金純流入となりました。
4ヶ月連続の純流入です。

投資先の推移です。販売用資料を参考にしました。

2022年9月末、投資先は前月末から増減なし、37社。

上位10社です。

2022年9月末、前月末から入れ替わりはありません。
1年前、2021年9月末からは3社入れ替わっています。

投資先紹介は、

日本株式ファンドから 朝日インテック、ペプチドリーム

世界株式ファンドから Adyen(オランダ)、Analog Devices(米国) 

が紹介されています。

3つのファンドの投資先の会社を眺めていると好奇心が刺激されます。
来月も楽しみです。

以降、有料パートにさせていただきます。
ご了承ください。

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