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ロボットとAIと資本主義の破綻?

こんにちは、たいすけです。なんか怖いタイトルですね。そう、今日はちょっと怖いけど本当に起こるかもしれない、世界の変化について考えてみたいと思います。

今世界は AI で賑わっていますね。でも、今後はみなさんも聞いたことあるように、AI が深刻な問題も引き起こしそうですよね。ひょっとしたら、人々は AI に仕事を奪われ、貧富の差は開き、ベーシックインカムの導入へ一気に近づくかもしれない。そして、その延長線上を考えると、この先資本主義は破綻するんじゃないか、なんて。これをよくよく考えると、これは日本にはチャンスかもしれない。なんて話を下にまとめてみます。SF小説を聞くような感じで聞いて下さい ^ ^


まず、多くの仕事がAIに奪われる

これは本当に僕らの想像以上の仕事が AI によって奪われると思います。プログラミング、専門家、教育関連、クレーム処理、その他もろもろ。AI の「考える力」は数年前のそれとは明らかに違う。アレクサやSiriが「ちょっとわかりません」なんて言っていたのははるか昔の話のように、今は世界中の知識を詰め込んだ優しいメンターが隣にいる感じになりました。専門家に聞くより、何しろ速く、優しく、そしてタダ。この AI の能力はどんどん洗練されていき、人が敵わない分野が次第に増えていくと思う。もうすでに多くの分野でその片鱗が見えている。

今までは専門知識を教えてあげるだけでお金が稼げたけど、そんなのタダで ChatGPT が教えてくれる。「隣人とこんな理由でトラブったんだけど、法的にアプローチするにはどうしたらいい?」って聞いたら、法律と自分のケースに沿ってアドバイスしてくれる。「詳しくは専門家に確認してね」なんて言うけど、かなり的を得ている答えを出してくれる。

プログラミングだってなんでも頼めば ChatGPT が書いてくれるし、そのコードの意味がわからなければ教えてくれる。ChatGPT へのアクセスは、ほぼ全ての専門知識を世界中の人々がタダで手に入れたことになる。同時に専門知識を与えることを仕事にしていた人は困っちゃう。もうそれだけでは、誰もお金を払ってくれないから。多くの仕事の価値ががらっと変わるだろう。

そして、企業成長は加速し、貧富の差は開く

会社達は AI にできることは AI でタダでやってもらうようになる。売上は同じでも、人件費を大幅に削減できるので会社の利益は増える。仕事のクオリティ自体 AI の方が上なんてことも多々出てくる。なんせ早い。仕事によっては、人が30分かけてやることを数秒でやる。メールの返信なんか、ものすごく気の利いた返信を瞬時に書いてくれる。

今後は AI の活躍とともに企業の利益は伸びていく。

そうなると貧富の差は広がる。勝ち組負け組、って言葉はすきじゃないけど。この場合、勝ち組は、大きく利益を伸ばす会社、その重役と少数の会社に残った優秀な社員たち。負け組は、AI の導入に乗り遅れた会社、そして、AI に仕事を奪われた社員たち。

「多くの仕事は奪われるけど、新しい仕事はできる」・・・本当?

僕にはどうかんがえても奪われる仕事の量の方が多い気がするけど・・・。

すると、現実味を帯びるベーシックインカムの必要性?

  • AI で大きく成長するビジネスと経済 

  • 多くの失業者

これらの条件がそろったとき、国が取る政策は一つしかない気がする。

ビジネスへの税金を上げ、そのお金をベーシックインカムとして国民に配る。

こうすれば、仕事を奪われた人々も最低限必要の生活は保証される。でも疑問は残る。

社会主義のように人々の活気がなくならない?

そもそもベーシックインカムって、資本主義なの?ひょっとしたら、お金の役割と資本主義を見直さないと行けない時代は近いのかもしれない。

ひょっとして、資本主義の崩壊は近い?

世界は資本主義を中心に回って来た。良い生活にはお金が必要で、みんなが欲しがる「お金」をチラつかせることで、社会が回るのに必要な「労働力」を作り出してきた。資本主義社会が喉から手が出るほど欲しいような人材になるよう、みんな頑張って自己価値を高めてきたし、そういう人間が「勝者」のように扱われてきた。

でも、ロボットやAI が生産性に必要な「労働力」や「頭脳」を与えられるとして、人は働く必要があるのかな?

今はまだ人がいないと世界は全然回らないけど、変化のスピードがものすごい。どんどん、単純作業はロボットが、そして知的作業はAI が奪っていく。

人がやらなくても生産性を下げなくて済む?

人に「お金」というニンジンをチラつかせて走ってもらわなくても、AIやロボットがタダで走ってくれる、ってことかな??

つまり、人が働かなくても、お店には商品が並び、レストランは店員がいなくてもご飯が出てくる。つまり、ロボットやAIをうまく揃えたら、タダで回る社会が作れるってこと?

お金をもらえるのに、誰がタダにするの?

ま、それももっともな意見。でも、逆の考え方をすると。

全てがタダになるなら、サービスや商品からお金をもらう必要ある?

多くのものがタダで手に入り、必要最低限のお金が支給されたとき、それでも人はお金が欲しいのかな?人はお金のために嫌なことをするのかな?

お金に魅力がなくなったとき、資本主義は成立しなくなるかもしれない。

実は、資本主義改革に一番近いのは日本?

先進国は AI を使って生産性を上げ、利益を増やすことにしか興味がない。先ほど述べたように、貧富の差は広がり、ベーシックインカムに近づくこともあるかもしれない。でも、大企業の重役やアメリカのトップにいる人達は AI や増えた利益より恩恵を受ける人達。自分の取り分を大きく失う増税やベーシックインカムに簡単に賛成するとは思えない。資本主義の崩壊は彼らの世界での優位性を奪うことになるから。

そう考えると、ひょっとしたら日本のような国にこそ、資本主義改革は向いているのかもしれない。最先端の技術はあるけど、経済の競争力は昔ほどなく、今後の人口減少を考えると、ロボットやAIを、生産性を上げるためや経済的優位性を作るために使うのではなく、人が働かなくても回る社会を作るために使う、という実は健全な AI やロボットの活用法。

例えば、最近流行っている「田舎に引っ越して自給自足」。もし、その自給自足を助けるAIやロボットが出たら、人は食べ物にも困らず、電気はソーラーから、水は井戸から、人はそこまで農業にも時間を使わず好きなことをやって生きる。そんな時代がすぐに来るかもしれない。

「競争」や「生産性」こそが命となっていた古い資本主義から、「お金の心配しなくていいなら、何したい?」ってことを考えることに意識が移っていくのかもしれない。「誰が勝つか」じゃなくて、いかにロボットやAIを駆使して、人の負担を減らし、必要な生産をするか。自然とAIとロボットの融合。ミニマリスト、自給自足。最近のよく聞くこういったキーワードは世界がそっちへちょっとずつ向かっていることを示しているのかもしれない。

「お金の心配しなくて良かったら毎日何したい?」

この質問の答えをみつけるのはそんなに簡単じゃない。小さな「やりたい」を大切に日々過ごすことは、今後もっと大切になってくるのかもしれない ^ ^

はー難しいこと考えたらよくわかんなくなってきた。またなんか思いついたら書いてみます。みなさんも、何か思うことがあったら教えてね。

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