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【アーカイブ公開中】session1. 越境する教育と福祉から未来を照らす

※これは、2022年9月22日~23日に開催された「リノベーションまちづくりサミット2022@沼津」のアーカイブ動画です。
※本内容はイベント開催時点の情報です。

session1
越境する教育と福祉から未来を照らす

超がつくほど少子高齢化が進む日本のまちづくりにおいて、教育と福祉は切り離せない大事なテーマとなっています。全国ではその課題解決に取り組むプレーヤーも続々と誕生しており、今回登壇いただく方達がそれぞれ立ち上げた、はっぴーの家ろっけん・ほっちのロッヂ・原っぱ大学は、全国の中でも注目のプロジェクトです。さらに、公民連携の先進事例として注目されてきたオガールプロジェクトは、次なる展開として農業の人材を育てる教育事業をスタートさせました。そこにあるポテンシャルを活かして、進化を重ねてきたリノベーションまちづくり。このセッションでは「越境」をキーワードに、業界の枠を越え、領域をまたぎながら地域の課題を解決するそれぞれのプロジェクトから、"未来を照らす"ヒントを探ります。


モデレーター

青木純 / まめくらし
生まれ育った東京都豊島区の池袋を舞台にリノベーションまちづくりやウォーカブル推進の公民連携事業を推進する。南池袋公園・グリーン大通りを舞台に2017年から取組む『IKEBUKURO LIVING LOOP』ではイベントや実験からハード整備につなげ、新たなまちの個性となる「まちなかリビングのある日常」の風景を地元企業と共創している。コミュニティが価値を育む「青豆ハウス」「高円寺アパートメント」等の企画運営を通して主宰する「大家の学校」で愛ある大家の育成にも取組む。2021年より国土交通省『「ひと」と「くらし」の未来研究会』コアアドバイザー。奈良市公園マネジメント基本計画策定委員。

登壇者

岡崎正信 / オガールプロジェクト
1972年岩手県紫波町出身。東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻修了。地域振興整備公団(現:都市再生機構)入団後、建設省都市局都市政策課などで地域再生業務に従事。現在はオガールプロジェクトの中枢である㈱オガール等の㈱代表取締役として、紫波町の公民連携事業を企画推進する傍ら、全国各地の地域づくり指導・講演活動に奔走している。2018建築学会賞業績賞受賞。



首藤義敬 / はっぴーの家ろっけん
23才で遊休不動産の活用事業や神戸市長田区を中心に空き家再生事業を始め、27才で法人化に至る。自身の生い立ちから多世代でシェアで暮らす昔の日本のようなライフスタイルを作る事が少子高齢化問題を解決する方法の一つになると気付きハッピーの家プロジェクトを始動。HPや看板を作らない繋がりと口コミだけで拡がっていくのがHappyのプロジェクトの特徴。現在、多世代型介護付きシェアハウスという暮らし方を子供と一緒に住みながら実験中!将棋と珈琲を愛し、昼までダラダラ寝ていたい脱力系起業家代表。

藤岡聡子 / ほっちのロッヂ
「老人ホームに老人しかいないって変だ。」24才で創業メンバーとして有料老人ホームを立ち上げ、アーティスト、大学生や子どもたちとともに町に開いた居場所づくりを実践。2015年デンマークに留学し、幼児教育・高齢者住宅の視察、民主主義形成について国会議員らと意見交換を重ね帰国。「長崎二丁目家庭科室」主宰(豊島区椎名町)「診療所と大きな台所があるところ ほっちのロッヂ」共同代表。共著に『ケアとまちづくり、ときどきアート(2020中外医学社)』『社会的処方(2019学芸出版社)』

塚越 暁 / 原っぱの学校
神奈川県逗子市生まれ、在住。雑誌編集、ECサイト運営、経営企画と11年の会社員生活を経て独立。2012年、個人のプロジェクトとして大人と子どもが共に思い切り遊ぶ場「子ども原っぱ大学」を立ち上げる。2015年、HARAPPA株式会社を創業し、サービス名を「原っぱ大学」に変更。大人と子どもがフィールドで共に全力で遊び、関係を形作る会員制プログラムとして神奈川県逗子市でサービス開始。現在は直営拠点を千葉県佐倉市、大阪府茨木市にも展開。アクティブ会員数は500家族超。現在は「原っぱ」の活動を広げようと原っぱの担い手を育む「原っぱの学校」を(株)まめくらし 青木純氏と企画・運営。