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【開催レポート】官民連携まちづくり塾 後編(岡崎市-自治の再生編-)

全国の先進的な公民連携の取り組みを実践している都市をモデルケースに学び、実践に繋げる「官民連携まちづくり塾」。
通算5年目の開催となる今年度は、大東市と岡崎市の2都市で開催しました!
その開催レポートを2回に分けてお届けします。

後編は、2月10-11日に開催された岡崎市-自治の再生編-です。




岡崎市-自治の再生編-について

岡崎市では、公共事業のスタートを機に自治会が活性化し、これまでの自治会の閉塞的なイメージを払拭するQURUWA7町・広域連合会が立ち上がり門戸が開かれたプラットフォームを形成し、まちづくりに多様な人を巻き込んでいます。そこで芽生えたアイデアを実践する次世代の会は、持続可能なまちづくりのためのコミュニティビジネスを促進させ、行政はビジネス環境を整備しながらエリアを変化させています。

自治の再生がもたらす都市経営への影響とは、そもそも自治とはなんなのか。行政にとっての自治会、自治会にとっての行政の新しい関係性のあり方から紐解いていきました。

塾長は西村浩さん。講師に東克宏さん、三宅香織さん、中川健太さんをお迎えしました。

タイムテーブル

2日間の限られた時間でインプットとアウトプットをみっちり繰り返します

【1日目】

9都市10チーム合計36名が参加しました。
行政職員だけのチームもあれば、民間と入り混じったチームもありました。

ガイダンス

岡崎市の中川さんによるガイダンスからスタート

チェックイン

シートにこの2日間の目標を記載しチームで共有してからのぞみます

ランチ交流

交流のため昼食はチームをごちゃまぜにして地元のお弁当を食べました

ファーストプレゼン

昼食後はファーストプレゼン。
講師陣から厳しくも温かい指導をもらい脳みそを揺さぶられます

ブレストウオーキング

プレゼンで頭をごちゃごちゃにした後は岡崎の光景に飛び込みます。
3グループに分かれてローカルプレイヤーたちから岡崎のあれこれを学びました。


トークセッション①

1日目最後のプログラムは岡崎の自治の再生を担うメンバーによるトークセッション。
自治の再生のノウハウとは、まちになにをもらたすのか、未来に見据えているのものとは。
ブレストウォーキングでのインプットも踏まえてさえらにその本質に踏み込んでいきます。

交流会

1日目を終え、参加者、講師陣、ローカルプレイヤーも交え交流会を行いました。

会場にさせていただいた「camping office osoto」では焚火もできてしまうという至れり尽くせりっぷりです。

【2日目】

トークセッション②

2日目は講師陣による中川さんを紐解くトークセッションからスタート。
1日目のインプットを経て、行政職員として何を考えて実際どう動いてきたのか解像度を上げていきます。

ワーク

2日目はみっちりワーク。
講師陣に助言をもらいながら最終プレゼンに向け頭をフル回転させます。


最終プレゼン

この2日間で感じたもの、考えたことをプレゼンにぶつけます。
講師からのフィードバックで明日からの実践につなげていきます。

クロージング

最後に講師陣よりメッセージをもらい、チームでチェックアウトをしてこの2日間を振り返りました。

まとめ

公共事業への大規模な投資、QURUWA戦略、自治会の躍進、小さなリノベーションとさまざまな動きが交錯していまの光景を生み出している岡崎。
決してきれいなことばかりではなく、トライ&エラーを繰り返し地道に長い道のりの中で築いた関係性がその根底にはありました。

そして、それらを繋げていく役割として自治会のポテンシャルははかりしれません。
自治の再生がまちにもたらすもの、その未来をゆく岡崎のこれからにもますます注目です。

岡崎市のみなさん、講師のみなさん、ありがとうございました!