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最高の住まいとは、どんな住まいか、考えてみた。

こんにちは!足立 淳と申します。

私は東京で株式会社サムタイムズという小さな不動産会社を経営しており、日々、お客様の素敵なお住まい探しのサポートをしています🏡

私自身、昨年、都内の築35年のヴィンテージマンションを購入して、リノベーションをして家族4人で楽しく暮らしています👨‍👨‍👧‍👧

床がカーペット敷きの、こんな住まいに住んでいます。

私はお客様のお住まい探しを生業としていて、四六時中「住まい」のことを考えているのですが、ふと、「"最高の住まい"ってどんな住まいなんだろう…🤔」という疑問が湧いてきました。

もちろん、駅近で、新耐震基準以降に建てられた、資産価値が落ちにくい物件などといった、スペック的な判断基準はたくさんあるのですが、「住み心地」という観点で最高の条件が何なのか、これまであまり考える機会がなかったので、考えてみることにしました。

スペックとしての良い物件の条件については以下のnoteにもまとめていますので、お時間があれば、是非お読みください。


「最高」の定義は人それぞれ

もちろん、「最高」と感じるポイントは人それぞれだと思います。

自然が多く、閑静な住環境が好きという方もいれば、都会の賑やかな雰囲気の住環境が好きな方もいらっしゃると思います🏙️

タワーマンションからの眺望。これはこれで気持ちが良いですよね。

眺望が抜けたタワーマンションの高層階のような住まいが好きな方もいれば、高いところが苦手で、マンションの低層階が好きな方もいらっしゃいます。

しかしながら、「心地よく暮らせる」ことや「健康に暮らせる」ことは、誰しもが住まいに求める条件なのではないかと思います。

たとえば洋服だったら、好みの色やデザインは人それぞれだと思いますが、服の着心地や、身体(肌)への優しさは良いに越したことはありません👕

ファッションには「オシャレは我慢」というような言葉もありますが、住まいは決して我慢して住むものではありませんので、心地よさを追求することは、住まい選びにおいて非常に重要なポイントになります☝🏻

ここでは「最高の住まい=心地よく、健康に暮らせる住まい」と定義して、私なりの"最高の住まい像"について考えていきたいと思います。

心地よく、健康に暮らせる住まいとは?

では、心地よく、健康に暮らせる住まいとはどんな住まいなのでしょうか?

ポイントは、人の健康を維持するうえで欠かせない、「光🌤️」「空気🫧」ではないかと考えました。

1️⃣ 太陽の光が浴びられる

周知の通り、太陽の光は人体にとって非常に重要な役割を果たします。

朝目覚めて、太陽の光を浴びると、脳内で神経伝達物質であるセロトニンが分泌され、あたまがシャキッと覚醒したり、ストレスを軽減してくれるといわれています。体内時計も整えてくれるそうです⏰

真っ暗な寝室よりも朝日が入ってくる寝室の方が健康には良さそうです。

また、適度な紫外線を浴びることによって、体内(皮膚)でビタミンDがつくられ、骨が丈夫になったり、免疫力が高まるといった効果が期待できます🦴

北向きのお部屋や、半地下のマンション周りを他の建物に囲まれてしまっているような戸建物件など、太陽光が入りづらい環境の住まいは、健康にとっても良くありません😵

できれば、主な開口部が南向きや東向きで、特に午前中にサンサンと明るい太陽の光が室内に入ってくるような住まいが理想的です🌤️

2️⃣ 外部の空気環境が良い

住まいを取り囲む空気環境も健康に大きな影響をあたえます。

空気環境が悪いと、喘息などのアレルギーを引き起こすリスクがありますので、特に小さなお子さんがいる家庭などでは注意が必要になります❗️

できれば毎日、綺麗でおいしい空気を吸いたいものですが、都会においてはなかなかそうもいきません😮‍💨

大通り沿いの物件や高速道路沿いの物件は、車の排気ガスなどの有害物質の濃度が高くなってしまいますので、避けたいところです🚛💨

こんな環境が住環境としては理想だと思います。

大通りから少し離れた車通りの少ないエリアや、緑の多い住環境の方が空気環境は良いといえます🌳

川の近い物件も臭気などの確認が必要です。

また、最近ではかなり減ったと思いますが、雨の日などに悪臭を放つ川や用水路が近い物件も空気環境が良いとはいえませんので、注意が必要です🏞

3️⃣ 室内にカビや有害物質が発生しない

外部の空気環境にくわえ、室内の空気環境も健康に大きな影響を与えます。

特に人体にとって天敵なのが「カビ🦠」です。カビは人体にとって有毒で、さまざまなアレルギー疾患を引き起こす原因といわれています。

湿気が篭りやすい立地にある物件や、風通しの悪いお部屋などで発生するリスクが高くなります。

風通しの良い物件を選ぶことも重要ですが、リノベーションで床を無垢材のフローリングに変えたり、壁をビニールクロスではなく、「漆喰(しっくい)」などの調湿効果のある天然素材に変えるだけでも、湿気はかなり抑えることはできます☝🏻

漆喰の壁はこんな感じです。左官職人さんが手作業で塗っていきます。

特に漆喰は優秀な素材で、「強アルカリ性」で殺菌作用があるため、カビを抑制する効果があります。

私自身、昨年から壁や天井が漆喰に包まれた住まいに住んでいますが、空気がとても爽やかで、毎日がとても快適です。今のところ、結露やカビなどは一切ありません。

左官職人さんが手仕事で塗っていきますので、施工にかかる費用は壁紙等に比べると高額になりますが、とてもオススメできる素材です🙂

壁に珪藻土が塗られた物件です。かなり汚れが付着してしまっています。

漆喰と似た素材として「珪藻土(けいそうど)」という素材もあり、調湿効果はとても高いですが、"中性"の素材のため、殺菌効果はありません

珪藻土は悪い素材ではありませんが、環境によってはカビや汚れが発生してしまう可能性もあるので、要注意です⚠︎

また、壁や天井に貼られているビニールクロスや床に貼られているクッションフロア、安価な家具などから発せられるホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物も人体には悪影響です🧪

ホルムアルデヒドはすぐに無くなることはなく、長期間にわたって揮発し続けるといわれています☠️

上述のように、壁や床はリノベーションで無垢材のフローリングや漆喰などの天然素材に変えることで、揮発性有機化合物の発生を抑え、室内の空気環境を良くすることはできます。

また、家具に関しては、最近は安くても機能性やデザイン性の高いものも多いので、安価なものを選んでしまいがちですが、お部屋中をすべてそういった家具でコーディネートするのは避けた方が良いかと思います。

できるだけ化学的な接着剤や塗料が使われていない、天然の素材で作られた家具を選ぶことをオススメします🌿

家具はなかなか買い替える機会も少ないので、価格は高くとも、上質で永く使えるものを少しずつ買い揃えていくことをオススメします🪑

安価な家具は劣化していくのも早いですし、将来買い替えることになっても大きな家具の場合は送料がかさむので、高い価格で売ることができず、粗大ゴミで捨ててしまうことも多いと思います。環境にも悪影響です。

上質な家具なら、経年と共に味わいが増していきますし、もし将来買い替えることになっても、良い価格で売却することもできるかと思います💴

4️⃣ 寒くない、暑くない

寒さ🥶や暑さ🥵も住まいの快適性には大きな影響があります。

どうしても四季のある日本なので、冬は寒く、夏は暑いのが当たり前なのですが、極端な暑さや寒さは人体にとっても良くはありません

一般的には人気のある「角部屋」「最上階」のお部屋は、外気に触れている面積が多いので、実は冬はとても寒く、夏は暑いといった隠れたデメリットがあります😨

また、室内の床を大理石などの石のタイル張りにした高級感のあるスタイリッシュなデザインもありますが、当然、石張りの床は硬くて冷たいので、足腰には負担がかかりますし、体温を奪われるため、体には良くありません…。

また、マンション・戸建に関わらず、築年数の古い物件の場合は壁や床などの断熱性能が低いことも多いので、リノベーションで壁や床に断熱材を入れたり、床暖房を導入するなどして、寒さや暑さを和らげる工夫が必要となります。

壁に断熱材を施工しているところの写真です。

太陽の光がサンサンと差し込む南向きや東向きのお部屋は室内がとても暖かくなります🌤️

一方で、西向きのお部屋は午後に日差しが差し込みますが、夏場は室内が非常に暑くなってしまいますし、北向きのお部屋は太陽の光が直接入らないので、冬場はとても寒くなるので、注意が必要です。

たとえば最上階・角部屋・西向きのお部屋などでは、夏場に外に出かけて、家に帰ってきたら室内が蒸し風呂状態になっていて、エアコンをガンガンにかけても、コンクリートが熱を持ってしまっているので、なかなか涼しくならない・・・といった話を体験談としてよく聞きます😱

5️⃣ 近くに公園(自然)がある

健康に暮らすという意味では、適度な運動も重要になってきます🏃🏻‍♀️

ウォーキングやランニングは脳や体の健康にとって、非常に有効と言われていますので、住まいの近くにウォーキングやランニングに適した場所があると理想的です。

家の近くにこんな公園があったら、健康な毎日が過ごせると思いませんか?

せっかくウォーキングやランニングをしていても、横を車がビュンビュン走っていて、車の排気ガスを思い切り吸い込んでいては意味がありません🚗💨

有酸素運動の際には体内に取り込む空気も大切なので、できれば空気がきれいな公園などの環境で行えると尚良いです🏞️

木々や土の香りを感じながらの運動はとても気持ちが良いものですし、日常に少しでも自然を感じることも、心や体に良い効果が期待できるといわれています。

窓の景色からほんの少しでも自然が感じられると、心が穏やかになります。

たとえ公園が近くになくても、お部屋の窓から木々のグリーンが眺められたり、室内に観葉植物を置くだけでも自然を感じることができ、心が穏やかになれると思います🪴

まとめ

私なりに、最高の住まいとはどんな住まいなのか、考えてみました。

心地よく、健康に暮らすためには、光や空気、緑などの自然をストレスなく、上手に生活に取り込むことが重要という結論に至りました。

駅からの距離や面積、築年数などのスペックは物件価格に大きく影響してきますが、「住み心地」については物件価格に大きくは反映されていなかったりします💰

住み心地はすごく良いにも関わらず、価格が安く設定されているようなお宝物件💎に出会えるかもしれません❗️

これから住まい探しをされる方は、資産価値やスペックだけではなく、是非、この「心地よく暮らす」ことや「健康に暮らす」ことについても考えを巡らせながら物件探しやリノベーションを検討していただくことで、本当の意味での理想的な住まいに出会えるのではないかと思います。

みなさんにとっての最高の住まいはどんな住まいですか❓

住まい探しを始める前に、一度、家族やパートナーと「最高の住まい」について話し合ってみると良いかもしれませんよ☝🏻


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