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【DIY工作】ODペダル 「REMRAM Tan Ray(淡麗)」の製作

ぼくの使ってるマルチエフェクタ、AMPERO ONEにはかなりの数のODペダルが入ってて、その再現度の高さ故プリセットにあるペダルは手に入れなくてもいいかなぁと。
実は友人から譲って貰った SD-1とTS-9があるですが、細かな違いはあれどプリセットと比較したらほぼ一緒、昨今のデジタル技術の進化にはほんと感心します。

ところがみんなが絶賛するこのペダルが入ってない。どういうこと!??

無いと欲しくなっちゃうのは当然の心理、でも高いのよコレ。
でググると見つかる回路図、家に転がるパーツでなんとかしてみます。

先日記事にしたテストベンチを使ってまずは回路を再現。所謂TS系回路なのでさほど変わったものじゃないんですが、一つ気になる部分が。Biasが不平衡なんですよね。回路図が間違ってるのかな?と定数を変えると音は変わるんだけど、ココで不思議な事に気付きます。不平衡な方が音が気持ちいい。

参照した回路の記述間違いなのか、ホンモノもそうなっているのかは確かめようがないけれど、回路図のままで基板を組んでみます。
ケースに収めるために先に基板の形を整えてから実装、たまたま手持ちのオーディオグレードに合うものがあったので奢ってやります。ICソケットはOPとDIを色々触って遊ぶ為。

Seriaのエフェクタケースに収める為に配置を考えます。結構キチキチ。

ケースに穴開けして配線、そして収められるかを確認。いい感じに組めそうです。


このままじゃ無骨なので、インスパイア系ペダルである事を示すグラフィックをデザインしましょう。

時代は萌え系ペダルらしいので、今回は某アニメをフィーチャーした萌え系グラフィックで攻めてみます。

ぼく、新境地に達した気がします。

クリップDIは不平衡BIASに重ねてさらに変な事を試してたらこんな選択になっちゃった。

いよいよ完成、OPアンプは4558D、5532DD、2134PAを気分で替えて遊んでます。

極端にキャラの違う2ペダルですが、どっちも好みの音が出てイイ感じ。

その後ホンモノと比較する機会があったんですが

やっぱホンモノは違った、美味しいレンジが広い!

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