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自分の当たり前、人の当たり前

#47

自分の当たり前。人の当たり前。それぞれ異なる。
現在、いつも通訳してるコーチが不在、なので実際に現場でコーチングする機会があった。そこで「オープンに止める大切さ」を練習のポイントで挙げた。
「オープンでボールを受けるのは大事。(視野が広がるし、次のプレーが選択しやすくなる。)」この()の部分は伝えなかった。
まあ、こんな感じでメッセージ伝えた。終わったあと、ベテランのコーチにどうやったか、アドバイスを聞いた。すると、
「オープン置くのはもちろん大事。でも()の部分、言わなかったら、メッセージは伝わらないかも。1人ひとり、オープンに対する意識は違う。蓮のオープンに対する認識は他の人とは違うかもしれないし、マリノスのオープンに対する解釈もFCとは違うかもしれない」
なるほど。自分の当たり前は人の当たり前じゃないし、そこの違いを理解して、伝えたいことを伝えるっていうのは凄く大切やなと感じた。
これを相手の読解力が弱いと捉えるのか、自分の伝える力が弱いと捉えるのか。後者の方が圧倒的に成長できるし、自分のためになる。
そしてここからわかること、派生して考えられることは、ある事実に対しての解釈は人それぞれで、楽観的にも悲観的にもなると思う。今、新横浜から京都に帰ってきた。昨日の新幹線の混乱もあって、自由席しか取れず、2時間たちっぱだった。多分、ここでの一般的な解釈は、「2時間も座れへんの、きつい」やと思う。でも自分は、たちっぱ=眠くなっても寝れない=めっちゃ勉強できるになって、結果2時間が一瞬で過ぎた。
こんな感じで、自分の考え方は、人と異なることは多いと思うし、そこをしっかりと理解していきたい。そして、これは通訳としても凄く大切な考え方になると思う。

20230916

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