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【レポ】2023/7/16 囲碁将棋×マシンガンズ ツーマンライブ「乱れ打ち」


はじめに

はじめまして。やいこと申します。
皆さんは普段”推し活”を楽しまれていますでしょうか?

かくいう私は10歳から推し活を続けており、長年うたプリやジャニーズをこよなく愛するアイドルオタクでした。
しかし先月、お笑いの賞レースTHE SECONDをきっかけに、予期せぬ形で「マシンガンズ」という漫才師にハマったのです。

前回、その経緯をnoteを書いてから約1ヶ月。
すっかりTwitterでマシンガンズのことしか話さないお笑いオタクが爆誕してしまいました。

投稿した当初は、自分の気持ちを吐露して満足したので、これ以上記事を書こうとは思っていませんでした。
でもその後、ご本人であるマシンガンズ滝沢秀一さんに見つけてもらい大バズり。
ラジオでも「なんかすごくいい文章だったんですよね」と腰抜かすレベルのファンサをいただきました。(該当部分は37:21〜)

推しがこちら側に話しかけてくるラジオ、それがネガポジ

そのおかげもあってか、初めましての人にお声がけするたびに「やいこさんってあのnoteの人ですよね!」と言っていただけるようになったんです。

の、noteの人!?知らぬ間にそんな枕詞ついてたんだ!?
そう言われるたびに、ただのドルオタのブログに申し訳ない…と恐縮しっぱなしだったのですが、note公式にまで紹介された時は泡吹いて倒れるかと思いました。


ラノベのあらすじか?やめてよホント恥ずかしいから!!!

でも正直な話、ここまでハードルが上がっちゃうと次を更新するのが本当にプレッシャーで。ずっと何を書こうかと悩んでました。

その時にふと思い返したんです。
わたしがnoteを書いたきっかけって「マシンガンズの漫才の魅力を届けたい」という想いだけだったなって。
だからこそ、軸はブレずに”好きを全力で注ぎ込む”文章をこれからも書いていこう、と決心しました。
ま、推しにまた頼むって言われて書かないわけにはいかないしな〜!
あ、でも前回のようなエモ文は早々書けないので期待しないでくださいね。田舎のしがないオタクなので。

今後はライブ現場をメインに推し活しようと思っているので、ライブレポを中心に書こうと思います。マシンガンズの漫才が大好きなので!

レポを書くことで現在進行形でファンを増やしたいという気持ちもありますが、それ以上に未来のガンズファンに向けて記録を残しておきたいっていうのもあるんです。

私自身、芸歴25年の漫才師にハマったからこそ昔の情報って全然追いきれてなくて。
古参ファンの方から当時の話やインタビュー記事を教えてもらってそんなことあったんだ!?って驚きの連続だったりします。今は皆さんの情報を後追いできてとても助かってます。

だからこそ私も、未来に出会うガンズファンのために、自分の思い出を共有することで恩返ししたいなと思ってます。

レポを書く上でのマイルールはこんな感じです。

==========================
・基本的に自分が現地で見たライブのみ書きます
・内容はマシンガンズが中心です
・ネタバレ防止のために配信があるライブは配信終了後に、配信がないものは出来次第アップします
・漫才の詳細は概要程度にします(今後の賞レースに影響する可能性があるため)OPフリートークEDはがっつり書きます
・非常に主観的な感想です。全てニュアンスで捉えてください
==========================

こんな感じで大丈夫かな。
お笑い畑にきてまだ1ヶ月だから明確なルールがわからないんだよね…。何か気になる部分があったら適宜コメントください。

それでは囲碁将棋×マシンガンズのツーマンライブ「乱れ打ち」レポ、いよいよスタートです!


事前アンケート

7/16 12:30〜会場入り。三連休の中日でとにかく猛暑!
外に出てられないぐらい暑いから早めに会場入りしよう、とフォロワーさんと一緒に入場したら、入り口で「アンケートにご協力ください」とのお声がけが。

えっ!?これから新ネタ作るの!?!?
ネタを作るためのLINEグループを作ったって言ってたから、新ネタを披露するだけなのかと思ったらここで作るんだ…!
サンタモニカの前説を聞きながら、自分なりに何個か送ってみました。こういうのってどれぐらい書いていいのか迷うよね!
アンケートに頭を悩ませているうちに開演の時間へ。いよいよツーマンライブが始まります!


オープニング

大拍手で出迎えられる囲碁将棋とマシンガンズ!
「拍手はするけどワーもキャーも言わないんですね」と文田さんに囃されると、「思ったよりキャーないなぁ!?」と滝沢さんがすかさず反応。

「皆さーん、滝沢ですよー!」の西堀さんのナイスアシストで皆から一斉にキャーっという黄色い声援が。公式の場ではじめてキャーって言えて嬉しかった!

一方負けじと「皆さーん、レジェンドですよー!」煽る根建さん。
文田さんがレジェンドポーズをキメると、会場からは負けてないぐらいキャー!と大声援が。「盛り上がってこうなー!」って開始から文田さんもアクセル全開な感じ。
どうしようすでにめっちゃ楽しいぞ!

「今日はアイドル対決だな!」とニコニコする滝沢さん。
囲碁将棋にザセカンドをきっかけにアイドルになられたんですね、と茶化されても2人はどこ吹く風。
「俺は圧倒的バブみって言われてるから」と西堀さんがアヒル口をした時、滝沢さんに負けず劣らずのノリノリっぷりにびっくりした。
なんかこの2ヶ月で2人ともアイドル漫才師として急成長してるよね…!
すごすぎる。46歳と48歳の遅咲きアイドル。

マシンガンズのライブDVD再販について
初めの話題はマシンガンズのライブDVDから。
昔のDVD大掘り起こししたじゃないですか、と文田さんにイジられてたけど、2008年に出したライブDVDを15年の時を経て2023年に再編集して販売することが決まりました。

再販のきっかけは、ザセカンド効果で定価1,500円のDVDが楽天で25,000円のプレミア価格で取引されていたからだそう。それを受けて、あまりにも不憫だからと新たな特典映像を追加して販売元が再販してくれたそうです。
本当にありがとうございます…!

実際マシンガンズの勢いはすごいらしく、今回のツーマンライブのチケットも一般発売は1分で完売したんだとか。
西堀「囲碁将棋が人気あるんだよ」
文田「マシンガンズさんが人気あるんですよ」
西堀「や、だって……そう?(ニヤニヤ)」
お会計のやりとりじゃないんだからと言われてたけど、こういうミニコントがスッとできるところがマシンガンズの凄いところだよね。

でも、ザセカンドでは対決してない2組の絡みが見たいってお客さんは多いんだろうね。私もその1人だったし!
実際囲碁将棋とマシンガンズって漫才師としては対局の存在だけど、喋ってる雰囲気とか感性とかは近い感じがしたんだよね。だからツーマンが実現したのかも。

新ネタについて
話によると、マシンガンズが本格的に新ネタを作るのは15年ぶりだそう。
「15年間2人でネタ作ろうぜ、とか言ったこと一回もないんですか!?」という根建さんに「「ないねー」」と声を揃える2人。
「ええっ!?嘘でしょ!?ガスト集まろうぜとかないんですか?ドリンクバー8杯ぐらい飲んで『今日やったべ』って言って帰るでしょ!」と驚いた表情を浮かべてました。

それはお前らが前に進んでるグループだからだよ、と答える西堀さん。
この言葉を聞いたとき、会場では「そりゃ囲碁将棋は売れっ子だからなー」ぐらいにしか思ってなかったんですけど、最新話のしくじり先生を見た後だと言葉の重みが違ってくるんですよね…。

マシンガンズは売れてない時期が長くて、賞レースやオーディションからも需要がない暗黒期もあったからだいぶ荒んでたんだよね…。
劇場でもロクに漫才をしないから煙たがられていて、滝沢さんも飲酒して舞台に立ってたこともあったんだそう。それを思うと今のこの爆発的な人気って純粋に嬉しいんだろうなぁ…(クソデカ感情)

根建「ネタ合わせもクリアファイルからきったねぇA4に鉛筆で書いてある紙出してきて。あれどういうネタ合わせ!?」
根建さんもあまりにも荒削りのネタ合わせにびっくりしてたけど、THE SECONDでも同じようにネタ合わせしてたらしいです。

THE SECOND裏話
俺は予選からずっと怪しいなと思ってたんですよね、と文田さん。
「俺らネタないからガクテンソクには勝てねぇよ」という発言を聞いて、あれ?怪しいことしてんな…と笑
喫煙所で一緒になった西堀さんは「弱者の兵法です、勝つためには全てやります」と答えて、とにかく自虐戦法で乗り越えてきたそうなんです。

決勝まで勝ち進んでいくマシンガンズを見た文田さんは、ここまでを見越してアドリブ漫才をしていたと思っていたそうで。
「あの態度も周りに対するフェイクで、決勝に出た瞬間ゴリゴリの6分ネタやるのかなと震えてたんですよ。だって西堀さんがやる顔してたから。俺ら全員、マシンガンズの手のひらで踊らされてるって…!」

「そしたら、ほんとにネタなくて…笑」
会場大爆笑。

「そんなに器用じゃないよ!そんな顔してないよ!」との西堀さんの声に対して「ネタなかったら普通焦るじゃないですか!」と反論する囲碁将棋の2人。

西堀「5分後の自分に全部投げたの。頑張れよって。時間も来るから。負債を先送りにしただけなんだよ」
1,000万円のかかった大勝負で「お客さんじゃなく時間との戦いだから」って言えちゃう西堀さんもなかなかぶっ飛んでるよね。

文田さんはマシンガンズのネタの作り方にもびっくりしたそうで。
喫煙所で西堀さんと喋ってて「ネタってどんな感じなんですか?」て聞いたところ、
「6分ネタのうち、2分適当に喋って4分ネタやってる」と答えたそうです。
文田「言ってもライバルだからビビらないようにしたんすけど、内心マジかよ…と思って」丸2分何も決めてないんだ!本当にできない!と驚いていました。

西堀「囲碁将棋だってあの場になればやるよ」
文田「ネタがない状態で臨むことがないから!」
確かに賞レース狙ってる中ではあり得ない状況なのかもしれない…笑

「じゃあ今日やろうよ!」と滝沢さんが無邪気に答えると、会場からは大拍手が。
1本めはいつもの囲碁将棋、2本目はまるまるアドリブの漫才をやることに。
渋る囲碁将棋の2人に「なんとなくトピックスって落ちてるよ」と教えるマシンガンズ。

「会場は女の人多いですよねー」「あー!そうだなー!」
「2階があるな」「なー!2階があるなー!」
こんな感じでやればいいとレクチャー。

根建「これ6分やってるんですか!?マジすごいんですけど!」
まるでトピックスが見つからないという根建さんに、見たまんまをいえばいいんだよ、と答える滝沢さん。
西堀「なんとなく音がなってればやってるように見えるじゃん。音を切らさない!」
いや、どんなアドバイスや…笑

あとツッコむ時にこうやればいいんですよねと人差し指あげるポーズをキメる根建さん。
「あれも昔の方が手上がってる」「オーバースローからサイドスローへフォーム変わった」と文田さんのツッコミ含め面白かったなー。

そして、話の流れで「マシンガンズは新ネタ、囲碁将棋はマシンガンズ風漫才」をやることが決定し、来場者のアンケートをもとに新ネタを披露することに。

文田「どうなんすかね?アンケート攻めれてるのかな」
根建「攻めてる人もいるし応援メッセージもいるみたいですよ」
文田「あぁ…応援メッセージとかいらないんすよねー」

文田さんの鋭利な刃物がオタクの心に刺さったよ…。
そういえば、囲碁将棋がやってるラジオも「面白くないメールは読まない」というスタイルでやってるってインタビュー読んだことあるな。

推し全肯定botのドルオタとしては、推しを貶す事自体がマジでハードル高いんだけど、笑いのためには確かにイジることも必要なのかも。
私だって座王のこと触れるか迷って消したんだよ…(ちょっとでも推しが傷ついたらやだなと考えがち)

漫才① 囲碁将棋「カレーの作り方」

趣味を料理にしたい文田さんが動画を参考にカレーを作るというもの。ボケの文田さん、ツッコミの根建さん。2人でボケツッコミ交互にやる漫才しか見たことなかったから凄く新鮮だった!
吉と末吉の例えとか、あるあるとセンスが磨き上げられているよね。
流石に舞台に立ちまくってる漫才師は違うな…。と感心しっぱなしでした。

漫才① マシンガンズ「食べログ」

大きな拍手のなか迎えられたマシンガンズ。
「超歓迎ムードじゃーん!」とご機嫌の西堀さん。それを受けて滝沢さんが「嬉しいですねぇ〜。そろそろうちわ振ってもいいですからねー!」と会場を見渡しました。

きた。

THE SECONDで人気が出てから、「人気者になったからにはうちわを振って欲しい」とことあるごとにアピールしてた滝沢さん。
推しに言われたし作るか〜!と少し前に自作のうちわを作ってたんです。(ジャニオタはうちわ作りが日課)

その後ネガポジでも課金アイテムのひとつとしてうちわのギフトが出されていて、公式側のネタとして「うちわを振る」っていうのはあるんですよね。

ネガポジの番組限定ギフト。ラジオ中に飛び交う

もしもタイミングがあれば出そうと、コント師の小道具のごとく持ち歩いてた私。
ここで勇気を出すしかない!!!
自作のうちわをソロソロ…と取り出し座席の隙間からスッ…と恐る恐る掲げました。

「まだ1枚もないですからねー…って秀様いたぞー!」
こっちを指差す滝沢さん。うちわ警察に捕まった!
「振ってるぞー!いたぞー!」
会場を見渡すと、もう1人下手のブロックでうちわを出してることを発見。
一瞬空気止まったよね。もうここら辺から緊張してよく覚えてない。

ステージを見ると、きょとんとした顔で正面を向く2人。

西堀「なんか…振ってる方がヤバいみたいじゃないか!」
滝沢「アッハッハッハ!!(大爆笑)」

いや、お笑いライブでうちわ振るのは普通にヤバい人なんだよ
緊張しすぎてここら辺あんまり記憶ないんですけど、配信で見返したら会場もウケてたので良かった〜!この身を犠牲にいいネタが提供できたよ…。

その後「いいんだよ!」「ごめんな!」と2人がフォローしてくれました。

滝沢「そっか!やってくれる人がいたんだ!ありがとうございます、いやー嬉しい!」
西堀「やっぱりうちわを掲げてる手が少し震えてたよ(プルプルモーション)」
滝沢「両サイドにいたな!なんかおそるおそる…」

本当、手もめちゃくちゃ震えたし正直怖かったなぁ。
だってコレ、実際うちわ出した後会場がどうなるか未知数だからね!?

うちわのくだりもツカミとして言ってるだけなので、本気でうちわを振られることって想定してないと思うんですよ。
例えば2人からドン引きされる可能性も大いにあるし、そんな風になればネットの学級会でオタクからシバかれてもう現場に行けなくなるかも…とずっと身構えていたので、2人が暖かく笑いに変えてくれて本当良かった。

とりあえずまだ現場に通えるぞ、と一安心しました。


終演後に別サイドでうちわを振ってた方ともお話をさせてもらったんですけど、彼女も地方からの遠征組でした。
オタクって地方に行けば行くほど濃くなるよね(持論)

西堀「貴方の勇気はね、語り継いでいきますからね」
滝沢「皆後に続くんだみたいなね!よろしくお願いします〜!」

これで掴みはOKなのでそそくさとうちわを鞄に戻してミッションコンプリート。いやー盛り上がって良かった!

「(滝沢は)カッコイイでしょー?」
「(西堀は)かわいいでしょー?」
とお互いを褒めだすマシンガンズ。
ザセカンドが終わって気持ち悪いコンビになったよと西堀さんは言ってたけど、このポジティブノリの漫才好きだな〜!

ここで10年前に作ったという「食べログ」の漫才を披露。Yahoo知恵袋以外にも紙で読むネタあったんだね!
「食べるものに点数つけるなんて浅ましいよね!」から怒涛のレビューいじり。

お客さんがシーンとした瞬間に
「いいんだよウケたってスベったって今日一日なんだから。明日には大変な仕事が待ってるんだから皆忘れるよ」って言ったのは、芸歴25年の成せる技だなぁ…と思いました。

マシンガンズ15年ぶりの新ネタ作成!プロデュース囲碁将棋

漫才を一本ずつやった後はトークコーナー。
いやー!あつい!!!と半袖になる滝沢さん。
草月ホールは老朽化であんまり空調効かないみたいでかなり熱気が篭ってました。

今日草月ホールはこの公演だけだから伸びても大丈夫ですよ、という話題に対して「じゃあみんな泊まってきなよ」という滝沢さん。
「チェキ会もやろうよ!チェキ会!儲かるぞー!(OKマーク)」ってはしゃいでるおじさん面白すぎる。
「普通円マークは逆でしょ!」って突っ込まれてたけど笑

ここから会場のお客さんを交えたフリートークへ。
遠くから来た人ー!の問いかけに「北海道!」と答えたお客さんに対して、北海道ポーズ(西堀)と飛行機ポーズ(滝沢)をとるマシンガンズの2人がめっちゃ可愛かった。ちょっとした仕草が愛嬌たっぷりで可愛らしいんだよね。

そして本題のネタ作りへ。
「芸歴25年で勝負ネタが2本しかない」マシンガンズのために、囲碁将棋がお手伝いして新ネタを作ろうというコーナー。
「尻たたかなかったら作らないでしょ?」と囲碁将棋が率先してネタ作りに協力してくれるの、いい後輩っぷりだったな〜。これからも沢山交流してほしい。

文田さんが書記係、MCが根建さん。
この間もピンマイクずっと付けられない滝沢さんが不器用で可愛かったな。
メモっていただいて…と西堀さんに渡したバインダーが流れるように滝沢さんに渡すところ、25年の阿吽の呼吸って感じだった。

アンケートには応援コメントやテレビの感想など様々なものが寄せられたけど、ポジティブなコメントはツッコミしづらいので、ネガティブなコメントを中心に拾っていこうという流れに。

※ここからはお客さんのアンケートに答える4人の反応のなかで、自分の好きな部分だけ抜粋して書きます※

”あまりにマシンガンズにハマりすぎて彼氏が嫉妬で不機嫌になります。(中略)ゴミ分別にすら文句を言ってきます。おじさんであるお二人を男とは全くもって見てないのに。”
ゴミ分別に嫉妬する彼氏に会場大爆笑。
「何きれいに分けてんだよ!」「おい誰の見てそんなきれいに分けるようになってんだよ!」って仮想の彼氏役やる西堀さんと根建さんが面白い。
西堀「でも男として見てないのにハマりすぎてるってすごくない?」
根建「マシンガンズさんお2人の漫才・立ち振る舞いに惚れてるってことじゃないですか?」
滝沢さんの「箱推しだな!箱推し!」っていう言葉に対して「…2人でも箱っていうの?」って戸惑ってる西堀さんが面白かった。
私も男性として見てるわけじゃないのにハマりすぎているから気持ちわかるなー!漫才一本で人を狂わす力があるんだよマシンガンズには…。 

“福生のゴミ講習会で出待ち対応が神でした!おいでって言われて恋に落ちました”
「ありがとう!俺もだよ(キメ顔)」と滝沢さんの表情やばい。ここ配信だとワイプだったのもったいなかったな。これは恋に落ちてしまう…。


“顔ファンはちょっと痛いなあ"
このコメント、会場はそこそこウケてたんですけど、聞いてる2人は表情を変えず。

滝沢「あぁそう?ファンに対しての文句か」
西堀「別にいいだろ!ってことだよな」
滝沢「俺たちの子猫ちゃんに!ってことか」

この返しね、個人的にすごく感動したんですよ…。
自分達に対してのネガティブコメントは自虐で笑いを取ってくのに、ファンのことは一切腐さずサラッと守ってくれるんですよ。

私は顔ファンではないんだけど「◯◯は痛い」みたいに主語を大雑把に括ること自体が得意じゃなくて。
こういう発言って「自分の感性こそが正しくてそぐわないものは排除したい」っていうエゴが透けて見える気がするんですよね。

どうも痛ファンです

実際のところ、異端を腐して笑いをとるのって手法としては簡単なんですよ。だって学校でも職場でもそれが当たり前になってるじゃないですか。

だからこそ、目先の笑いのために色々なカタチの”好き”を否定しないってめっちゃカッコイイな!と感動したんです。
顔ファンでも何でも別にいいじゃん、俺らのファンに文句言うなよって。
絶対この言葉で救われたファンはいるよ。少なくとも私は2人のアンサーを聞いた時「この2人を推してて良かった〜!」って本気で思いました。


”ラジオのリスナー数が10倍になった途端不倫願望の話をしなくなった”

「ずるいよぉ!」「うわーダセェ!ダセェ!」と囲碁将棋が騒ぎ立てるの面白かったなぁ。
「たまたま!入る隙間がなくなっただけで!たまたまメールが来るようになって読めなくなっただけで!」と必死に否定する滝沢さんに対して「記憶にありません」ととぼける西堀さんの対比がいいんだよな。
その後、西堀さん「記憶にありません」「誠に申し訳ありません」と言わされる滝沢さん。船場吉兆スタイルだ笑

ラジオのくだりで「そういえばラジオ日本でラジオやられてましたよね!」との話題が。
今ラジオ日本で番組を持ってる囲碁将棋によると、ザセカ後ラジオ日本の首脳陣が「マシンガンズを辞めさせるんじゃなかった…」と頭を抱えてたんだとか。

滝沢「めっちゃきもちいいなwざまぁみろだなーwww」すごい悪い顔してる!
「本当に怒られたらしいですよ、マシンガンズの番組なんで辞めさせたんだって」っていう言葉に対して「それ録音していい?寝る前に聞きたい!」とはしゃぐ滝沢さんが面白かった。
そりゃここまで爆発的に人気が出るって誰も予想してなかったんだろうね。ネガポジももちろん大好きだけど、いつか地上波のラジオも復活してほしいなー。

“ウエストランドの井口さんに「地に足がついてない」といじられてました”
滝沢「あーあのチビね!」西堀「駄犬な!駄犬!」って貶しまくる2人めっちゃ面白かった。ウエストランドとは東京の劇場とかで付き合い長いもんね。

ぶちラジでもマシンガンズを”本当のクソジジイ”呼ばわりする井口さんは、格好のプロレス相手なんだろうね。
そして「馬鹿な犬だけどかわいいよ」ってフォローする西堀さん好きだ…恋に落ちてしまう…(2回目)
ウエストランドとは7/25のナルゲキライブで共演するよね!駄犬との絡み楽しみだー!


“根建はとりあえず「やってみろよ」と言っとけばいいと思っている”

「すいませんその通り!」と一礼する根建さん。
“やってみろよ””いねぇって”の2つでやってるんです!本当にその通りです!って素直に認めちゃう根建さん笑
ちゃんとキレなきゃ!と西堀さんから催促されて「これで20年やってんだ馬鹿やろー!」ってキレる根建さん可愛かったな。


”滝沢さんが文田さんに抱かれたい話を本人の前で…”

滝沢「え?俺文田に抱かれたいって言ってるの…?」
ざわつく会場。
文田「え?いやいやいや…え? そりゃ別に…抱きますけど…
滝沢「俺抱かれる方ね?わかった」
西堀「そこはちゃんと確認した方がいいよ」
いきなりBLが展開されてめっちゃ笑った。4人ともノリが良すぎる。

あ、やっぱそういうところ細かいっすねと文田さんにつっこまれると「今日は可愛い男の子いないかなぁ〜」と客席を見渡す西堀さん面白かった。
(その前のコメントで飲みの席で可愛い男の子にキスしてたのが暴露されてたし)


“ジャニーズのアイドルを推していましたが、マシンガンズに担降りしました”
「すご!ジャニーズから!ちなみにどちらですか?…NEWS!?!?」
「あー!NEWSね…(ふんふん)」
「NEWSファンを奪ったんすか!?」
結果そうなっちゃうんだよねぇ〜とドヤ顔の西堀さん。
その次の方はジャニーズJr.からマシンガンズに担降りしたそうで。
文田「ジュニアからただのシニアに来たの?」はなかなかのパンチラインだったな笑
NEWSやジャニーズJr.からもファンを獲得するって相当凄いことだよね。

根建さんが「元々違うファンだったのにザセカンドきっかけでマシンガンズのファンになった方」と他芸人からハマった人を聞いたら、会場から続々と挙手が。

私も手を挙げたら、根建さんが振ってくれたので「ランジャタイ!」と答えたんですけど、会場が拍手笑いしてたの嬉しかったな。
「ランジャタイから来たのぉ!?ランジャタイすごいねぇ!」と滝沢さんもびっくりしてた。
私は16→8のノックアウトステージ(VSランジャタイ戦)でハマってるから本人に直接伝えられて嬉しかった!
もしかしたら私と同じハマり方した人も多いんじゃないかな。

その返しに「ランジャタイ兼ねてもいいだろー」って返してくれた滝沢さんが好きだな。多分対戦相手として仲良くなったランジャタイのこと好きなんだろうね〜!
それでは遠慮なく兼務させていただきます!(国崎和也のオタク)

その後錦鯉を挙げたお姉さまに「わかるぅ!今日いちわかるぅ!」と共感する西堀さん。錦鯉とは古くからの飲み仲間だから名前あげてくれて嬉しかったのかも。

そしてなんとあのEXITからマシンガンズに乗り換えた方も。
「はぇえええ!?!?!?イグジから!?!?」と目ん玉ひん剥いて驚く根建さん本当面白かったな。バタバタ笑う滝沢さんも楽しそうでいい。
根建「ちょっと待って、俺めちゃくちゃ怖いんですけど!」
西堀「何をこわいことがあるんだよ!」
文田「絶対EXITの方がいいじゃーん!」
確かにイグジからマシンガンズは予想外だったかも。すげーやマシンガンズ…。

その後も男性ブランコ、東京03、ロングコートダディ…と次々と人気芸人からザセカきっかけでマシンガンズにハマっていることが判明。
「衝撃ですね。これだけのファンの方々がマシンガンズさんに来てるってお笑いの革命っすよね。本当に。」と根建さんも目を丸くしていました。

この人気を受けて「THE SECOND前と後で客層が変わったからそれをネタに取り入れるのはどうか」と文田さんから提案が。
「人気ある!人気ある!MAX人気ある!」とかポジティブなネタあっていいと思う、という指摘には会場も納得していたようでした。

文田「願わくば、打ち合わせたくさんすると思うんですけど、なんかうまくいかなくて、ここでやり出したら、不満がバーンと爆発してガチ喧嘩になって神回確定」
根建「ほんとは喧嘩見たいけどね」
と喧嘩漫才をご所望されている囲碁将棋。

はるか昔、鬼越トマホークのようにお互いにキレる喧嘩漫才をやってた時期もあったと聞いてたから、この時の私は見られたらいいな〜ぐらいに思ってた。
まさかあんな展開になるとは思ってなかったけどね…!

漫才② 囲碁将棋「マシンガンズ風漫才」

いよいよ囲碁将棋の完全アドリブ漫才スタート。
根建「俺らにもEXITから乗り換えたやつとかいねーのかよ!」
文田「乗り換え割り出すよ」
こういうちょっとしたワードが本当センスあるんだよなぁ囲碁将棋は…。

手を挙げたお姉さんが「コマンダンテ」というと、会場からは納得のため息が。
根建「あーコマンダンテ…コメントしづれぇな馬鹿野郎!

人差し指ポーズからの背後で指差しをする文田さんにびっくりする根建さん。
文田さんは二連蹴りみたいにしたんだよ、と言ってたけど無駄にカッコよかったです笑

「しかしクソアチいっすね!値打ちこいた感じの会場だから空調が全然効かなくて…梅干しあるから塩分取っといてください」とまるでマシンガンズのように壁をいじり出す根建さん笑

これが草月ホールの”梅干し”

その後、アドリブが途切れてしまったのか無言の時間が流れる2人。
根建「なんか話題とかねぇのかよ!」
文田「話題ないから黙ってんだよ!」
は流石の返しだったな。

その後三連休の中日トークというニッチな話題で笑いをとった囲碁将棋。
「よーし帰るぞぉ!」「はい!」という最後のグダグダ感含めてすごく好きな漫才でした。

漫才②  マシンガンズ 新ネタ

ここからは完全新作のマシンガンズ!
早速出てきて第一声で2人の声がぶつかりまくってた。チューニングが荒々しいのも新ネタならではなのかもしれないね!

「(センターマイクは)やっぱり高いより低い方がいいよね」
「今日は暑いねぇーー!!!猛暑!猛暑!」
「あ!クッキーがついてる!(壁を指差しながら)」
これが噂の出てきて適当なこと言いまくる西堀さんか〜!常に音を出すってこういうことなんだね笑

ここから先ほどのアンケートを使ってネタがスタート。
「ホント腹立つ立つことが多いね……ねぇ!(バインダーをチラ見)」
ここで会場大爆笑。
西堀「なんだよ!そりゃそうだろ!そんな覚えらんないよ!」
センターマイクをぐいっとあげるマイクパフォーマンスは流石だなと思った。

その後もツッコミが噛み噛みだったときはすかさずフォロー。
「ちょっと待って、練習したらもっとうまくなるよ」の言葉には会場大ウケでした。
こうやって会場の空気を瞬時に拾ってくのが天才的にうまいんだよね。だから笑いどころが必ず生まれるんだろうなぁ。
そしてEXITを「エグジット」って呼ぶ滝沢さんはマジでおじさんだなと思いました(悪口)

その後もアンケートを読み上げてツッコミを入れていたのですが、西堀さんが滝沢さんの指示する合わせツッコミの箇所が分かりにくい、という苦言を呈すると表情が一変。

滝沢「おい!裏切ったのかおい!書いてあんだろやれやって!!!」
西堀「あまりにも振りがわからないよな」
滝沢「そんなもん書いてる時間ねぇんだよこんなもん!」

!!!!!
囲碁将棋が言ってた喧嘩漫才まで取り入れてる…!?
ごめん、ここのくだりだけ本ッッッ当に最高だから書かせて…。

滝沢「評価すんなや!!!俺のことを!!!!舞台上で!!!!!」
ここの笑いながらバインダーで顔隠す西堀さんかわいい。照れると顔隠す癖よくやるよね。
滝沢「お前がそこをフォローしたらいいんだろうがい!!!なんじゃお前ぎゅってばって押さえて!!!!!」

西堀「お前が間違えるからだろがい!!!!!」
センターマイクをグッと自分の方へ寄せる西堀さん。

滝沢「お前が間違えたらフォローするべきだろがい!!!」
センターマイクを奪いとる滝沢さん。

この4枚目のシーンがめっちゃ良かったのよ…

西堀「もっと言うと客はなんでも笑うべきだろがい!!!!!」
滝沢「配信のお前らもそうだーーーーー!!!!!」

最後には客に向かってビシーっと指差す滝沢さん。うわぁ、か、カッコいいーーーーー!!!!

滝沢さんが配信先のファンまで気にしてくれるところ本当好きなんだよね。
今回チケットの倍率も結構あったみたいだから、来れなかった人もひっくるめて気にかけてくれるところとか、本当にアイドル気質だ…。
マシンガンズは紛れもなく漫才師なんだけど、この時アイドルでありロックスターなんだなと思った。

「なぜ人を評価する!自分の幸せは自分の尺度でいいんじゃないか。あなたはたった一人のあなた!」とマイクに叫ぶ西堀さんはアーティストみたいだったな。武道館が見えました。

あと、この荒々しい口調が本来のマシンガンズの漫才なんだろうなって思って、昔を取り戻してる感じがしてすごくグッときた。
私はザセカからハマった人間だからマシンガンズの漫才を生で数回しか見たことないけど、見るたびに加速度的に面白くなってる気がする。
マシンガンズの漫才をこれからも沢山見たいなぁ。

エンディング

根建さんが「俺らマシンガンズ風の漫才全然できなかった」と反省してたけど本当にすごかったよ!
西堀さんも「下地があるから聞けるよ」って言ってたけど、普段あれだけ作り込んで漫才やってるのにアドリブ漫才も面白いって囲碁将棋のポテンシャルの高さったらないよね。
「もう1回挑戦したい!」と2人でどう改善していけばいいか、アドリブ漫才について真剣に考える根建さんと文田さん。本当に漫才が好きなんだろうなぁ。

「1分で売り切れたんだろ?これ第2弾もいけるだろ!」と、次の展開を示唆する滝沢さんの話をそっちのけで「俺がキレた方が良かったんだな、そうですね…」と漫才のことを考えてる根建さん。
そこに「おい無視しただろ!おい!」って根建さんに噛み付いていく滝沢さんよ笑
手をぎゅっと握るところが可愛いね。

この時に西堀さんがアドリブ漫才の作り方を解説してたんだけど、「こっち(客席)に怒るとマシンガンズで相方に怒ると構造としてはブラックマヨネーズ」っていうのはなるほどな〜と思ったな。
そんな2大巨塔だったんですか、と茶化されてたけど、確かに客に怒るスタイルでどんどんアドリブ重ねてくのって他にあんまり見ないスタイルだよね。

「いろんなコンビのマシンガンズ版を見たい」って話題も出てたけど私も絶対みたい!吉本興業様何卒よろしくお願いします!!!

最後に写真撮影タイム!
「一緒に飛ぶのやろうよ!」と、せーので飛んで指差すマシンガンズスタイルで撮影することに。
やっぱり勢いが大事だからと3、2、1で助走しようという話になったのに根建さん一人で走り出すとこめっちゃ笑った。自撮りおじさん達ついていけてない笑

そして会場で撮れた写真がこちら。

おじさん達かわいい!きららジャンプじゃん!?

これが”きららジャンプ”

そして本当のエンディングへ。
配信も1週間の延長が決まり、売り上げも既に500枚は超えているそう。
滝沢「500枚!?すごいな!入りそうだねお金ね!」
それあんま言わない方がいいですよ!と嗜められる滝沢さん。ホント滝沢さんは素直になんでも口に出しすぎる(好き)

西堀「みなさん見にきたけどね、もう一回家で見ていただいて…」
文田「…まいどあり!」

西堀さんの言葉通り、ライブ終わってからすぐに配信を買って何周もしました。
はーーーーーーー本当に楽しかった!!!


…と、こんな感じで大盛り上がりのツーマンライブが無事に終わりました。
ライブレポの方はいかがだったでしょうか?
どうしよう、好きだったポイント全部書いたら14,000字超えてるよ…。Chu!キモオタでごめん

ここ1週間「乱れ打ち」の映像を見たり、会場の思い出を振り返って思ったことがあります。
それはマシンガンズのことを漫才師だけでなく人としても尊敬できるな、ということ。

これだけ「面白いモノ」「新しいモノ」が溢れている世の中で、何かをずっと好きでい続けるのって意外と難しくて。
芸人さんを推す上では、もちろん才能溢れる芸事自体も必須だけど、ずっと応援していくかどうかって最終的には人柄次第だな、と感じています。
だからこのライブで、マシンガンズのお2人の人柄を知れて、今まで以上に好きになれた気がします。

マシンガンズ本人たちは一過性のものだってよくいうけど、多分今回のライブで更にファンが増えたんじゃないかな。
私自身、これからもアイドルでロックスターなおじさん漫才師を陰ながら応援していこうと思います。

次は7/25「THE VERY BEST OF MANZAI(ナルゲキ)」に行きます!
マシンガンズVSウエストランドのプロレスが今から楽しみです笑

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