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14.自動車整備業界の今後について

こんにちは。
前回の投稿から、気が付けば2か月経っていました。
気を抜くと、時間が経つのは本当に早いですね。

相も変わらず幅広く業務に取り組んでいるわけですが、ここ最近のトレンドとしては『採用』を主とした活動だったかなと思います。

これまでのnoteを振り返ってみると、あまり自社のことについて書いていなかったようですね。
(だからと言ってこのタイミングで書くわけでもないのですが)
直近の活動として少しPR的なことをさせていただくと、自社HPの採用ページについて全刷新を行いました。

HPの刷新にあたり、1枚の絵を描いていただきました。
それがこちらです。

アマギの未来地図


これから『自動車整備業界』がどのような展開を迎えるのか。
また、その中でアマギはどのように業界を牽引するのか。
そういったものを詰め合わせたものになります。是非HPを覗いていただければと思います。(事業詳細は別の機会、もしくは会社説明会にて)


高度経済成長期以降、日本の経済発展を支えた大きな柱となっていたのが『自動車産業』です。
そのアフターマーケットである『自動車整備業界』は、その自動車産業を間違いなく陰で支えてきました。

然しながら、職人の高齢化と若者の整備士離れによって、一歩ずつ着実に、『衰退』の道を歩んでいるのが現実です。

業界の人間として、この業界はいつからこうなってしまったのかなー?とよく考えます。
人口減少に伴い、そもそも自動車を所有する人間が減ることから、自動車の流通ボリュームが下がることは明らかです。
そうするとアフターマーケットである自動車整備業界のマーケットボリュームも縮小する、これは統計学上揺るぎない事実であり、仕方のないことだと考えています。いわゆる『定数』ですね。
ここにどうこう言ったところで何かインパクトを生み出せる見込みは少ない(もちろん0ではないですが)。

では、どこであれば変えていけることが出来るでしょうか?
自動車整備業界の今後における『変数』って何でしょうか?
それは自動車整備士に対しての『印象(考え方)』だと思います。

ここで2つ記事を紹介したいと思います。

2022年12月に、日本全国の高校生を対象にLINEリサーチが行った、なりたい職業の調査結果です。
『整備士』って何位だと思いますか?

実は3位にランクインしています。
意外…と思った方は少なくないのではないでしょうか?

では、大卒の就職人気ランキングではいかがでしょうか?

具体的な企業名が名を連ねるようなランキングですので、少し路線がずれているかもしれませんが、自動車整備関係の仕事は圏外となっています。

ちなみに、過去色々な記事を見てきましたが、小学生~高校生の将来の夢ランキングには自動車整備士は比較的上位にランクインしていることが多いです。一方、大卒のデータだと見たことが無い。

この差は一体何でしょうか?

様々あると思いますが、結論としては『収入』だと思います。
自動車整備士の平均年収は約380万円です。
日本全体の平均年収が約450万円ですので、平均を下回ってしまっている形になります。

ただし、日本には約9万2千(コンビニのおおよそ倍)もの整備工場があります。
そんなボリュームのある業界ですから、一朝一夕で業界全体の平均給与を上げられるほど、簡単な問題ではありません。

では、これからの自動車整備業界が若年層から人気ある業界になるために求められることは何か?
あくまで個人的見解ですが、『異業種との連携』かなー?と現時点では考えています。

『自動車整備×IT』『自動車整備×飲食』『自動車整備×教育』…
何でも大丈夫だと思います。
運営会社それぞれの色があるので、それぞれの強みを活かしたマーケットに飛び込むことが必要かと思います。

その中でアマギは『自動車整備×再生エネルギー』に舵切りをします。
それが冒頭の『アマギの未来地図』になります。

どうすれば『整備士の社会的地位を上げられるか』
どうすれば『もっと夢を持って働くことのできる業界に出来るか』
どうすれば『整備士の雇用を守り続けられるか』

こんな観点で、仲間集めをしていきたいなと思っています。

色々と書きましたが、まずは目の前を楽しむことに尽きると思います。
暗い顔をしている人間に、人が集まってくるとは思えないので!

これだけボリュームのあるマーケットです。
僕と同じような考えをしている人は沢山いるのではないかなと思います。

そういった人たちと、『自社の成長』でだけではなく、『業界の発展』という観点で面白いことに取り組めたらいいなーと切に願っています。
(個人的には『自動車整備×エンターテイメント or アーティスティック』って面白そうだなと考えています)

僕の好きな言葉があります。
【イノベーションを起こせるのは、若者、バカ者、よそ者である】

きっとこういった投稿を続ければ、そんな人とどこかで出会えると思っています。
行動・発信を止めないよう、日々意識的に取り組んでいこうと思います。

なんだかんだ長文になってしまいました。
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

良ければ次回投稿もご覧いただけますと幸いです。

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