見出し画像

-起業に至るまで-自分の胸に手を当てて生きてみる

はじめまして、小泉 領雄南(れおな)です。

個別にお会いすると驚かれることが多いのですが、昨年の10月末で約11年勤めたGMOフィナンシャルゲートを退職し起業しました。僕もびっくりです。

📝この記事でわかること
 ・なぜ、起業したか
 ・これから何をしていきたいのか
 ・お仕事くださいッ!!!
👫想定読者
 ・僕をすでに知っているような身内の方
 ・一緒に働くことを希望してくれてるような方

ちなみに今後は脳科学、マインドフルネス、コーチング、早稲田MBA、事業開発、組織開発テーマに記事にしていきますので、気になった方はフォローいただけると幸いです🙇

きっかけは早稲田大学大学院(MBA)への入学

簡単な経歴でいうと、2011年に新卒でFintech最大手のGMO-PGに入社し、2016年に子会社であるGMO-FGに転籍且つ執行役員に就任させていただき、5年ほど粉骨砕身にて働かせていただいておりました。
ただ、当時の直近1-2年は仕事においてコンフォートゾーンに入ってしまっている感覚があったんですよね。(もちろん簡単な仕事など無いっ!)そんな状況で将来を考えている時に早稲田MBAの情報を教えてもらい、プログラムや人材が素晴らしいというので、とにかく環境変えて色々な人に会いたいと思って入学を決断しました。

ただ、入学後はとにかく忙しくなりました。授業は平日週3-4日18:50-22:00+土曜は丸一日のようなそんな構成でした。でも今思えば、自分にとっては何かを習得している時間というのはとても貴重で心地良い忙しさでした。

人生を変えた衝撃の授業「イノベーションのための経営システム設計」

毎週土曜9時からの授業を半年続けたので、けっこうハードでしたが、元3M執行役員の実務家教員である大久保先生の授業が僕に大きな影響を与えてくれました。エッセンスは以下の著書で確認できますので是非ご覧(お買い求め)ください。

何が、衝撃的だったのかというと、簡単にいうと自分が仕事上で最も大事にしていた「信頼を得る」という行為やマネジメント上、大事にしていた要素(メンバーの自律的な活動を促すや心理的安全性の確保など)が、脳科学や神経科学等の観点で説明できるということです。つまり、僕が勘と経験でやっていたことを、自分以外の周りのメンバーが再現することが出来るのかもしれないなと感じました。

家族に対するタイムシェア、マインドシェアの低下

忙しい中でもとても素敵な授業を受けれていたのですが、上述の通り、慣れないMBA生活に加えて仕事が多忙というので家族に対して全く時間を割けていなかったんですよね。ちょうどその時期に「人材・組織」という授業で自分のことを3分プレゼンする時間があり、以下のスライドを作ってました。
割とノリ(願書締切の1週間前に知って準備したの)で決めた入学でしたが、少し取り返しのつかない状況にもなっており、時間を割けなければ、気持ちを向ける余裕もなかったので、中退も視野に入れてました。
箱に一つボールを入れたら、箱から一つボールを出さないと入らないんですよね。

MustからWantへの思考変化

そんな時に上記の大久保先生と1on1するタイミングがあり、相談をしました。

こ:「〜というのでけっこう危機的状況なので家族との時間をもっと、
   取らないといけないんですよね」=Must
お:「そうなんだ、それは大変だよね。ところで、家族との時間を
   取ることって小泉にとってはどんな意味があるの?」
こ:「そうですね、家族が元気になることですかね」
お:「それが、小泉にとってはどんな価値があるの?」
こ:「家族が元気になることが価値ですけど、
        僕にとってですか〜、うーん。。。」
2年近く前なので覚えている範囲の超意訳です。

大久保先生からはMustな事に向かっている状態というのは、ノルアドレナリンが出て、一時的にエネルギーを集めて敵を倒そうとしている状態だと教えてもらいました。この状態は、瞬発的に敵を倒すには良いのだけれども、長期間続くとコルチゾールというストレスホルモンが分泌されているので、鬱などの精神疾患にもつながるのでサステナブルではないと。
一方、Wantな事に向かっている状態というのは、ドーパミンが出ている状態で且つストレスから解放された状態、だからこそ継続することができるというお話を受けました。
つまり、上記の例でいうと、家族との時間を増やすことが自分にとってどのような価値があるのかを明確に自己認識することで、家族との時間を増やすことを「〜しなければいけない(Mustなこと)」から「〜したいこと(Wantなこと)」に変えることができるということです。
(紆余曲折ありましたがプライベートについては、この思考変化が徐々に沁み渡り、結果として良好な状態になりました!めでたし!)

仕事におけるWantなことは何か?

プライベートにおいて上手くいった思考変化が仕事においても滲み出してきました。仕事におけるWantなことって何だろう。
振り返ると、仕事においては「お客様のために」「周りのメンバーのために」というような人との信頼関係に重きをおいた、どちらかというと人との関係性が行動の源泉でした。
もちろん、決済という社会インフラを支えていることによる社会に対する貢献感や意義は感じていましたが、事業と価値観がドンピシャに重なっているかというと、マネジメント業務や営業、企画業務を通じて副次的に自分の価値観に寄与していたような気がします。(GMO-FG/PGは成長するには最高の環境でしたし、今後僕が何が出来るようになった(どのような環境を与えてもらえたか)は別途まとめます)

仕事も10年を経ていわゆる節目のタイミングであり、次の10年、20年をどこにベットするかを考えてみました。GMO-FGを続けるという選択肢ももちろん視野に入れながら、定量的に7個ぐらいの項目(金銭面やスキル等)を点数付けして考えていました。点数としてはGMO-FGを続けた方が高かったですし、自分が一番大事にしている信頼を損なう意思決定をしてしまうということに最後まで悩みましたが、

自分の人生(価値観)が変わったと感じた、あの思考の変化を多くの人に届けることを実現したい、そして、それをサイエンスに基づいて再現性を上げることで価値を最大化したい

という想いが勝つようになりました。サイエンスに基づく人間の本質は「論理<感情」ということを学んでいましたが、論理的には絶対残った方が良かったのですが、最後は感情でジャッジしている自分がいました。

で、結局何するの?

自分が体験した価値観の変容を多くの人に提供できる仕事をするために起業し、株式会社メタメンターを創業しました。
えっ?なんで?これ提供してそうな会社あるじゃん。競合いるんじゃない?就職でいいじゃんって思われるかもしれませんが、ここはまた機会があれば記事にしますね。

ということで、決済領域11年のキャリアから全く接点の無い人材領域にスーパージャンプしちゃってますが(着地で骨折しそう)意思決定してから1年ぐらいは、上記実現には「コーチング」が最も近いのではないかということでコーチング領域で事業検討をしています。

ということでこんな方はお声がけください!!!

こんな方とお話ししたい!

  • とにかく久しぶりに会いたい。以下に該当しないけど話したい!

  • どんな事業やるのか興味あるからもっと話聞かせて!

  • 人材領域なら相談乗れるよ!

  • 小泉が起業するなら一緒にやりたい!

  • コーチングって何?どんなもの?受けてみたい!

  • 決済関係で相談したい!(プロダクト作りに時間掛かる且つ資金調達環境が良くないので、生きるためにお仕事します)
    ※前職の競合等、退職誓約書に違反する場合お断りさせていただきます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?