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駐車場で火災!車が燃えた。補償は?

厚木市のパチンコ店駐車場で大規模火災。
100台以上の車が燃えた事故の補償はどうなるのか?

先日、ニュースで大々的に報道された厚木のパチンコ店の駐車場での火災事故。100台以上もの車が燃えたという驚愕の事態。ガソリンに引火し、瞬く間に車から車へと炎が移ったと聞きました。

一部の人々には、その車が生計を支える大切なものだったでしょう。また、家族に内緒でパチンコに興じていた方もいらっしゃったかもしれません。
火事の後、車が失われてしまい、徒歩で帰宅しなければならないという事態になり、家族間での修羅場になる可能性も…。

特に、仕事で使用している社用車だった場合は、どう対処すればよいのでしょうか?とある営業マンの事例では、社用車が燃えてしまったことがX(旧Twitter)で話題になっていました。こんなことが自分にも起こり得ると考えると、ゾッとします。

パチンコ店は公然と「ご迷惑をおかけしました」と謝罪していますが、実際の賠償責任とはどうなるのでしょうか。これを考察するために、いくつかの保険について調べてみました。


考察可能な保険の種類:

  1. 自動車保険の車両保険:最も有力。火災の補償が一般的に含まれています。(対車両限定でもOK)

  2. 加害車両の対物賠償保険:火災原因が他の車からの影響なら考えられますが、詳細による。

  3. 加害者の個人賠償責任保険:車内にモバイルバッテリーを放置するなどのケース。

  4. 加害車両の生産物賠償保険:電気自動車のバッテリー異常など。

一方、火災保険や施設賠償責任保険、自動車管理者賠償責任保険はこのケースでの適用が難しいでしょう。

結論
この事故の補償に関しては、自分の車両保険が主な頼りとなるでしょう。しかしながら、車両保険の加入率は50%程度とも言われているため、補償を受けられない方も多く存在することでしょう。この大きな事故を教訓に、自身の保険加入状況を再確認し、必要に応じて見直すことをおすすめします。


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