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パンドゥグ音源集

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K-POPに関する自作の音源集です。作品というよりは楽曲分析のための素材という位置づけのものが多いです。
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ITZYの夏、私の夏

ITZYの夏、私の夏

ITZY、いよいよカムバックですね。今日のMかあたりが初舞台?

最近すっかり沼のほとりから眺める程度になってしまっていますが、手元の音源をこちょこちょいじってsoundcloudにあげたり、その過程で最近の曲をふりかえったりしています。Kぽについて、いろいろ語りたい部分もあるのですが、それはまた今度。

なんかこう、了見が狭くなってしまっているのか、なかなか新しいアイドルグループがでてきても「う

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久しぶりの音源お遊び。
NCT127のRegularとIZ*ONE のLa Vie en Roseをマッシュアップしてみました。

こうやって混ぜてみるとよくわかりますが、かたやラップ、かたや歌謡曲と、一見全然違う指向をもっているようにみえて、「ラテン」が根源的なところで共通しているんですね。現代のポピュラー音楽文化に、いかにラテン(この場合、ラテンヨーロッパ・アフリカ・南米ネイティブの混交的な文

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SHINee×SHINeeのマッシュアップです。

彼らの新曲데리러 가は、デビュー曲Replayと同じ調を採用しています。和声も似た構造となっていて、ともにクールなダンス曲でありながら、なんともいえないメランコリーが胸を打ちます。

しかしReplayの、繭に包まれるような優しい甘美さをたたえたメランコリーに対して、新曲のそれは、なんと苦しい喪失感と痛みにみちていることでしょうか…

遺された4

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久しぶりの音源いじりです。

Nct-UのBOSSとぶるぴんの口笛をマッシュアップしてみました。
えぐい感じになり、なかなかお気に入りどす。

えぐ味のポイントは2つ。

1つ目はリズム面のえぐ味。

BOSSのベースラインのうえに口笛を乗っける形になっていますが、一部少し手を加えて、ポリリズム風味な「気持ちわるイい」グルーブに仕上げています。ポイントはBOSSの印象的な重低音ベースフレーズ。これ

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今回はSISTARのShake itとSHINeeのViewをマッシュアップ。

Shake itはAメジャー調、ViewはF#マイナー調で、2つは同じ音階で構成される「並行調」の関係にあるので、音がばっちりハマります。

SISTARは過去に2回、Summer Specialという企画盤を出しました。いずれも新曲2曲+リミックス曲4~5曲という構成。Lovin UとI Swearという名曲を生み

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MAMAMOOの「あんたが一番や」と、LOVELYZの「くしゅん!」のマッシュアップです。まったく違うようで、どこか似たところのあるような気がする2つのグループ。

この曲については、基本の調性構造が同じ(Aメロ、BメロがFメジャー、サビがEbメジャー)なため、うまく合わせることができそうだな、ということで作業を始めました。

そんなわけで完成した今回のマッシュアップ。「スカッと爽快なLOVELY

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SISTARの2ndフルアルバムの終盤を飾る名曲。
解散をむかえ、完全なSISTARロスに陥ってしまったので、大好きだったこの曲に、同じく大好きなSHINeeのHelloをミックスしてみました。

こんにちは、も、お別れも、おなじく「アンニョン」ということで、少し前向きな気持ちを込めました。

前回アップした音源の低音のバランスを変えたバージョンです。
前回は、SixthSenseのドラム・ベースラインにEverybodyを乗っける形にして、歌以外もEverybodyがトッピング的な扱いでしたが、今回は逆。
Everybodyの上にSixthSenseがのる、という形に。
Everybodyの適度に切ない感じのベースラインおよび和声ループがより強調されたため、SixthSenseのような

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今回はぶあごる姐さんとしゃいにのマッシュアップです。

基本的に同じ調性をもった楽曲をまっしゅあっぷしているのですが、今回はF(ファ)を基音とするドリアンスケールを共通項とする2曲です。

元曲のテンポもほとんど同じ曲なので違和感なくつなげますが、ベース音をほとんどSixthSenseによせたので、海老ばでのメロディーがだいぶ違った感じに響きますね。あの切ない感じがほとんどなくなり、ぶあごるのどす

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Wow!DreamCupid!

OMGvsSHINeevsLOVELYZ

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さて、おまちかね(まってない?)、マッシュアップのお時間がやってまいりました。

今回は、おまごるのCupidとSHINeeのどりごる、そしてLOVELYZのWowの3曲。ちょっともりすぎ感は否めませんが、それもまたご愛敬。まだまだ、マッシュアップ芸人見習いということでお許しを。

いずれの曲もEを基調にしているところが和声上の特徴で、とくにCupidとDGは宇宙和声がぴったりということで、両曲の

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SHINeeのシャーロック(のパーツであるClue)と、Gugudanの新曲「私みたいなコ」を相互ミックスしてみました。マッシュアップ、というやつですね。

2曲とも同じキー(F7th)で、それぞれモーダル、コーダルと違った特性をもちつつも、ミックスしてもぶつかりにくいシンプルな和声構造を持っているので、かなりいい感じに混ざってくれています。

歌詞も、やたら真剣に女性の心を探ろうとイキっちゃって

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TWICEの新曲TTは、ブラックアイドピルスンらしい「切ない系ダンス歌謡」。とはいえ、こうして彼女たちの歌抜きで、渋めのカバートラックを制作してみると、(逆に)いかにTWICEのあの独特のチアー的な歌唱が、TWICEらしい「明るさ」を曲にもたらしているかがよくわかる。

つい興が乗ってフルサイズで音源をつくってしまったけれども、こうしてみると欲が出てもっと作りこみたいという気持ちをこめてβ版とした

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少女時代のPartyの和音に、SHINeeのReplayのAメロと1of1のサビをのせてみるとこんな感じ。構造上、Partyと1of1はとても似た和声であり、1of1はいかにも洋楽的な淡白さを、Partyは都会的ながらもアジア歌謡的な情感を、それぞれ醸し出しているのが面白い。

Party
|DbM7, Eb|Fm7, Cm7|×3|Bbm7|Esus47|

1of1
|DbM7|Eb|DbM7

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ReplayのAメロ、1of1のサビを、「君のせいで」のサビの和声(ただし原曲から1音下げ)で聞くとこんな感じ。淡いメランコリーをたゆたうリプレイも、こじゃれた恋のふわふわ感を楽しむ1of1も、見事に悲恋のメロドラマの主人公に早変わり。

|DbM7|Eb|Cm7|Fm7| 君のせいで
|DbM7|Eb|Fm7|Eb| Replay
|DbM7|Eb|DbM7|Eb| 1of1