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ムツアシガメの呼び方の整理

 最近、ムツアシガメの呼び方がややこしくなってきてるので、整理してみようかと。ムツアシガメは2亜種いまして、その2亜種を含めて単一種としてエミスムツアシガメと言われています。
 そして、Manouria emys phayreiをビルマムツアシガメ、M. e. emysをスマトラムツアシガメと呼びます。

 最近、ビルマはビルマムツアシガメと呼んでますが、M. e. emysのことをエミスムツアシガメって書いて売っていてややこしいですね。値段が高い方がビルマムツアシガメで此方の亜種の方が大きくなるので、本家「アジアのゾウガメ」と呼んで良いかなと。
 因みに分類の同定キーは左右の胸甲板が接しているのがビルマで接していないのがスマトラです。たまに微妙な個体がいるのですが、これは雑種の可能性があります。因みに容易に雑種が出来ます。

 生息地は朝と夕方に濃霧に包まれるような雲霧林に多く、その中でもかなり川に依存しているようで、川周辺が最も生息密度が高いです。それも低温にも強く最低気温が16℃を切るような高地にも生息しています。
 飼育は状態の良い幼体を手にいれたら、きっちり駆虫しちゃえばとても丈夫な種です。たまに甲羅がスカスカになって死んだ話を聞きますが、単純に飼育方法のミスです。要は他のリクガメと同じように野菜オンリーで飼育すると上手いこといかないことが多いです。

 現地では昆虫や無脊椎動物などの動物食がメインなんですよね。なので、たんぱく質とカルシウムとリンの摂取が重要で、やるならリクガメ用の人工餌やミズガメ用の人工餌をメインに野菜や野草をあげると良いです。

以上、ムツアシガメの話しでした。

写真引用:"Manouria emys, Asian forest tortoise - Kaeng Krachan National Park." ©Photo by Thai National Parks, (Licensed under CC BY SA 4.0)

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