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[Alexandros]But wait. Arena? 名古屋DAY1

 【公演中につき、ネタバレ注意】

 まともにライブレポを書くのは初めてかも知れない。いつも書く!書く!と言って書いた試しがない。その理由は私のケチさにあった。

 なぜなら、私がライブに行くときは必ず遠征を伴うからだ。どうせ金かけて遠出するなら観光もした方が得じゃん!!と、予定をめいいっぱい詰め込んで帰った時には怠くなって書かなくなってしまうのだ。

 今回は観光を控えめにして帰ってきたのでまだまだ元気いっぱい!!だからライブレポやってみまーす!!

 さて、ネタバレ回避の1スクロール分くらいになったかな?

[Arexandros]に関しては、まぁ説明不要だと思う。ロックファンには「シャンペインだよ!」と言えば済むし、それ以外には「ワタリドリのバンドだよ!」で、ガンダムファンには「カボチャ🎃をかぶって踊ってる人だよ!」と言えば伝わる。

 私が彼らを好きなところは、その泥臭さだ。映画やドラマにアニメまでタイアップをこなしフェスでも最大規模のステージでパフォーマンスするメジャーバンドの1つだが、下積みがかなり長い。

 なかなかデビューできずに何年もの間、正社員として働きながら路上ライブを繰り返し、事務所にデモテープを送り続けることでここまで這い上がってきたバンドなのだ。

 それゆえ、シュッとしたビジュアルでわかりづらいが、あまり若くない(失礼か)。それらのエピソード関してはネットにたくさん転がってるし、何より「For Freedom」や「クソッタレな貴様らへ」といった楽曲の歌詞に吐露されているのでそこで触れてみるといいと思う。


ツアートレーラーってイカすよね!
メジャーバンドの特権

 さて、18時開演に備えて会場入りしたのだが、全然始まらない。なんと、40分以上遅れてしまっていたのだ。機材トラブルが原因らしい。(後から知ったが、今月開業したばっかりの新しい施設らしい。仕方ないね)

 そんなくたびれた会場に鳴り響いた「Burger Queen」と「Aleatoric」のマッシュアップ!! 1stアルバムと8thアルバム、原点と最新のインスト曲のコラボレーションに沸くフロアー。歓喜の最中に演奏された1曲目はこの曲だった。

 旧名時代の代表曲のひとつ『Starrrrrrr』だ。この曲も彼らの売れたい、輝きたい、スターになりたいという切実な思いのこもった渾身の一作だ。この一節が刺さる。私は勝手にシンパシーを感じている。

光る誰か見て 私は泣いた
己と見比べ ただただ泣いた
『Starrrrrrr』作詞:川上洋平

 遅刻したことなんて吹き飛んでしまった。(私は泊まりだから帰りのことを心配する必要はないってのもあるけどね。)

 そして「ワンテンポ遅れてごめん!」と演奏し始めた『ワンテンポ遅れたMonster ain’t dead』もとても興奮した。何たるタイミング、何たるセトリ!

 さらにさらにさらに、時間が押しちゃったお詫びにお土産をあげるよと1曲録画させてくれた!その曲は『Kaiju』。分厚いベースと不穏なピアノをバックトラックに、ラップしまくるミクスチャーロックだ。(noteでは動画がアップできないのが残念よ)

 そしてこのツアーは、現時点の最新アルバムである『But wait. Cats?』の曲も勿論だが、しばらくやってなかった曲も織り交ぜたツアーにするらしい。新規も古参も大満足なセトリになっているとのこと、このMCの後に投入された『Kick&Spin』のイントロで会場がブチ上がったのは言うまでもない。(普通に元々人気曲じゃね?とは思ったけどね

 また、ライブならではのアレンジも素晴らしい。ベースの磯部さんのソロから、ドラム⇨ギター⇨ボーカルと加わり演奏された『Wanna Get Out』はクソ興奮した(展開がトリッキーで音源でもめちゃくちゃかっこいい曲だ)。

 そしてなにより、曲がシームレスに繋がると気持ちいい!!タイアップシングルにしては攻めすぎだろ!ってほどに硬質な轟音エレクトロロック『Girl A』から最新アルバムで最もドープな一発『we are still kids & cats』に繋がったところはヤバすぎた。クソみたいなYouTubeのサムネみたいな感想しか出せないがヤバすぎた。

 今夏のライブ映像をみっけたので見ておこう。(そしてチケットを買おう!)

 ちなみにMCで言っていたが、今回のツアーは公演ごとにセトリが全然違うらしい。各会場2DAYSで回るが、別物らしい。

 😨マジかよ!!

 全部行きてえが帰れなくなっちゃうからムリ!!!

 と言うことで、まだ東京と大阪で抽選間に合う公演もあるから行けるなら行っておこうぜ!!!

 露骨な宣伝をして終わる。

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