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退屈を破ってくれよ

 つまらんヤツが出てこようが引っ込もうがどうでもいい話だが、まぁこの退屈はどうにかしたいね。

 もちろん批判すべき悪業はたくさんあるが、我々は生きていることがつまらないから”やっつけてもいい敵”に飢えている側面もある。もちろんそれらに苦しめられていものがいる限り断罪される必要はあるが、自ら進んで代理戦争のコマに立候補しなくてもいいでしょってね。

 インターネットは我々の知見を拡大したが、ネットリとしたムラ社会ごと拡張してしまったのだ。我々は日頃ムラを巡回して噂を嗅ぎ回るが、ムラがデカくなりすぎたら破綻するでしょ。どうバランスをとったらいいんだろね。

 村上龍がどこかで、俺はそういった退屈を吹き飛ばせるようなもの(戦争やらセックスやらドラッグやら)をテーマにしているんだと言っていた(ソースにあたってないから違ってたらごめん)。そうだろうね、ブッ飛ばす刺激が欲しいよね。

 義憤も言ってしまえば刺激的で楽しいものだからやる側面が強い。日頃から絶叫マシンやら紛争地帯に接していればそうはならないと思う。

 かくいう私は盆休みだがどこにも行かないつもりなので本を読んでいるがクッソ面白い。

 これは今も広く使われている電子決済サービスであるPayPalの創始者たちを追ったドキュメンタリー的な本だが、近現代における伝記や英雄伝に近い側面がある。

 今、Twitterだのエックスだので話題になっているイーロンマスクもPayPal創始者の1人だ(というかイーロンのことが知りたくて買った)。

 まーすごい。頭脳と行動力が飛び抜けている。19歳の時点で新聞記事を読み漁って面白そうな人に片っ端から電話をかける(迷惑系ユーチューバーかよ笑)という異常な行動を重ね、特集されていた銀行の幹部へ「会わせろ」と特攻し、意気投合ののちに自分をインターンに捩じ込ませたりとぶっ飛んでいた(迷惑系ユーチューバーかよ笑)。

 まぁそこで、彼は伝統的な銀行がいかに能無しか、先見性がないかを悟り、見切るのだ。未知を恐れるあまり何もできないそうだ。そういや林修もそうだったね、今でしょ!!

 まあつまり彼が革新的なコトに取り組むのはTwitterのヘビーユーザーのカスどもが言うような単なる厨二病ではなくビジョンがあるはずだ。気まぐれだったらごめん。

 何が言いたいんだっけ。

 あ、そうそう。なんか面白いことないかなーって話だ。とりあえず今やってる仕事はつまんないよ。わてが面白さを見出せてないのかもしれないけどね。

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