知らざるを知らずと為す是知るなり

知識と情報が昇華して、「ナレッジ」を習得すると、自分の成長を自覚できる。

知識は、経験知、形式知、暗黙知等色々あるが、自分の意志に従い、貪欲に成長を続けていく中で、知識レベルが高まっていく。

情報はインターネットに溢れている。

但し、本物の情報があるとは限らない。

かといって、本物の「考えるヒント」があるとも限らない。

本物の「考えるヒント」は、本質を追究したところにあるものだと思う。

本質を得られれば、知識、情報との融合、そして統合を経て、「ナレッジ」へと止揚されていく。

本質を得られなければ、情報の洪水の中で、道に迷い続けることになり得る。

自分の生き方の本質を「知る」ことは大変な試みであったことを良く「知って」いる。

「自分らしく」ありのままで生きられるほど社会は甘くない。

ただ、自分の生き方の本質を「知る」ことにより、「自分らしい」生き方の軸が出来てきている。

そうすれば、「自分を仕上げて」いけば良いのだと思う。

それでも尚、「知らざるを知る」ことで、自分の成長が留まることはない。

「知る」ことと「識る」ことの違いだけは気付かないといけない。

流行りに流されてもいけない。

「不易流行」にこそ、「自分らしい」生き方の本質がある。

「温故知新」も大切な心がけだと思う。

時代環境の変化は目まぐるしい。

いつまでも、「自分のことは後にする」のでよいわけではない。

「自分のことは先にする」という新「時代遅れ」の男でいいのだろう、と思っている。

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