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エポス ゴールドカード修行その後。

インビテーション到来。

 半年ちょっと前に記した記事に、ゴールドカードが永年無料となるインビテーションを得られるカードとして、三井住友ナンバーレス、イオン、セゾン、エポスの4つを候補に挙げた。

 結論として、自身にとって最適なカードが、投資信託の積立購入でもインビテーションに必要な利用額に参入されるエポスカードと決まり、7月にカードを発行。

 9月頃からTsumiki証券でセゾンバンガード グローバルバランスファンドを、限度額の5万円/月で設定し、惰性で積み立てていたところ、2月になってアプリから招待状を準備中の画面がポップアップ表示された。

 エポスゴールドカードの年会費が永年無料となる条件は、年間利用額50万円以上と明示されているが、口コミ通り一般カードからのインビテーションを狙う場合、半年間で25万円以上利用がひとつの目安になっているため、私も対象者となったのだろう。インビテーションの到着も、口コミ通りであれば当月もしくは翌月の10〜15日前後に届くものと思われる。

100%になるまで表示されなかったインジケーター。

 私はiOS版のEPOSアプリで確認していたが、アプリ下部にあるゴールドカードまでの道のりのインジケーターは、2月にインビ予告が来るまで出てくる事はなく、表示された時には既に100%となっていたため、カードを作ってから半年程度経過しないとインジケーターは表示されない仕様と思われる。

投資信託は売却。翌月13日に申し込み。

 現在、Tsumiki証券の元本は25万円。月初にアプリでのインビテーション予告を見てからクレカ積み立ての設定を解除したため、今月分の取り消しは間に合わず、追加で5万円分積み立てられて30万円分の元本となった。

 いくら株式と債券が半々のバランスファンドとはいえ、運用成績に関わらず確実に徴収される、信託報酬が0.56%と決して割安ではなく、半年前に想定したように、世界情勢が不安定であることから、現在、数千円の含み損を抱えている。

 しかし、VISAの引き落とし日である翌月27日が到来して、構わず売却したが、売却損は2,000円に満たなかった。元来50万円分積み立てる想定で、思ったよりも早期にインビテーションが到来し、20万円分のキャッシュアウトをする必要がなくなった経費だと考えれば安いものだ。

 それに加え、来年の確定申告で損益通算の対象となることや、今後の相場がどうなるかも不透明である点からも、ポジションを解消して現金化してしまった方が、理にかなっていると思うのが、一介の個人投資家としての雑感である。

申し込み有効期限は翌月末です。

 追記:現金化して2週間足らずでSVBが破綻し、3/13時点で保有している有価証券が下落。結果として現金化して正解だったと思う。

ゴールドカードは退職前に発行が鉄則。

 これまでもPrime会員費と割り切って、三井住友のAmazon MasterCard ゴールドを保有して、コロナ禍以前は空港のカードラウンジを利用するのに重宝していたが、カードそのものが一般カードに仕様変更する形で改悪されたことで、年会費の支払いとゴールドカードの特典の両方がなくなった。

 そこで白羽の矢が立ったのが、条件付きで年会費永年無料となるゴールドカードであるが、大切な前提条件として、早期リタイアに踏み切る前に審査を通す必要がある。

 これまでのクレヒスが良好とはいえ、社会的な属性が無職に変われば、楽◯カードのような誰でも発行できる一般カードならまだしも、定期的な収入のある方が絶対条件のゴールドカードでは、間違いなく審査が通らなくなる。しかし、空港のカードラウンジサービスは使えるものなら使いたい。

 そんな葛藤の中、私は今春が事実上のタイムリミットとなったため、今回のインビ予告が2〜3月に来る可能性に賭けて、クレカ積み立てを満額で積み増していた。

 それでも、最悪、3月時点でインビ予告がなければ、今の社会的信用力を利用して先にゴールドに切り替え、退職後に50万円利用で永年無料条件をクリアする二重戦法で考えていたが、実際は楽観シナリオが到来したため、喜びもひとしおである。

 事業で一山当てた訳でも、カリスマトレーダーでもない、一般的なサラリーマンが、これまで淡々と積み上げた株式の配当と、ファンドの取り崩しだけでこれから生活する気なのだから、無駄な出費は極力避けたい意味で、永年無料のゴールドカードは心強い味方だと言える。

 とはいえ、「永年」無料であって、「永久」無料ではない。しばらくの間は無料で使えるだろうが、死ぬまで無料でゴールドカードが持てるとは思っていない。

 いつか何かしらのタイミングで改悪されることは覚悟しているが、その時になったら改めて考えれば良い話で、同じようなゴールドカードをコストを掛けてまで複数枚所持して、冗長性を確保する必要性はないだろう。

JQエポスの切り替えは旅行時にでも。

 そして、ポイ活民界隈でよく話題となるのが、インビテーションが到来したエポスカードを、ポイントの汎用性や還元率が高いJQエポスカードに切り替えてから、インビテーションを適用することで、JQエポスゴールドにする小技があるが、私は余計な事はせず、そのままエポスのゴールドカードに切り替える。

 それは、九州にあるアミュプラザのカウンターで即日切り替えが可能だからで、旅行時なのか、はたまた移住先になるかは現時点では未定だが、その時に切り替えれば良いと考えている。

 そもそも、現在のメインカードが、異常な還元率を誇る学生カードのJALカードnaviと、学び直しをダシに資金力のある社会人がフル活用しているため、大学を卒業するまでの間、エポスカードはラウンジ利用以外での使用を想定しておらず、手間に見合うだけの効果は得られない。

 九州に向かうまでの一時くらい、いかにも成金感漂うエポスゴールドのデザインを味わうことにして、インビテーションの到来に備える。


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