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響き合う子育て流⭐️中学受験《志望校選択は安心感を上手に作り出すことが最重要》

全く基礎知識がないところから志望校選択がはじまった


中学受験において志望校選択は、大きな悩みの1つでしょう。

私は地方の公立中学出身なので、受験経験がないどころか、関東の私立中学に関する情報は全くと言っていいほど持ち合わせていませんでした。

もちろん、開成!とか筑駒!とか、超名門有名校は知っていましたけれど、「どれほど難関なのか」などについても感覚的には理解していませんでした。

小学校の周りのご家庭で4,5年生の頃から

「学校の見学に行ったよ」

と話を聞く中で、

「何か動き出さなくちゃ・・・」

と焦る気持ちばかり募っていたように思います。

どんな学校があるのか?

レベルはどれくらいなのか?

何を基準に選ぶのが正解か?

男子校なのか?共学なのか???

わからないことが多すぎて、

「一体どこから手をつけたら良いのやら」

という状態でした。

※Podcastでもお話ししています
音声で聞きたい方はこちらからどうぞ🎵



まず”親の好奇心のままに動きやすいところから”


事前の情報がほとんどゼロでお手上げ状態だった反面、枠に縛られることなく、「私立の中学ってどんなところだろう?」という自分の興味関心・好奇心のまま、自由に動くことができたところは良かったです。

「枠に縛られずにまずは自由に動いてみる」というのは、後から振り返ってみて、より広い視野で納得のいく志望校選びをするために役に立ったと思います。

特に珍しいことはしていませんが、私は志望校選びのために行なったことを簡単に振り返ってみます。

学校見学(文化祭・学校説明会)
息子が5年生の頃、文化祭を見にいきました。親の好奇心も手伝って、超有名校へ2校ほど。
見るからにに賢そうなお子さん、見るからに個性的なお子さんが、それぞれ自発的に企画してお祭りを盛り上げていて、その多才ぶりに「すごいな~」と感心して帰ってきました。

塾(サッピックス)主催のオンラインの学校説明会を聞く
コロナ期間中だったので説明会はほとんどがオンラインでの実施でした。家に居ながら、パンフレットを読む以上の情報を得られることは時間短縮にもなり便利でした。
気になる学校についての校風、教育方針など、夫も一緒に聞いて、「共感できる」とか、「息子にあっていそうだ」とか話し合うきっかけにもなりました。

普段の学校の様子をチラ見する
登下校中の様子や、部活動の様子など、生徒の何気ない日常風景を遠目から見学させてもらいました。息子の小学校が早く終わるタイミングに一緒に行って、「どう感じた?」と感想を聞いたりもしました。

「みんなイケメンマッチョばっかり・・・どうしよう」と狼狽えていた息子の姿が懐かしく思い出されまます。

先ほども触れた通り、初めから「ここ」と決めつけ過ぎないで、

「ちょっと興味あるかな」

「良さそうだな」

という好奇心ベースであちこちの学校をのぞいてみられたことは、幅広い視点から志望校選びをするためにとても役に立ちました。

それぞれに特色があり、魅力があり、校風も違います。

どの学校もそれなりに「いいな」という感覚を得られたのも「ちょっとずづいろいろ見て比べてみた」結果だと思います。

また、”雰囲気が合う””合わない”なども実際に先生方や生徒さんに触れる中で分かるようになっていきました。



息子の気持ちはよく分からなかった


・今の子どもの学力
・学校の教育方針
・子どもとの相性
・施設の充実度
・通いやすさ・・・

パパがいいなと思う学校、ママがいいなと思う学校それぞれ候補が上がってきましたが、肝心の息子は「どこもピンときていない」ようでした。

早い段階で「こんな学校に行きたい」と憧れを抱いて、勉強を頑張るお子さんもいると話を聞きますが、うちの場合はそのパターンではありませんでした。

肝心の本人が置いてきぼりのようで「大丈夫かな」と少し不安を感じ始めていました。

「どうしたら子どもに学校に興味を持ってもらえるだろう」

と悩んでいた時、本屋さんで「新・男子校という選択」(おおたとしまさ著)という本を見つけて読ませてみました。

おおたとしまささんは、「二月の勝者」の著者としても有名で、中学受験に関する本をたくさん書かれている方です。

元々息子は本が好きだったので、この作戦は割とうまく行きました。

さまざまな男子校の様子が紹介されている本を読んでみた結果、これまで特に「こうしたい」と言わなかった息子から

「僕は男子校に行きたい」ということと

「〇〇という学校の名前がかっこいい」という感想を聞くことができ、その些細な言葉も受け止めて志望校選びに活かしていくことにしました。



志望校の選択基準は「どこに決まっても素敵な学校」


それぞれ素敵な特色があるよ

中学校の受験の良いところは、日程がバラけていたり、1つの学校が何回も試験を実施していたりと、結果として何校も受験できるところだと思います。

都内の男子校を一つの基準にして、

息子が名前がかっこいいと思った学校、

パパとママが考えていいなと思う学校、

偏差値的にちょっとチャレンジの学校、

ここだったら大丈夫という安全圏の学校、

全部で5校に願書を出しました。

最終的に「ここにどうしても行きたい」と息子が思ういう学校はなかったので、ゆる~く第一志望から第5志望まで決まっていきました。

ちなみに、塾の先生から「ちょっと難しいでしょうね。」と言われた学校も、受けることにしましたよ(記念受験・笑)

「絶対にここに合格したい」ではなくて、

「どこに行ってもそれぞれに楽しい中学生活が待っているね」

家族全員が思って納得している学校を並べた形です。

有名校
特色のある教育
部活が盛ん
校風が素敵

どの学校にも必ず魅力があるものです。

このうちのどこかに受かれば大丈夫と思えたことは、サポートする親としても大きな安心感につながったように思います。

一方、

「全部ダメだったらどうしよう・・・」

という不安が一瞬よりぎりましたが、「公立中学で楽しく勉強すれば良いだけ」なんですよね。

だから、

子どもの中学受験において、”失敗はない”のだと思います。

「どこに受かってもOK」という心持ちで両親がいることで、子どもが受験をするときのプレッシャーも減ったでしょうし、最終的な結果をスムーズに受け入れることにもつながったなと思っています。



すでにレールが敷かれているという考え方



「もうすでにレールが敷かれていてその子にあった学校に進んでいくものよ」

「いくら成績が良くても受験って本当に水物。だから、子供にとって一番いい学校に決まるって思ったらいいよ」

先輩ママさんからこうした言葉を度々聞いて励まされましたが、今改めて振り返ってみても本当にそうだなと実感しています。

実は、今息子が通っている学校は、学校説明会にも文化祭にも行かなかった学校です。

家族でドライブしているときに「この近くの〇〇学校もいいよね」と話題になり、立ち寄ったことがありました。

休日にも関わらず、守衛さんが親切に門を開けてくださり、校内の様子を見学させてもらえました。

グラウンドが広々としていて緑がいっぱいの学校で、グラウンドを一周走ってきた後に、息子の顔がキラキラと輝いて、楽しそうな表情をしていたなということを思い出します。

後付けに過ぎないかもしれませんが、いろんな学校見学をした中で、息子が1番生き生きしていたように感じました。

そして、ご縁があってこの学校に入学した後も、気の合う個性的なお友達に囲まれて、とっても楽しそうに学校生活を送っています。

「子どもに一番あっている学校に決まるようになっているから、大丈夫」

そんな思いを心の片隅にお守りのように持つことで、親自身が安心した心持ちを維持していることが、響きあう子育て流の中学受験、志望校選びの秘訣です。

ぜひ「どこの学校に受かっても良いんだよ」という選択肢を沢山作って、お子さんのチャレンジを温かく見守ってあげてくださいね。

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