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サッカーほど危険なスポーツはない。【祖母井秀隆】

イビチャ・オシムを招聘したとされる祖母井秀隆の功罪!?

イビチャ・オシムをジェフ千葉に連れてきた人物として、一躍時の人となり NHKの番組「プロフェッショナル」にも登場する。

ジェフ千葉でGMを務めた後、日本企業(当時株式会社インデックス)が2004年にフランスのグルノーブル・フット38(当時リーグ・ドゥ)を買収後、 2007年よりGMとして5年契約を結ぶ。
このクラブにはかつて、当時の日本代表、松井大輔・梅崎司・大黒将志が所属している。
なんとサッカーフランス代表のオリヴィエ・ジルーもこのクラブでプロのキャリアをスタートさせているのだ。
しかしこのクラブに祖母井がGM就任後、たった3年で破綻させてしまう。

選手の年棒、移籍金等のやりくりができなかったのが原因のひとつとされている。そこで祖母井から、インデックスの当時海外担当執行役員・猪野仁志にGMが交代し、財政面での改善を試みたが既に手遅れであった。
チームも同シーズン2試合を残して、フランスサッカー協会の懲罰も受け、
全国選手権(3部リーグ)へ降格となる。
現地の新聞には祖母井がクラブを破綻させた!と、書かれている。
破綻させたにもかかわらず残りの報酬を請求し、支払われたようだ。

その後、このクラブの破綻と同じくオーナーのインデックスも2013年6月27日に民事再生手続を申し立て、同年7月4日に民事再生手続開始決定を受ける事になる。
グルノーブル・フット38の破綻も当然影響しているだろう。

あのオシムの招聘を成功させたと言われている人物が(実際には別の戦略家が招聘した説がある。)フランスのグルノーブル・フット38を破綻させた事でオーナー企業のインデックスの倒産に拍車をかけたのかもしれない。

祖母井が破綻させたとされているグルノーブル・フット38は ”悪質なファール”を受け、その後アマチュアリーグであるフランスアマチュア選手権2(5部)にまで降格したが、現在はリーグ・ドゥ(2部)にまで復活を遂げている。

このクラブの今後のさらなる復活を心から願っている。

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