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<事例紹介>~サラリーマンから個人事業主へ転身した人たち         <長年働いてきたゲーム業界にて人事領域のリリーフマン型個人事業主として独立(その3)>

(その2から続きます)

<これからチャレンジする人へのアドバイス>

個人事業主に対する企業のニーズは、「何でもやってくれる人が欲しい」というもの。

営業活動を全く一から始めると時間も安定するまで時間もかかるが、相手が望んでいることをよく知っている企業や業界や自分の実力や人柄などをよく知っているクライアントであれば、営業活動の効率化が図れる。

一社目退職時も個人事業主化を検討し、その際にはやみくもに営業活動を行ってうまくいかなかった。

その時の教訓を活かし、自分が長年携わってきた業界や企業をターゲットにしたことがシニアから独立成功のポイントになった。そのためには、今の会社や業界で信頼を獲得しておくことが重要になる。

個人事業主として働くようになって時間がかなり自由になるようになり、人材育成や組織開発の専門家としてレベルアップのための読書な勉強に時間を使えるようになった。

組織に属して働くことは苦手であるが、外から組織活性化や従業員モチベーションアップの仕事に携われることは自分のやりたいことに合致しており、やりがいを感じている。

(コロナ禍ということもあったが)雇用に比べると在宅で仕事ができるようになったことも個人事業主のメリット。

また、「やりたくない仕事はやらなくて済む」「やりたくない人と付き合わずに済む」ことも個人事業主になって良かったこと。

収入面では、サラリーマン時代より良くなっている。
また、報酬額という面でも自分のサービスに対する適正な評価を感じることができ、納得感が高まったこともメリット。

もっと稼ぐこともできるかもと思いつつ営業にそれほど熱心でないこともあり、現状維持で満足している部分がある。

業務委託先では、上司部下のラインと外れた立場で仕事ができる。
そのため、かえって社員から相談を受けたり頼られたり機会が増えた。
これは想定外であったが、個人事業主として信頼されている証としてうれしく思っている。

配偶者も自分の性格をよく知っていることもあり雇用から個人事業主に切り替えることについては特に反対はなかった。

ゲーム業界で長年お世話になった人間としてゲーム業界人材の活性化に貢献したいと思っている。

仕事を行う上でこうした軸をぶらさずにいることで、周囲のメンバーからも本気度を感じてもらえ、信頼を得ている部分が大きい。

自分の軸がぶれないことは重要だと思う。
(その4に続きます)




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