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メールにはないぬくもりのあるサプライズ。

先日、サービスを利用した某企業からきた手紙に折り鶴が同封されていた。

今まで体感したことがないふわっとした触感だったので、恐る恐る開けてみたら折り鶴がころんと出てきて。

思わず「おー!」と折り鶴を手に取って眺めつつ、正直開けるまで「うわーなんだ?」と勝手に気味悪さを感じていた自分が汚れな存在に感じる…。

私もクライアントや取引先にハガキを書くし、周囲にいる経営者や起業家も筆まめな人が多い。普段はメールでやり取りをしていても、時節の挨拶や礼状は丁寧に手書きしたくなるものだ。

しかし、今回のようなプラスαの手紙は初めて受け取った。

よく見れば「今後のご健勝をお祈りして」折り鶴を送ります…とある。

「ご自愛ください」「ご健康をお祈りいたします」とつい締めてしまいがちだが、それがいわゆる定型文であることは誰もが気づいている。心がこもっていないとまでは言わなくても、手紙のひな型であることは受け手も承知だ。

そんな承知ラインを越えた、折り鶴という形で表されることの圧倒的な存在感。

これは印象に残るよね。


折り鶴は縁起物でもあるから、相手の健勝だけでなく幸運も祈ってもらえているような気がしてとってもハッピーな気分になった。ひとつの企業戦略だとしても、この秀逸なアイデアを考えた担当者はすばらしいと思う。

ささやかながらほっこりするサプライズができる人って素敵だ。

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