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欧州縦断記 なんて素敵なクロアチア③

聖おばあ修道院から出発する日。
シスターおばあは終始モンハン語だけど、改めてできる限りのお礼を伝えた。指さし会話帳でありがとう、が伝わったのがうれしかった。

聖おばあ修道院内部。緑がたくさん。落ち着きます。

初日から宿無しで泣きそうだったけど、こんな経験ができたのは
本当にありがたいことでした。

聖おばあに別れを告げ、ヴィス島へ向かうために港へ。

このフェリーでヴィス島へ。結構でかい。
ぱかっと開いて車もイン。

1時間くらいだったかな、気持ちのいい天気の中、デッキで海風にあたっていたら、もうヴィス島の港が見えてきた。

アドリア海は穏やかな海なのかも。
はるか対岸は、イタリア半島?
ヴィス島がすぐそこに!
ヴィス島の港。こじんまり。

ヴィス島の港につくと、ホテル(いや旅館というべき?)の人達が、
客を取りに出迎えに来ていた。
タクシーの客引きはいろんな国であるけど、
ホテルもそういうのあるんだ、、って勉強になった。

ヴィス島はそこまで観光地化されていなくて、
英語あまり通じず、モンハン語(クロアチア語!)主体。
ドブロブニクで宿無しを食らってたから、笑顔が素敵な客引きマダムについていってみた。

のどか!そしてアジア人相当めずらしいのか見られまくる。
宿の共有スペース。

宿に案内されたら、共有スペースでイタリア人の二人組がいて、
目が合うなり速攻で話しかけてきた。

オゥ、ガーイズ!どっからきたん?アジア?珍しいwww
こんなテンション。この入りでもうイタリア人好きになった。笑

日本だよ、というとクールだ!とかなんとか言って褒めてくれた。
彼らから学び、初めて会う人の出身地を聞いたらどこであっても褒めたたえることにしてます。笑

こんなとこで日本人みたことないよ、なんでこんなとこきたの?

日本人だからこういうとこ来たことないんだよね、だから来た!
って返したらなんかウケてた。笑
笑ってくれたらうれしいもんです。

港を散歩。絵になるねー。

この二人に限らず、イタリア人は基本的に明るくてひょうきんで絡みやすいのでとても好きです。ドミトリーとかで一緒だったらうれしい系。

このヴィス島は、「青の洞窟」という場所に向かう拠点の町で、
たぶん宿泊する人はみんなそうなのかなー?という感じ。

青の洞窟は、海岸の岸壁を刳り抜いたような形で、1日の決まった時間だけ
光が差し込んで、海水がとてもきれいに見える。そんなところです。
いってみたかったんだよね!

小舟で青の洞窟へ。あたまぶつけたら死にそう。
暗い&小舟揺れるので画質終わってる
これは体験しないと綺麗さがわからないかも。。

幻想的。みたことがない景色です。小舟にいた誰もが歓声をあげていた。
小舟だから揺れるし、洞窟は暗いしで写真では魅力が全く伝わっていない。
海底まで透けて見えるほどの透明度と青さなので、一見の価値、あります!

ヴィス島で散歩していると、よほどアジア人が目に付くのか、めっちゃみられるし子供には話しかけられまくる。
キッズに指さされて笑われたり、「だるまさんが転んだ」的にプチストーキングされたり、なかなかそっとしてくれなかった。笑
(ちょっと差別アクションもあってそこは寂しかった)

ショートツアーを終えて、ヴィス島に戻る。
この島は海がとても美しい。もちろん泳ぎました。

そしてお待ちかね、島ごはん!
でもメニューがクロアチア語しかなくて、超困った。笑
名に書いてあるかわかんないから、南無三オーダーする?
とか二人で相談してたら、スロヴェニア人のご夫婦が声をかけてきた。

「珍しいお客さんだね、何かしてあげられることはあるかな?」
この人英語通じるー!!thank you so muchの嵐でした。笑
イケオジの旦那さんが超優しくて、英語もゆっくり目に話してくれるし、
奥様は英語はあまり、という様子だったけどずっと笑顔を向けてくれて。
旦那さんがメニュー表を上から下まで全部訳して教えてくれました。

その中で、「カラマーリ」という音がわからなくて。
当時ネットですぐ調べるとかできないから、「カラマーリってなんすか?」
と質問したら本当親切に教えてくれました。
「タコに似ているが白くて触手も多くて、、」
イカか!!

ツナのステーキ レモンが抜群にあう。
カラマーリ(イカ)名前一生忘れないね。てかsquidじゃ通じなかった。最高においしい。
タコのオリーブオイル和え。

私たちの次の目的地は、奇遇にもスロヴェニア。
それをスロヴェニア人のご夫妻に伝えたら、大喜びしていた。
「私たちの国は人口も少なければ国土も狭いし、歴史的にも無名なのに、遠い日本から観光にきてくれるの?なんて光栄なんだろう!」

旦那さんは超テンション高くなって、スロヴェニアの観光地を
ありったけ紙に書いて教えてくれた。
「レストランはここがおいしいし、そうだ、連絡してくれよ、向こうでディナーしようじゃないか!!」
そういってメールアドレスも教えてくれました。

でもこのメールアドレス、読めなかったんだよね、、、、、今でも残念。

両サイドがスロヴェニアのご夫妻、いい人すぎ!

スロヴェニアのご夫妻とバイバイして、
この日はヴィス島でもう一泊。翌朝からはまる一日かけて移動。

最初はスプリットも観光予定だったけど、いろんな人から
「ドブロブニクみたならスプリットはスキップしてもいいんじゃね」
と言われたので素直に経由のみ。

クロアチア旅行は実質ここまでで、スロヴェニアへの大移動。

南からドブロブニク→ヴィス島→スプリット→リエカ→スロヴェニアへ。遠い。。
朝焼けのヴィス港。静かでよかった。

ヴィス島→スプリット、
スプリット→リエカ。
ここの記憶が全くなくて、日記帳にも何も書いてない。笑
たぶん疲れ果てて寝てたんだろうな。。
おそらくバス移動だったはずです。

クロアチア北部、リエカの鉄道駅。
20:45 リュブリャナ(終点ミュンヘン)行でスロヴェニアの首都、リュブリャナへ。
この列車でいざ、スロヴェニアへ!

クロアチアは本当に再訪したい国の一つ。
プリトヴィッツェも行ってないし!
初の欧州がクロアチアだったのは本当に正解だった。

次回、スロヴェニアに入ります。

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