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「自分に自信をつける」ために「ダメな自分を認める」 〜最初の一歩を踏み出すために〜

こんにちは。奥田健三です。

先日、公式ラインアカウントにご質問をいただいたので、今回は自分が考える「自分に自信をつける方法」について書いてみます。

ご質問をいただいた人の心に届けばとても嬉しいし、他の誰かのためになったとしたらこんなに喜ばしいことはありません。

「自分の足りない部分」をおぎなう形で自信をつける方法

「自分に自信をつける方法」

と聞いて最初に思ったことは「自分のダメなところ」を修正したり、足りない経験や知識や資格を身につけたりすることによって自信を手にする方法でした。

人付き合いが苦手な自分を克服したり
飽きっぽい自分が何かを続けることで物事を成し遂げたり
何かのスキルを手にしたり
何かの資格を取得したり
実績を積んでみたり

そうやって「自分に足りないもの」や「自分に欠けているもの」をおぎなうことができれば、自分に自信がつくのではないか? と考えたのでした。

とはいえ(もちろんこの方法で自信を持つことができれば素晴らしいのですが)、自分に欠けているものを補おうと一生懸命努力しているのに全然自分に自信を持つことができない場合も多いんじゃないかなって思うのです。

苦手な人付き合を克服しようとしたり、いろんな資格をとろうと努力したり、様々な本を読んでみたり、積極的に行動したりしてみたけれど、相変わらず自分に自信を持つことができない。

そんなことがあるよねっと思った時に「自分に自信をつける」ためのもう一つの方法を思いつきました。

その方法が「ダメな自分を認める」ことです。

ダメな自分だから自信が持てない?

いきなり「ダメな自分を認める」と言われても、なぜそれが自信を持つことにつながるのか? よくわからない方もいらっしゃるかもしれません。

ダメな自分だから自信が持てないんじゃないの?

そんな声が聞こえてきそうです。それをダメな自分をそのまま放置して認めてしまうことで、なんで自信を持つことにつながるのか?

そこには何か発想の転換が必要なのです。

自分に自信が持てないときの心境

自信が持てないときとはどういった心境なのでしょうか?

自分に自信が持てないときは、今の自分を認められないとか、このままの自分ではいけないと思っています。

自分は真面目じゃない
自分はみんなが当たり前にできることができない
自分はあれができないし、これもできない
自分は資格を持っていない
自分には経験が足りない

そんな自分のできないところ、ダメなところ、足りないところをみつけて、それを変えなければ、なおさなければと思う。

自分が最初に思いついた足りないところをおぎなうアプローチはまさにこの考えから生まれた発想で、ダメなところ・足りないところを変えることで、自分に自信を手に入れる方法でした。

でも、よくよく考えてみると、自分を変えるなんてそう簡単にできることではありません。ましてや自分が苦手なことであったり、足りないと思っていることを変えるとしたら、それこそ難しいでしょう。

なのでいつまでも変わることができずに、自信が持つことができない。そんなループにハマっている人も多いのではないでしょうか?

自分が足りないことやできないことにはキリがない

自分ができないこと、足りないことに焦点を当てると、それはどこまでいってもキリがありません。

自分はこんな悪いところがある
自分はこれができない
自分はこんな資格を持っていない
自分はピアノが弾けない
自分は泳げない
自分はフルマラソンを完走できない
自分は絵が書けない
自分は将棋で藤井聡太二冠に勝てない

自分ができないことは見つけても見つけても、また新たなできないことが見つかります。運良く何かのタイミングで、自分ができることを認めることができたとしても、しばらく経つとまたできないことをが目につき始める。

そして果てしない「できないこと探し」の末に疲れ切ってしまいます。

普通の人ができることができないから自信が無い

そう書くと「自分は普通の人ができることができないから自信が無いのです」とおっしゃる方がいます。

確かに多くの人ができることが自分にできなければ、自信を持てなくなるのは仕方のないことなのかもしれません。

でも、これもほとんどの人にとって当てはまると思うのですが、何かは必ず「普通の人ができるのに自分にはできないこと」があるはずなのです。

それは人によっては後片付けなのかもしれないし、
字が汚いことなのかもしれないし、
人とうまく付き合えないことかもしれないし、
何事も続かないことかもしれません。

普通の人とは何か? それも曖昧なままでは、これまた自分のできないこと探しの深みにハマってしまいます。

できることしかできない

そうやってできないことに目を向けている人は、なんだか自分ができることが小さいことのように感じているのかもしれません。

でも、人間誰しも「できることしかできない」のです。

できないことはできない、だからできることをやるしかない

私自身もそうでしたが、自分に自信が持てないときは、何か自分ができないことをできるんじゃないか?っと淡い期待を抱いてしまっています。

そりゃ努力すればできないこともできるようにはなるのですが、自信が持てないときに限って、なぜか常に自分ができないことをやろうとする傾向があるように感じます。

今の自分が認められないのです。

だから自分にできないことを求めて、自信をなくしてしまう。

できないことはできません。

そんな当たり前のことを考えられず、できないことをやろうとして、自信をなくしてしまう。

ダメかもしれない自分を認める

自分に自信を持てるようになろうと思ったら、逆説的ですが今のダメかもしれない自分を認めてあげることからスタートするのです。

やっぱり、できることしかできないんです。

今のダメだと感じる自分にできる一歩は本当に小さいことなのかもしれません。こんなことやったってしょうがないと思うことなのかもしれません。でも、その今できる一歩を踏み出すことができれば、自信は自然とついてきます。

あなたから見れば、今の自分が踏み出せる最初の一歩は本当に小さいものなのかもしれません。でも、ダメな自分を認めることでしか、その一歩は踏み出せないのです。

そして、その踏み出した一歩は大いなる一歩なのです。

失敗することもあるでしょう。
周りから馬鹿にされることもあるかもしれません。

ダメな自分を認めて自分にできることをやったその一歩は自分にできないことに焦点を当てて一歩も踏み出せずに自信をなくしている過去の自分と比べれば大きな進歩です。

どんなにダメでも、どんなに小さくても

自分のダメさも、小ささを認めて、できることをやれば、自然と自信はついてくるものなのです。

私は「自分に自信をつける方法」は「ダメな自分を認めること」から始まるのだと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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