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自分の恥と受け手の器量

新しい検索サービスを使うことになったので、その説明会があった。今までとは各段に色々な調査が素早くなり、とても素晴らしいことだ。さっそく使ってみようと思い、調べ物をしたところ、本来出るはずの機能が出ないという事象があった。

担当する事務局にそれを聞いたところ、すぐに解決した。非常に初歩的なところの設定だったので、色々といじっていれば自分でもわかるくらいのものだった。これは恥ずかしいなと思いつつ、対応して頂いた人に謝罪とお礼を伝えた。

すると、事務局の人も気を遣ってか、「こうしたことを周知しなければならないことがわかったし、設定によって機能が上手く作動しないこともわかった」とコメントくれ、さらに「他の利用者にも参考になるので、共有してもよいか」ということだった。

たしかに初歩的なことに気が付かず、自分と同じような状態に陥る人もいるだろうなとは思った。自分ひとりで解決していれば、こうしたことを共有する機会もなかったかもしれない。上の質問への回答はもちろんYesである。むしろそういってもらえて、こちらも浮かばれる思いだったし、他の人の役に立つならば個人の恥など高が知れている。

こうしたことをフラットに言い合えるためには、やはり受け手が重要だと思ったし、やり始めたばかりのことでわかりにくい点をクリアにしていくためには、ユーザー側からの意見が必要なこともよくわかった。あまり無知をさらし過ぎるのもどうかと思うが、疑問に思うことはどんどんオープンにしていくべきだと思うし、逆にこちら側が熟練者だった場合は、そのような質問を蔑ろにしてはならないと再認識させられる出来事だった。

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