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愚者のイメージ

愚者は愚か者と書きますが、本当に愚か者なのかなぁ?と。
無鉄砲、考えなし、奔放。。。言葉からすると、あんまりいいイメージではないかもしれません。

ステラタロットの愚者のカードは、伝統的なタロットカードと同じようにシンボルが描かれておりますが、もっと爽やかな印象が私にはあります。

ステラ薫子先生の解説書では
理論や現実よりも直感を大事にして、自分のやりたいことを行動に移しなさい。という宇宙のメッセージが書かれています。

愚者は大アルカナの0番、はじめのカード。人生の始まりです。
赤ちゃんは、好奇心旺盛で、大人たちの心配を他所に次々と気になるものを触ったり、舐めてみたり、思うままに行動しながら、経験値を積んでいきます。

愚者のカードもいい天気に誘われて、気ままに旅立って行く若者を描いています。右手には少しの荷物と左手には気に入って摘んだであろうお花を持っています。そして、足元には「足元!気をつけて!」と言わんばかりの犬が一匹。その足元は、一歩間違えれば転落しそうな崖のようですが、当の本人はどこ吹く風、危険を顧みず飛び出して行きそうです。

愚者のカードから私が受けるインスピレーションは、何事もやってみなければわからない、それならやってみよう!
直感に従って、これからの人生を好奇心のおもむくまま楽しんでいく。
自分の可能性を信じて突き進む。
問題点というところでいうと、経験がなくまだ不安定。未熟。考えが浅いなどが考えられますね。
しかし、未熟なこともあるけれど、失敗は失敗ではなく、成功への通過点。
失敗が多いほど、それだけの経験を積んでいる。そういうこと。

愚者のカードは、愚か者というより、勇者のたまごといったところでしょうか。



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